ホンダのハイブリッドの仕様を解説
大切な3つのシステム
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ホンダの車種に占めるハイブリッド率は約6割だ。
続々とハイブリッド車が発売され始めている。
そこで、大切なハイブリッドのシステムを解説して行こうとおもう。
ホンダのハイブリッドとはそもそも何なのかを理解してもらいたい。
ホンダのハイブリッドには、3つのシステムがある。
ハイブリッドと言っても各メーカーによって特徴が異なってくる。まずは、
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■代表格のフィットハイブリッドで解説してみよう。
この車種のハイブリッドは、「スポーツハイブリッドi-DCD」と呼ばれる。
特徴は小型車に最適なシステムで、1モーターハイブリッドだ。
1モーターハイブリッドのメリット |
・小型車でも、1モーターなので室内が広い。
・2モーター並みの燃費を実現している。
・走りにこだわったガソリン車以上の加速。
どのようなハイブリッドシステムなのか。
発進時 |
信号待ちなどでの、停止からの最初のスタートはモーターからの発進である。
非常に滑らかな走りを体感できる。
加速が付き始めたら |
渋滞がなく、スムーズに走れる道路。
夜間や早朝など比較的に空いている場合には、
力強い走りをモットーに、ガソリンパワーで主に走行して、さらにモーターでも、アシストして燃費向上につとめる。
高速運転 |
高速運転は、比較的にはパワーを引き立てるガソリンで走行。
通常のガソリン車でも、高速運転は燃費が良いので、あまりモーターは活躍しない。
車庫入れでバックギアを使う時 |
これは体感した事だが、初めてフィットハイブリッドに乗ったときに驚いた。
モーターのみで走行してくれる。状況により、エンジンが掛るのだ。
トヨタハイブリッドとホンダハイブリッドの違い |
ところで、
■競合のトヨタアクアは2モーターなのに、フィットハイブリッドはなぜ1モーターなのか。
答えは、明らかだ。
□ホンダのこだわり “広さ” を優先している
モーターが増えれば増えるだけ燃費が向上する。
実際にはJC08モードではアクアの方が勝る。
しかし、室内の広さ(特に後部座席とラゲッジスペース)を比べると違いがわかる。
やはり、1モーターのフィットハイブリッドの方が広い。
後部座席に座らなくても、見るだけでわかるレベルである。
ここに、ホンダのこだわりが感じられる。
「人の為のスペースは広く作る」である。
しかし、2モーターのアクアに燃費で大敗しているわけではない。
フィットハイブリッドは、1モーターでありながら、7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を採用。
これにより、2モーター並みの燃費を達成。
アクアとの、燃費の僅差はこのおかげである。
DCTを簡単に説明すると、
MTとATの良いところを取り入れたトランスミッションの事だ。
燃費も良く、パワーもあるのだ。
これがホンダのハイブリッドである。
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