新型セレナの最新情報。自動運転システム搭載。遂にフルモデルチェンジ。発売は2016年9月。スハイブリッドは2017年3月誕生。燃費は16.5km/L(G)/ハイブリッドは24.0km/Lオーバー。
新型セレナについて
新型セレナは2016年9月発売!!
5ナンバー市場ではモデル末期とは言え、
人気のある車種、そして日産の優秀車であるのがセレナだ。
次期モデルは新型ハイブリッドシステムを積むだけあって
多くのユーザーに期待をされているミニバン。
年間ベストセラーの常連だ。
5ナンバーミニバンで不動のNo,1を堅持している。
そのセレナがフルモデルチェンジを行う。
デザインはキーコンセプトで5ナンバーサイズはキープする。
しかしその中身は大きく変わる。
新型の発表は2016年8月下旬、発売は9月上旬だ。
しかしストロングハイブリッドは1年遅れで2017年3月となる。
この背景には下記の事がある。
トヨタヴォクシー系のフルモデルチェンジと、
ホンダのステップワゴンのフルモデルチェンジだ。
さらに、ステップワゴンではハイブリッド誕生もありここでセレナにも大幅な改良が欲しいところ。
2016年9月に遂にフルモデルチェンジで新型セレナへと生れ変る。
新型セレナのエクステリア
全てのミニバンに言える事だが
最近のミニバンはスポーティになって来ている。
新型セレナも例外ではない。
時期セレナも今まで以上にない程斬新なデザインへと生れ変る。
【フロントマスク】
・ライトを上下に分割したような印象になる。
・フェンダーデザインはしっかり感がある物になる。
・ハイウェイスターは個性的なリアスポイラー採用。
・サイドフォルムは大型のスライドドアを採用し、荷物を入れたり乗降が楽になる
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ここに注目したい!
ストロングハイブリッドが1年遅れで発売される新型セレナ。
遅いのでがっかりされる方もいるだろうが素晴らしい機能がプラスされる。
【高速道路を自動で走れるシステムが初めて採用される】
この自動走行機能。
渋滞時の自動停止、自動発進そして他のカーブも自動で曲がる画期的なシステムだ。
【新型セレナの問題点】
現行車種の方が良いのではとの声も挙がっている。
新型セレナは低床化し、乗降性、走行安定性を向上させて来る。
すると、今までの多彩なアレンジシートが失われる可能性があるのだ。
現行ではシートの長いスライドレールなどが車両重量を増やしている。
シンプルにすれば重量と価格が下がるのだ。
重量を下げる事により燃費が上がると言われている。
半自動運転をセレナに採用
現在販売されている、先行車追随クルーズコントロールの機能は「停止」までは行ってくれるが、再スタートまでは出来ないのだ。
しかし新型セレナに搭載される機能は大幅に改善されている。
自動運転のシステムはアクセルとブレーキ操作はほぼ車が自動で行ってくれるのだ。
クルーズコントロールがセット可能な車速までハンドルの操作を連続して行う事が可能だ。
(メーター読みで110km/h程度)
・先行車がいれば減速
・先行車の速度が上がるとドライバーが設定した
速度までの範囲内で速度を自動的にコントロール
確かに高速道路での走行も同じスピードで運転するのも飽きがくるし、一番燃費の良い90km/L前後を保つのは難しい。
渋滞の運転もブレーキの繰り返しで事故を起こしやすい。
渋滞では、前の車が停車すれば止まる。
動き出せば前進してくれるのだ。
画期的なシステムを搭載したセレナの誕生となる。
快適な2列目キャプテンシートが欲しい。
セレナの弱点は広い室内でありながら快適な2列目キャプテンシートが無いところだ。
フルモデルチェンジではここの部分にもメスを入れて来るとの事だ。
さらにセレナにはハイブリッドの設定もない。
セレナの燃費も現在は12.6km/L~16.0km/L
対するヴォクシ―/ノアはハイブリッドも含めると
14.0km/L~23.8km/Lだ。
ステップワゴンは15.0km/L~17.0km/L
これにハイブリッドが追加されるのだ。
フルモデルチェンジされ新型になるセレナには燃費の課題も浮き彫りとなっている。
現行セレナハイブリッドはハイブリッドシステムではない
