フィット/ハイブリッド VS アクア VS デミオ【比較】

マツダデミオ

フィットのライバル車種、競合であるトヨタ「アクア」とマツダ「デミオ」の比較をしている。どの車種が良い車なのか。走りの性能や、スポーティさ、エンジンや燃費、使い勝手など細かく整理している。是非参考にして頂きたい。


FITとAQUAとDEMIOどれが良いか

ホンダのフィットは毎月、毎月安定した売り上げ台数を叩きだす。


いうなればホンダの秀才カーだ。


小回りも効くし、ブランド力も長く


知名度もある車種だ。


特長は2つの排気量の異なるガソリンエンジンと1.5Lエンジンをベースにしたハイブリッドをそなえている。

現行車は3代目となる。改良に改良を重ねられた優等生車となる。


まずはフィットの良さをとことん解説して行こう。

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FITのセンタータンクレイアウトは独創的。

使っての良いラゲッジスペースは、カップルでも、多趣味のユーザーも、ファミリーにもよくマッチする。


3代目となる現行車はデザインだけでなく、メカも大幅に改良されているのだ。

広く、快適なキャビンも調子良い。


【パワーユニット】は3タイプを用意している。


1、アトキンソンサイクルの1.3L

2、そして直噴の1.5Lガソリンエンジン。

3、ハイブリッドはさらに1.5Lエンジンにモーターを組み合わせている。


【ミッション】


ガソリン車はCVTが基本となる。

RSは、6速MT

13Gは、5速MT

フィットハイブリッドはデュアルクラッチの7速DCT


【フィットハイブリッドのインパネ】


Fパッケージ以上のグレードでは助手席側にソフトパッドパネルを装備しているのが丁寧だ。


【ラゲッジスペース】


センタータンクレイアウトを採用。

これにより後席前倒し時に床面がフラットになり、荷物が沢山積める。


【居住性】


広さを常に追求してきているフィット。初代の頃から今までずっとだ。

今回3代目の現行車も居住性はそのまま追求している。

後席座面を跳ね上げれば背の高い荷物を収納できる。

 

フィットとアクアどちらが上か

 

アクア特別仕様車XURBAN“Solid”
アクア特別仕様車XURBAN“Solid”

フィットの最大のライバル車は

ガソリン車ではデミオ。


ハイブリッド車ではアクアになる。

それぞれが大変人気のある車種で超メジャー


順番に性能などを比較して行こう。

まずはフィットVSアクアだ。

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街乗りではアクアハイブリッドの方が燃費が良い。

トヨタのアクアはどのような車種なのだろうか。

簡単に特長を解説すると


全グレード1.5Lエンジンベースのハイブリッド専用車だ。

74ps/11.3kgmのエンジンモーターを組み合わせる事でJC08モードは37.0km/Lを誇る。

尚、システム出力は100psだ。


世界トップレベルの低燃費をうたうアクアハイブリッド

JC08モード燃費:37.0km/Lだ。


対するフィットハイブリッドは36.4km/L。

若干ではあるが、アクアハイブリッドに軍配が上がる。


フィットハイブリッドではモーターの出力を増やしたフィットの1モーター式ハイブリッドシステムは瞬発力が鋭い。


そしてモーターの守備範囲も広くなっている。

静粛性でも上回っている。


燃費では劣っているフィットだが、実際に走ってみると1モーター式ハイブリッドシステムが生きている事を体感するはずだ。


パワフルな走りはフィットの方が上だと実感するので是非比べて頂きたい。

7速DCTがキレの鋭い走りを演出してくれるはずだ。

特に高速道路では大きな違いを見せつける。


燃費:アクア○

走り:フィット○


室内などの広さではどうだろうか


アクアもキャビンは広くとても使い勝手が良い。

後席も広く良い。ラゲッジスペースも広くて良い。

ラゲッジスペースも実用的でとてもよく考えられている。


しかし、フィットと比べるともう一ひねり欲しいところだ。

フィットの良さは、センタータンクレイアウトになっている点だ。

これが強みになっている。


アクアにはもう少し室内の高さが欲しい。

解放感で比べてしまうとフィットの方が半歩ほど上に感じる。

 

広さ:フィット○


ハンドリング操作


スポーティな走りを求めるならフィットのSパッケージが一番だ。


また乗り心地もフィットだろう。

ロングドライブに持ち込めば実感するはず。

フィットもアクアもどちらも、切れ味鋭く、警戒にスポーティに走る。

ハンドリングと言う観点では同格だがスポーティさを求めてしまうとフィットだろう。


ハンドリング性能:引き分け

 

フィットとデミオどちらが上か

 

まずデミオの特長から。


1.3Lのガソリン車の出力は92ps/12.3kgmだ。

6AT車の燃費は24.6km/Lとフィットに近い仕様になっている。


価格ではフィットよりも高い設定にしている。

マツダの自信作だ。

デミオはスポーティーな車だ。

フィットのガソリン車では、デミオが最大のライバルになるだろう。

スカイアクティブテクノロジーを搭載したのがデミオだ。

マツダのスカイアクティブテクノロジーとは?

名前からして凄いが、このスカイアクティブテクノロジーとはマツダの新世代クリーンディーゼルエンジンの事だ。地球環境によく、ディーゼルエンジンの長所を最大限に活かす。


とにかく、低燃費が売りだ。コンパクトカーならではの軽快なフットワークを邪魔しない。

小さなディーゼルエンジン仕様である。


走りはどちらが上か


フィットとデミオの1.3Lエンジン同士で比較すると

実用域のトルク感とキレの良さではデミオの方が上を行く印象を受ける。

パワフルな走りと、滑らかな走りでは若干フィットが上を行く。


燃費は

・フィットが13GFFで26.0km/L

・デミオはXDが26.4km/L

実燃費では同格に思える。


走り:引き分け

燃費:デミオ○

広さ


キャビンなどの広さで比較するとしたらリードするのはフィットの方だ。

デミオはどちらかと言うと、誰もが運転できる車種と言う印象を受ける。


フィットは使い勝手の良さが売りなのだ。

デミオの後席とラゲッジルームは、今一歩の広さだ。


せめて小物周りの収納にもこだわって欲しかったがフィットには及ばない。


しかし、広さで劣るデミオだが、廉価グレード設定もあるし、スポーティな走りで誰もが楽しめる性能を身に着けている。


そういう意味ではスポーティ感ではデミオ。

総合的にはフィットだろう。


広さ:フィット○

スポーツ感:デミオ○

主要諸元 フィットハイブリッド アクア デミオXD

全長×全幅

×全高

(mm)

3955×1695×1525 3955×1695×1455 4060×1695×1500

ホイールベース

(mm)

2530 2550 2570

車両重量

(kg)

1080 1080 1130
パワーユニット 直4 DOHC1496cc+モーター 直4 DOHC1496cc+モーター
直4 DOHC1498ccディ―ゼル+ターボ

エンジン

最高出力

110ps/6000rpm 74ps/4800rpm
105ps/4000rpm

エンジン

最大トルク

13.7kgm/5000rpm

11.3kgm/

3600-4400rpm

25.5kgm/

1500-2500rpm

モーター

出力

29.5ps/16.3kgm 61ps/17.2kgm
-
JC08モード燃費 36.4km/L 37.0km/L
26.4km/L
価格 169~222万1000円

176万1382~

200万7818円

178万2000~

197万6400円

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