FCV(燃料電池自動車)普及の為にホンダ・トヨタ・日産が共同で水素スタンド運営の為に最大で60億円の援助をする事を発表した。現在トヨタがFCV「ミライ」を販売開始している。ホンダも年内には販売開始予定となっている。この事からFCVに対する注目が高くなってきている。
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FCVについて聞きなれない方も多くいると思うのでまずはどのような車かを簡単に解説して行く。
「水素」「酸素」の化学反応により起こる発電した電気エネルギーを使いモーターを回して走る、燃料電池で走る自動車の事だ。
ガソリン車はガソリンスタンドで補給するように、FCVは燃料である「水素」を水素ステーションで補給する。
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水素スタンド運営でホンダ・トヨタ・日産が支援
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燃料電池車は水素で動く自動車だ。
ただ、この水素ステーション(ガソリンスタンドでガソリンを補給するが、その水素バージョンの事)の開発が課題になっている。
FCVを導入初期は台数も少なく水素が補給できるスタンドも当然少ない。
稼働率が少なく採算がとれない為、一気に普及し辛い。
この為、大手自動車メーカー、ホンダ・トヨタ・日産が協力して3社で、インフラ整備の為の資金を援助するとの発表があった。
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FCVは普及するのか
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水素スタンドを建設するのに、1箇所当たり5億円前後掛ると言われている。
運営にも年間4,000万円前後掛るのだ。
その為容易にはに建設、運営出来ずに現在は全国に23カ所となっている。
ホンダらは水素スタンド、1基当たり年間最大1100万円を上限に運営費の3分の1を負担する。
運営費用な為、人件費や修繕費などが対象となる
2020年ごろまでに100基程度の運営支援を想定してのサポートとなる。
ホンダ・トヨタ・日産は均等に援助をするわけではない。
支援金はFCVを投入する時期や販売台数に応じるとしている。
ホンダは今年中にFCVを販売開始する。
トヨタが「ミライ」を昨年12月に国内で投入している。
日産は未定だが早ければ2017年の販売開始を目標にしている。
この為、普及はまだ数年先になるがさほど遠いわけではないだろう。
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