現行セレナにもハイブリッドタイプある。
例えば、ハイウェイスターGSハイブリッドなど。
しかし、このハイブリッドシステムは一般タイプのHVとは異なるのだ。
セレナハイブリッドはS-HYBRID(スマートシンプルハイブリッド)を採用している。
これは一言でいうと簡易な補助ハイブリッドであって、一般タイプのハイブリッドシステムとは異なるのだ。
スマートシンプルハイブリッドは補助カテゴリーに分別される新カテゴリーのハイブリッドシステムだ。
特徴は
減速時の運動エネルギーでバッテリーに電力を蓄える。
それをECO モーターによる加速時のエンジンの補助駆動力に使う。
また、エアコンやアイドリングストップ、電装品などにも再利用する。
セレナハイブリッドの課題
セレナハイブリッドには課題がある。
一般的なハイブリッドシステムを導入するには車のパーツにお金を多く掛けなければならないのだ。
特にバッテリーなどに使われる金額が車両本体価格を跳ね上げてしまう。
さらに、ハイブリッドシステムを導入すると室内空間を狭めてしまう難点もあるのだ。
現行のセレナハイブリッドは、【ハイブリッドなのに広い室内空間】を謳っているがこれはスマートハイブリッドだから出来るのだ。
現在ハイブリッドに向けて開発を慎重に進めている所だ。
もちろん、ハイブリッドを導入しても広い室内空間は維持してくるだろう。
燃費はどうなるのか
ライバル車種のノア/ヴォクシーに対抗した燃費になる。
ノア/ボクシーのハイブリッド燃費は23.8km/Lだ。
新型セレナの燃費は当然その上を行く。
JC08モード燃費は24.0km/Lとなる。
ハイブリッドエンジンの性能
新型セレナのエンジンは、
1.2Lで発電用に使うシリーズ式ハイブリッドである事が最大の特徴だ。
今年にノートがマイナーチェンジを行うがそこに使われるハイブリッドシステムが搭載される
JC08モード燃費が24.0km/Lになりノア&ヴォクシーを凌駕する。
エンジン出力はエンジンが小さい為79psと低い。
しかしリーフ同様に協力なモーターが組み合わされる事で
EV走行時間を増やし燃費が向上している。
また搭載されるバッテリー(リチウム)も1.7~1.8kWhと大きくなっている。
バッテリーが大きくなると居住性に支障を来しそうだが
そこは大丈夫だ。
新型セレナはハイブリッドととしてベースが作られているので
前席下にバッテリーが収納される。
所でステップワゴンハイブリッドの動向も気になる所だ。
まだ発売の情報もなく燃費も不明だ。
新型セレナハイブリッドとバッティングする車種なので気になる所だ。
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セレナフルモデルチェンジのまとめ
最大のトピックはハイブリッド搭載車の設定。
1.2Lエンジンで発電に使うシリーズ型ハイブリッドとなる。
JC08モード燃費は24.0km/Lとなり
ライバルのトヨタノア&ヴォクシーの23.8km/Lを上回る。
プラットフォームも新世代CMFに一新する。
居住性が広くなる。
【自動運転システム】
自動運転システムの第一歩となるパイロットドライブ1.0を搭載する。
高速道路の単独レーンに限ってアクセルとブレーキを自動で運転する。
渋滞時には
前車に合わせて自動で止まってくれる。
走り出すと自動で追随する。
【アダプティブクルーズコントロールとの違い】
停止後、一定時間以内でしか自動的に再スタートしないなどの制約がない点だ。
そしてハンドル操作も行ってくれる。
つまり半自動運転となる。
▼新型セレナハイブリッド(フルモデルチェンジ)主要諸元表
全長×全幅×全高 | 4700×1695×1870mm |
ホイールベース | 2860mm |
車両重量 | 1650kg |
エンジン | 直列3 1.2LDOHC+モーター |
エンジン最高出力 /最大トルク |
79ps/10.8kgm |
モーター最高燃費 /最大トルク |
100ps/24.0kgm |
駆動方式 | FF |
JC08モード燃費 | 24.0㎞/L |
価格 | 230万円~320万円 |
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