車の住所変更届はつい忘れがちで、方法が一般的にはあまり知られていない。ここでは簡単に出来る住所変更の方法を解説している。
4月は引っ越しシーズンである。
自宅の住所変更はもちろんの事、以外に忘れがちなのが、
マイカーの住所変更だ。
「手続きが大変そうだから、いいかなあ」
との声が良くあがる。
ここでは車の住所変更について、
押さえておきたいポイントを解説して行く。
引っ越しを考えている方や、
引っ越しをして車の住所変更をすっかり忘れていた方などに
参考にしてもらいたい。
なるべく解かりやすい解説して行く。
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ベストな住所変更届方法
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車の住所変更には、新車や中古車を購入した時のような書類が必要になる。
土日休みのユーザーでは、自分自身での手続きが大変である。
車庫証明の提出の警察署や、ナンバー変更の陸運支局も土日が休みだからである。
しかも、代行で手続きをお願いすると、軽く数万円は掛ってくる。
代行費用の相場
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■車庫証明費用
新しく引っ越した場所で、再度車庫証明が必要だ。
平日に提出、受け取りと2度にわたり、管轄の警察署に出向く必要がある。
車庫証明費用(場所にもよる)2,600円~2,800円
・代行費用
10,000円~20,000円
■ナンバー、車検証変更
実際に陸運支局に車両を持ち込んでの変更。
手続きは、簡単であるが提出書類作成が面倒だ。
・変更費用
約3,000円
・代行費用
10,000円~30,000円
よく、ナンバー変更しないで乗り続けるユーザーがいるが、最低限必要なの物は、
1、自動車税の郵送先を変更
これは、毎年4月末から5月上旬に通知される納税証明書である。
同封されているハガキに新しく住所を記入して返信かインターネットでの変更で、
翌年からの自動車税納付書が新しい住所に届く。
2、任意保険の住所変更
ご加入の任意保険会社に連絡するだけで済む。
最低限、この二つは届け出してほしい。
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販売店に車の住所変更をお願いする場合に必要な書類
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■店に依頼をする場合の住所変更の必要書類
【所有者と使用者が同一名義の場合】
・住民票 =発行日から3ヵ月以内
・委任状 =所有者の認印の押印がある物
・車庫証明書=発行日から1ヵ月以内
・車検証
車の住所変更届をしないとどうなるか
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■注意点
住所変更をしていないでいると、乗っている車を売却するときに面倒が生じる。
引っ越しが1回ならば売却書類に住民票を加えるだけで平気なのだが、転居を繰り返していると、
車検証の住所と現在の住所が繋がるまで必要なので、戸籍や付票などを揃えないといけないのである。
やはり、2回以上の引っ越しがあるならば、しっかりナンバー変更までしておくことをお薦めする。