日産ノート(NOTE)のほぼフルモデルチェンジ、新型について解説して行く。2016年10月にビッグマイナーチェンジを行い新EVハイブリッド誕生となる。具体的な発売日や価格燃費など。そして新型ノートのスペックも検証して行く。ノートハイブリッドに期待
新型ノート(NOTE)情報
ノートは10月にモデルチェンジを行うが、
その内容が素晴らしい。
マイナーチェンジの域を超えたパワーユニットの変更やエクステリアなども大幅改良してくる。
リーフと同じ新開発のハイブリッドを使い、EVシステム搭載車が誕生する事になった。
その詳細情報をお伝えして行きたい。
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新型ノートはこのように変化する
・実際にはマイナーチェンジだが、フルモデルチェンジと言っても過言ではない
・現行エンジンは3気筒、1.2LのNAとスーパーチャージャー
これを新型では、1.2Lエンジンを発電用に使い、モーターで駆動するハイブリッドに変る
・バッテリーは最新のリチウムイオンだが電気はあまり蓄えず
走行に必要な分を常時エンジンで発電しながら走るシステムで、リチウムイオンバッテリーは必要最小限の大きさに抑えられる。
・エンジンは2000~3000rpmで発電、停止時にはエンジンを停止
モーターは100ps/24.0kgm(リーフの物を使用)
・充電システムはなく、燃料はガソリンのみ
・価格は250万円前後
・JC08モード燃費40km/Lオーバーを目指して開発
※37~38km/L程度に落ち着きそう
新型ノートの発売日はいつか?
発売日は2016年10月となる事が決定した。
前回の一部改良では
エマージェンシーブレーキと車線逸脱警報を全グレードに装備させた。(ニスモ、ニスモS除く)
さらに燃費にメスを入れ向上させている。
現在の燃費は18.2~26.2km/Lだ。
ライバル車種である、フィットガソリン車の燃費は19.0~26.0km/Lである。
最高燃費ではフィットガソリン車の上を行ったのだ。
しかし、ホンダのフィットは36.4km/Lの燃費を叩きだすハイブリッド設定があるのだ。
ハイブリッドと比べてしまうと遙かに燃費で劣ってしまう。
ノートハイブリッドの誕生
ノートもフィットもお互いを意識している。
現在ノートの月間平均登録数は7073台に対して
フィットはハイブリッドも含めると9007台だ。
(15年4月~8月数値)
人気はホンダフィットの方にある。
日産ノートはフィットを意識しているのでハイブリッド設定も十分ありえるのだ。
ノートの他のライバル車種を見てみよう。
トヨタ:ヴィッツ、パッソ、ラクティス、
マツダ:デミオ
スズキ:スイフト
三菱:ミラージュ
スバル:トレジア
この中でハイブリッド設定があるのはフィットのみだ。
フィット同じようにライバル関係にあるトヨタヴィッツにはまだハイブリッド設定がないため、この車種より早めにハイブリッド設定は出していきたい意向だ。
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フィットとノートを比較すると
ノートはCセグメント並のロングホイールベースで室内はフィットの方が広い。
さらに後席アレンジもフィットが圧勝している。
1.3LエンジンもノートのNAに対しては動力性能、燃費も勝っている。
この事を考えると
ノートは早くフルモデルチェンジ並の進化を遂げたい所。
フルモデルチェンジでは後席アレンジもフィットを意識した物となる。
動力性能、燃費では、ハイブリッド設定がなされない場合はフィットハイブリッドに対抗する為に更なる向上はまず間違いない。
ではノートハイブリッドのスペックは?
日産にはリーフ(LEAF)で培ったEV(電気自動車)の技術がある。
リーフは世界基準を目指す、量産では世界初のEV専用車だ。
そして
日産のハイブリッドシステムの出来はエクストレイルハイブリッドで証明されている。
街乗りの場合はおよそ3/4をEVモードで走るのだ。
さらに高速道路などを走行時は一定速でアクセルを踏まなければEV走行をしてくれる。
これも日産のEV技術が可能にしている。
このような技術を持つ日産なので今後積極的にEVとハイブリッドモデルを絡めた車種を誕生させて行く事となる。
ここに注目!!
日産は新型ノートでハイブリッド市場に革新的な技術で参入してくる。
現在、日産のハイブリッドを見てみると
フーガやスカイライン型の2つのクラッチを使い、エンジンとモーターを継続的に繋ぐシステムと、セレナに積まれる、S-ハイブリッドのジェネレーターモーターでトルクアシストする簡単な物となっている。
これに対し、今回の新型ノートのハイブリッドは完全なシリーズ型となっている
駆動はモーター、エンジンは発電用だ。
【発電用?】
通常はこの発電用は小さなエンジンを使う事がほとんどだが、新型ノートはエンジンは既存の1.2L直3エンジンを使用する。
エンジンを使用して作った電気は他のEVベースのハイブリッドとは異なりあまり蓄えず必要な分を発電しながら走ると言う新しいタイプの物となる。
日産のノート(NOTE)はEV用に設計されたわけではない。
電池を積むスペースが少ない事と、リチウムバッテリー電池が高価な事が影響している。
リーフとほぼ同じモーターを設置、そして1.2L 3気筒エンジンを積む事から電池は小容量となる
必要最小限のサイズの物を積むために上記のような新システムを使用するのだ。
・エンジン
効率のよい回転で常に回りモーター駆動となる。
さらに低燃費化。
停止時にエンジンも停止されるので燃費向上を手助けする。
JC08モード燃費は40km/Lを見込んでいる。
このクラスで燃費40km/Lは他社メーカーの脅威となるだろう。
現在開発中だが、37~38km/Lで着地するとの見方もある。
具体的な発売日は2016年10月10日
ノートのビッグマイナーチェンジの日時は2016年10月10日と見られている。
価格は250万程度に抑えられるとの情報がある。
この点に関しては新しい情報が入り次第お伝えして行く次第だ。
▼ノートBIGチェンジの主要諸元表
全長 全幅 全高 |
4100 1695 1525mm |
ホイールベース | 2600mm |
パワーユニット |
直3DOHC、 1198cc+モーター |
最高出力 | 100ps |
最大トルク | 24.0kgm |
JC08モード燃費 | 38.0km/L |
価格 | 250万円 |
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