クルマ業界を数字で表す。一番売れている車等

どの車が日本で一番売れているのかなど

クルマ業界を数字で見てみよう。日本一売れている車は?軽自動車では何が売れているのか。ミニバン/コンパクトカー/スポーツカーで一番売れたのは?各種メーカーのエコカー一覧は?世界的にみて日本のメーカーはどうなのか?など。数字で見て行こう


各社の販売実績などを数字で見て行こう。業績が悪いのはどのメーカーか。またヒットを車を出しているのはどこなのか。など

2015年1~9月累計

まずはホンダから。

ホンダは昨年と今年では大きく売上台数を落としている。


昨年度は前年比111.2%と大きく伸ばしているのに対して今年の1~9月は散々な結果となった。

ホンダ

乗用車 29万6379

軽自動車 56万9458

合計 56万9458

昨年同期比 83.4%


他社の数字を見てみよう

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2015年の数字を振り返る

 

メーカー 乗用車 軽自動車 合計 前年同期比
トヨタ 107万8668 2万229 109万8897 93.1%
日産 30万3643
16万7581
47万1224
86.6%
マツダ 16万6125
3万6050
20万2175
117.3%
スバル 9万6459
3万818
12万7277
95.5%
スズキ 5万7194
43万5732
49万2922
84.0%
レクサス 3万5176
- 3万5176
106.1%
三菱 3万2494
4万9060
8万1554
79.3%
ダイハツ 1281 46万7581
46万6288
88.1%

昨年は前年比111%オーバーだったホンダは2015年の1~9月に掛けての売上台数は散々な結果になっているのがよく分かる。


ホンダよりも昨年対比で悪いのは三菱だ。


他社で好調なのは

・マツダ

・レクサス のみとなっている。


クルマ業界全体で不調となった2015年。

来年度への期待も高まっている。

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2014年の売上が好調だったホンダには訳がある


実は2014年度と2013年度の軽自動車の販売台数はほぼ横ばい。

2014年のホンダが好調だった理由は


・フィットフルモデルチェンジ

・ヴェゼル

この2車種の発売があったからだ


フィットハイブリッドは13年9月発売

ヴェゼルは13年12月に発売されている。


乗用車で数字を伸ばしたのだ。


2015年度のホンダは?


2015年度の注目のラインナップは


・JADE(ジェイド)

・S660

・ステップワゴン

・シビックタイプR などだ。


しかしこれらが販売実績に繋がらなかったと言える。


S660もシビックタイプRも大変注目はあり好調であったが

数が出ない車種だ。


これが直接数値に繋がって行かないのだ。


マツダはCX-3で伸びている。


絶好調のマツダCX-3
絶好調のマツダCX-3

ホンダも不調だった2015年だが他のライバルメーカーもあまりよくはない。


しかし、その中でもマツダは好調だ。


2014年の車の販売台数の合計は22万4539台

2015年の9月の時点で20万2175台だ。


その中でも乗用車は14年度が16万7392台

2015年9月の時点で16万6125台だ。


これはすべてCX-3のお陰なのだ。


SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブテクノロジー)搭載車で非常に注目されている。


ヴェゼルとライバル関係にあるCX-3の最大の特長はシャープなスタイルに1.5Lディーゼルだ。


また、マツダ以外に前年同期比を超えているメーカーはレクサスのみとなっている。


クルマ業界は現在不況にある状況にあるため、特別ホンダだけが悪いと言うわけではなさそうだ。

その他


以下は各社が占める販売台数を何の車種が占めてるかの割合だ


・軽自動車が一番売れているメーカー

ホンダ44.6%


ミニバンが一番売れているメーカー

トヨタ35.6%


コンパクトカーが一番売れているメーカー

三菱38.8%


・スポーツカー&オープンカーが一番売れているメーカー

スバル 7.6%


2015年度1~9月で日本で一番売れている車は?


トヨタのアクアだ。

16万9686台

(月平均 1万8854台)


ついでホンダの軽自動車N-BOX

12万3491台

(月平均 1万3721台)


トヨタの小型ハイブリッド車のアクアはダントツだ。

さすがトヨタと言った所だ。


トヨタは日本でも世界に一番車を売っている会社になり

およそ897万台の実績を持っている。


次がホンダになるが436万台と到底トヨタには及ばない。

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