ミニバン/SUVの実力を徹底比較。どの車種がNo,1か。ステップワゴンvsアルファード/ヴェルファイアvsCX-3vsエスクードvsシエンタvs2シリーズグランツアラー ホンダ・トヨタ・マツダ・得スズキ・BMWの代表車種を比べて行く
ミニバン/SUV市場は混戦市場
ホンダから直噴ダウンサイジングターボ搭載車のステップワゴンが投入されミニバン市場に変化が起きた。それまでとは打って変って新鮮さが増したのだ。
しかしそれも一瞬だった。
アルファードの超豪華路線も1つ飛び抜けており需要はあるし、相変わらず日産セレナ、ヴォクシー/ノアも安定している。
さらにはメルセデスベンツのVクラスの投入もあった。まさに混戦状態が続いているのだ。
そこで今注目のミニバンのそれぞれの特徴を解説し比較して行こう。
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ステップワゴン・アルファード/ヴェルファイア・CX-3・エスクード・シエンタ・2シリーズグランツアラー【比較】
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ステップワゴン【ホンダ】
ホンダらしい工夫が施されているステップワゴン。ミニバン市場は地味だが新型は今までと一味異なる車種となった。
まず、ダウンサイジング直噴ターボエンジンを搭載し若返りを持たせた。
2.4LNA並みのパワーを持つ1.5Lターボエンジン。これが低速域から太トルク、そして伸びが特長となる。
さらにリアゲートが上下、左右に開くわくわくゲートも採用した。
試乗すると分かるがとにかく広い。
そして明るい室内だ。
運転していても乗っていても解放感がある。
ボディーパッケージング(四隅に張り出している)が広い室内空間を生んでいる。
3列シートも余裕のあるレイアウトで広く使える。走りだけにこだわったわけではなく使い勝手も十分充実している。
(2015年4月23日フルモデルチェンジ)
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アルファード/ヴェルファイア【トヨタ】
豪華路線へと突っ走るアルファード/ヴェルファイア
Lクラスのミニバンの代表的な車種だ。
今までにない程のVIP感を出している。
快適性、環境性能も良く、ハイブリッドモデルなど多彩なシートパッケージングを用意している。ユーザーのニーズに応える意味ではミニバンNo,1だろう。
新型となりさらに室内が豪華にそしてボディも華やかさを増している。
とにかく室内空間で過ごしやすい。
エグゼクティブラウンドシートモデルは最高だ。
大きなアームレスト、それにフットレストが重なった座席により
快適性は「飛行機のビジネスクラス」「新幹線のグランシート」以上と言える
2列目にレイアウトされた左右2列シートが室内スペースを大きく確保しているのだ。
リアサスは新設計。
今までにない角を丸めた乗り心地を演出する。
ボディが大きいので走りに重みはあるものの、その分性能が進化しているのだ。
(2015年1月26日フルモデルチェンジ)
CX-3【マツダ】
マツダはスカイアクティブテクノロジーが最も注目されている。
走りと環境性能(燃費、静粛性)を両立し車の魅力を最大限まで高めてくれる新しい技術だ。
そのスカイアクティブテクノロジーの代表作がCX-3。
コンパクトSUVだ。
魅力はなんと言っても街乗り、ロングドライブに対応する点。
オンの走りの良さ、街で注目されるフォルムが良い。
全高1550mmでタワーパーキングに対応する。
エンジンは走りが魅力のデミオの1.5Lディーゼルターボエンジンを採用。
室内は量感のあるインパネ。シートの作り込みもいちいち格好良い。
ボディフォルムは好評だ。
フォルムも流れるようなデザインで今風の車だ。
内外装評価できる。
しかし、残念な点もいくつかある。
パッケージがコンパクトな為、室内が広くはない。
荷室も大きくな荷物は積み込み不可能だ。
トーションビームのリアサスな為走りは良いが乗り心地が硬い。
(2015年2月27日発売)
エスクード【スズキ】
新型エクスードは2015年ハンガリーの製造子会社から欧州デビューし日本に来た車種で帰国子女とも言えるだろう。
価格的にお手軽な点が魅力だ。
4つの走行モードが選べるオールグリップ4WD制御技術も特長。
フットワークの良い軽快な走りを魅せてくれるだろう。
SX4をベースに開発されている。
モノコックボディをベースにホイールベースを100mm縮めている。
スズキの軽量化技術も採用されており車重は1140/1210kgと軽い。
117psの1.6LガソリンエンジンにFFと4WD駆動システムとなっているので軽いボディにぴったりはまる。
輸入車な為、ボディーカラーエンジンラインアップはシンプルな点が残念だ。
(2105年10月15日フルチェンジ)
シエンタ【トヨタ】
残念な点は唯一。
静粛性はも少し高められた点のみだ。
それ以外は文句のつけようがない。
攻めのデザインで真新しいデザインに生まれ変わったシエンタ。
斬新な造形とブレードの色を変更すると言う新しい試みにより生まれ出された新型ボディは好評だ。
この手のボディサイズで3列目シートにも大人がしっかり座れる。
室内空間、シートの質感もしっかり確保している。
パッケージングが素晴らしい。
走りと座り心地も安定している。
走りは勿論、どの席に座ってみてもしっかりとした乗り心地は素晴らしい。
(2015年7月9日フルモデルチェンジ)
2シリーズグランツアラー【BMW】
BMW初のFFモデルとして登場した。
2シリーズの背の高いモデル。
アクティブツアラーとグランツアラー。
グランツアラーの特徴
アクティブツアラーより全体が大きい
全長+215mm
ホイールベース+110mm
全幅は1800mmだ。
日本試乗で充分売れるサイズだ。
勿論、輸入車色も全面に出ている。
室内の3列シートは輸入車らしい使い勝手の良いレイアウトだ。
シンプルなデザインだが座るとホールド感が強く使い勝手の良さを感じるだろう。
3列目では室内空間を最大限に活かしたエマージェンシー感ある構成となっている。
BMWモデルらしい2Lガソリンターボモデルは力良い走り、そして1.5L3気筒ターボに2Lディゼールは走りと経済性を両立する。
魅力的な走りとブランド、デザインで日本車を圧倒している。
(2015年5月26日発売)
まとめ
【最新技術】
1位シエンタ
2位CX-3・ステップワゴン
【乗り心地】
1位シエンタ
2位2シリーズグランツアラー・アルファード/ヴェルファイア
【パッケージ】
1位アルファード/ベルファイア
2位シエンタ・CX-3
【コストパフォーマンス】
1位シエンタ
2位エスクード・ステップワゴン
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