新型マークX(MARK X)の最新情報。発売日は早くて2017年4月となる予定だ。ボディサイズはSAI程の大きさとなる。燃費では20.0km/Lオーバー。価格や燃費、ハイブリッド設定について
新型マークXはスポーツFFへと移行する
マークXのFF化がついに正式に決定した。
この新車を軸にトヨタのセダンに大きな旋風を巻き起こしそうな予感だ。
トヨタが推奨する全く新しい車作りの骨格TNGA(トヨタニューグローバルアーキテクチャ―)を使いマークXがFRからFFへと劇的な転身を図る事がわかった。
かなりスタイリッシュでクーペのようなデザインに仕上がる事が分かっている。
詳細情報をお伝えして行こう。
FRからFFへの展開は些か驚きだ。
しかし現行マークXよりもスポーティなセダンになる事は確実だ。
新開発のダウンサイズターボによりそれを使用したターボハイブリッドの実現性ある。
前回のフルモデルチェンジは2009年
トヨタマークXが最後にフルモデルチェンジを行ったのは2009年だ。
2016年の現時点ですでに6年以上経過している事となる。
初代マークX(GRX120)は2004年~2009年モデルで5年間現役を続けている。
※2006年10月11日マイナーチェンジ済み
そして現行モデルは2代目(GRX130)で前回のフルモデルチェンジスパンは5年で行われているのでそろそろ新型の発表が合っても良いはずだ。
目立った動きは2012年8月27日のマイナーチェンジのみだ。
となると、今年は遂にフルモデルチェンジが期待されるが、実は2016年はマイナーチェンジのみでフルモデルチェンジはその翌年以降となる事が分かった。
トヨタのマークXのモデルチェンジ内容を出来るだけ詳しく解説していきたい。
まずは2016年のビッグマイナーチェンジの情報をご覧頂きたい。
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2016年マイナーチェンジ版新型マークX
トヨタのマークXは2016年に10月末にモデルチェンジを行う。
ビッグマイナーチェンジとなる今回の変更は、
・エクステリアの大幅変更
・エンジンの変更となる。
・安全運転アシスト機能、トヨタセーフティセンスC(全グレード採用)
・250G、350Sのの「マークX G’s」グレードは廃止
・パワートレーンの大幅見直しは無しで一部改良
まずはエクステリアの変更について見てみよう。
2016年マイナーチェンジするマークXのフェイス
新型マークXではインテリの質感の向上やベーシックなカラーになるなどの変更とIRカットガラスを標準するなど、細かな設定はある。
しかし一番の変更はエクステリアだ。
・ヘッドライトユニット
・バンパー
・グリル のデザインを変更してフェイスが大幅に変更される。
トヨタで現在絶好調のプリウスやシエンタに採用している、
レンズエンドから下方向に縦に伸びるイルミネーションランプデザインの採用もあり得る。
細かなアッパーグリル、大きなロアグリルにより大胆なキーンルックが採用される。
エクステリは、NS4(2012年開催デトロイト・モーターショーで発表)が次期マークXのエクステリアだろうとの情報があった。
しかしこの「NS4」はフロントグリル周りがキーンルックでは無ない。
この結果時期マークXのエクステリはNS4ではないとの見方が強くなっている。
新型マークXのボディサイズ
現行マークXは
・全長:4730mm
・全幅:1775mm
・全高:1435mm のDセグメントに属するボディサイズだ。
しかしこれが2016年のマイナーチェンジによりボディサイズも変更があると言われている。
▼2016年10月マイナーチェンジ後のマークXのボディサイズ
・全長4700mm
・全幅1800mm
・全高1410mm
上記の予想が立っている。
エンジンの種類はどうなる?
パワーをトレーンは、2.0L直列4気筒ダウンサイジングターボエンジンの採用が予想されていたが今回は見送りになった。
現行マークXは2.5Lのガソリンエンジン「4GR-FSE」と3.5Lガソリンエンジン「2GR-FSE」を積んでいる。
これをダウンサイジングターボの8AR-FTS型2.0L 直噴ターボエンジンに変更するとの話であった。
このエンジンは、レクサスNXに2014年に初めて搭載しており、その後はレクサスISなどに搭載している。
さらにレクサス以外のトヨタブランドにはクラウンアスリートにも採用したので、今回のマイナーチェンジでマークXにも採用するとの見方強かった。
2.0リッター直列4気筒DOHCターボエンジン(8AR-FTS型)の性能は、
・235ps/5200-5800回転
・35.7kgf.m/1650-4400回転
の高性能でとてもダウンサイジングしたとは思えない程パワフルなエンジンとなる。
しかし、今回のマイナーチェンジでは下記の3種類に決定している。
・2.5L V型6気筒DOHCエンジン(4GR-FSE型)
・3.5L V型6気筒エンジン(2GR-FSE型)
・3.5L モデル駆動方式FRのみ、2.5LモデルはFR/4WDの設定。
トランスミッションは6速ATとなる。
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※以下フルモデルチェンジの内容?
以前よりFFかFRかで迷っていたトヨタ。遂に決断
ついにトヨタは新型マークXを当初の計画通りFR設計をやめ、FFに踏み込んできた。
TNGAを用いて新しいクーペ風のスポーツセダンとなる。
変化するのはFFになるだけではない。
パワーユニットにも手が加えられる事となる。
2017年(2018年にずれ込む可能性も)以降のフルモデルチェンジではエンジンが大幅に改良される。
新開発の4気筒1.5L直噴ダウンサイジングターボが採用される可能性がある。
現行のV6 NAエンジンは無くなるのだ。
新型の1.5Lターボエンジンは150ps/23.0kgm前後のスペックとなる。
また、これらにより、燃費も大きく向上する。
JC08モード燃費20km/lオーバーになるとの事だ。
大幅に燃費が向上するのでますます人気の車種になると言えよう。
新型マークXハイブリッドも誕生
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何と新型マークXではハイブリッドの設定も予定しているとの事だ。
1.5Lターボエンジンにモーターを新たに加えてハイブリッド設定としてくる。
発売日はいつなのか
2017年4月発売を間に合わせるように開発している。
遅くとも2018年の冬となる。
ボディサイズについて
気になるボディの大きさについて紹介して行きたい。
現行の大きさよりも小さくなって登場する。
現行モデルのSAI程のサイズ感で開発が進んでいる。
全長:4700mm
全幅:1850mm
全高:1405mm
ホイールベース:2750mm
TNGAを用いる為全高は現行マークXから20~30mm程度低くなる。
(現行:1435mm)
欧州狙いか
今欧州プレミアムブランドが力を入れているのがまさに新型マークXのサイズ感。
「4ドアクーペ」だ。
ライバルとなるのは
・BMW 4シリーズ、6シリーズのグランクーペ
・アウディ A5、A7のスポーツバックなど
・ベンツCLA、CLS
しかし、上記のような王道セダンではなく新しい形の4ドアを目指している。
マークXは68年の初代コロナマークⅡ以来、11世代、50年近い伝統をもつ。
この車種の歴史に残るような4ドアクーペの誕生を期待したい。
価格はいくらか
新型マークXの値段はまだ正式発表がなされていない。
しかし、350万円~450万円間ではないかとの話が出ている。
詳細情報が入り次第追って更新して行く。
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