フィットマイナーチェンジの最新情報を解説。2016年9月にフィットはマイナーチェンジされる予定だがその詳細をまとめている。ホンダセンシング搭載が期待されるがどのような車種に仕上がって来るのだろうか。燃費は38km/Lを目指す。価格や性能も見てみよう
ライバル車種に対抗する形でフィットマイナーチェンジが行われる
フィットと言えば2013年に現行モデルが誕生した。
リコール問題、ライバル車種のモデルチェンジなどもあり押され気味であった。
しかし、運転のし易さ、広い室内、誰にでも受ける外見の良さ等から今でも一定の人気を保っている。
上記でも解説したがフィットが2016年9月に大幅マイナーチェンジされるとの情報がある。
元々は春にマイナーチェンジを実施する予定だったフィットだがマイナーチェンジ時期が延びている。
今回はその点について更に詳しく見て行く事にする。
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フィットマイナーチェンジはライバル車と比較し性能を決めている
フィットが相手にする車種は
・ヴィッツ
・アクア
・デミオ
・キューブ
・パッソ などの強敵揃いだ。
この中でも、
ヴィッツはマイナーチェンジしハイブリッド設定が決定しているし、
パッソも春前に新型にフルモデルチェンジされる。
デミオも新型に生まれ変わるしこう考えるとフィットもうかうかしていられないのだ。
では具体的にはいつマイナーチェンジされるのか。
当初は2016年3月末から4月中旬との事だったが9月以降に変更された。
フィットの歴史
【初代フィット:GD1/2/3/4型(2001 - 2007年)】
・2001年6月22日発売
・2004年6月10日マイナーチェンジ
・2005年12月8日マイナーチェンジ
【2代目フィット:GE6/7/8/9型(2007 - 2013年)】
・2007年10月26日フルモデルチェンジ発売
・2010年10月8日マイナーチェンジ
・2012年5月24日マイナーチェンジ
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フィットはマイナーチェンジでスポーツハイブリッドを向上させる
フィットはマイナーチェンジでどのような車種になるのか。
まず分かっている事はスポーツハイブリッドの改善(i-DCD)がある事だ。
そして燃費を大きく向上させる。
現在このクラスの燃費はアクアの独走を許している状態だ。
アクアハイブリッドの燃費は37.0km/L。
現在のフィトハイブリッドのJC08モード燃費は36.4~27.6km/L。
今回のマイナーチェンジでアクア越えを目指す次第だ。
具体的な数値で言うと、
38.0km/Lを目指しているとの事。
ホンダのマイナーチェンジ、フルモデルチェンジの王道パターンは
ライバル車種の後だし→燃費の向上で勝負して来ている
これにより、アクアより燃費を上回ってくる事はまず間違いない。
そして車重の軽量化が行われる。
ボディを強くして車重を軽くする事が出来れば燃費にも大きく貢献するが、
マイナーチェンジでここまで出来るかはまだ不明だ。
しかしここで気になる事がある。
パッソのフルモデルチェンジだ。
2016年4月に登場した新型パッソ。
その性能はJC08モード燃費は28.0km/Lとなっている。
現在フィットのガソリン車の燃費を見てみると、
・燃費スターのモデル13Gで、26.0km/Lとなっている。
この点をホンダがどう見るかがキーとなる。
当初のマイナーチェンジ時期は2016年4月とパッソに被せてくる予定もあったが、
パッソのガソリン車の燃費が予想以上だった為、フィットのマイナーチェンジは9月以降となった。
以前、「万が一新型パッソの燃費が大幅向上されるのであればフィットのマイナーチェンジも遅れる事がある。オデッセイハイブリッドのように」とホンダ情報筋は話していた。
その結果がマイナーチェンジの延期と繋がっている。
マイナーチェンジされる時期が延びた分、フィットガソリン車の燃費もパッソ超えの期待が高まる。
フィットマイナーチェンジ後の搭載エンジンについて
フィットのマイナーチェンジでは、 フィットはダウンサイジング化してくる可能性がある。
搭載するエンジンは、
・1.0L 3気筒直噴ガソリンターボエンジン
(最大出力127ps 最大トルク20.4kgm)
ダウンサイジング化+ターボにより燃費向上は勿論、走行性能が上がり、より力強い走行が可能となる。
こちらは、フルモデルチェンジ(2018年)で搭載される可能性もある。
フィットはマイナーチェンジでホンダセンシングを新たに搭載
フィットの一部改良は2014年10月に行われ、その時に「あんしんパッケージ」を標準装備している。
その後、先進技術「Honda SENSING」が発表され、ステップワゴンなどの新型に装備されている。
現在ほぼ、すべてのメーカーが安全技術に注力している事は言うまでもない。
さらに、安全技術先進車は自動車保険料の10%オフを2017年1月から行う事を決定している。
これを受け今後ホンダの新型車種はすべてホンダセンシングが搭載される流れとなる。
今回のフィットマイナーチェンジでホンダセンシングの装備は十分期待できる。
▼ホンダセンシングの機能
・衝突軽減ブレーキ(CMBS) ・歩行者事故低減ステアリング ・アダプティブクルーズコントロール(ACC) ・車線維持支援システム(LKAS) ・路外逸脱抑制機能 ・誤発進抑制機能 ・先行車発進お知らせ機能 ・標識認識機能 |
現在営業マン含めすべてのディーラーが「フィットの次のマイナーチェンジでホンダセンシングは装備されるのか?」と問い合わせを受けている状況だ。
その時の答えとしてはマイナーチェンジで燃費向上+ホンダセンシングが付けれられると思いますとの答えを用意している。
価格はいくらか?
マイナーチェンジされ性能は向上されるが価格の大幅アップはない。
最低限の価格上昇にとどめるとの情報がある。
値上がったとしても現状+20万以下との事だ。
ホンダセンシングが搭載され燃費も向上してこの価格帯は納得だ。
価格などについては新たな情報が入り次第更新をして行く次第だ。
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