NBOX(エヌボックス)とタントの違いは何か?どちらが買いなのかを徹底比較して行く。燃費比較に室内はどちらが広いか、走行安定性はどちらが良いか。使い勝手やコストパフォーマンスは?
軽自動車で一番売れているのがダイハツ【タント】
軽自動車で一番人気があるのはダイハツのタントだ。
次いでホンダのN-BOXとなっている。
3位にはホンダのNワゴンが選ばれている。
Nシリーズはいくつもあるので、最も選ばれているのはN-BOX計の「Nシリーズ」である。
しかし単体でみるとダイハツのタントが一番とある。
ライバル関係にある両車を比較して行こう。
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N-BOXとタント比較
N-BOX/カスタムのプロフィール
ホンダの軽自動車・Nシリーズ第一弾で車内の圧倒的広さが特長。
燃料タンクを後席下部に収め、前席も驚くほど広い作りになっている。
後席後ろの荷室空間は狭い、しかし後席背もたれを倒す以外に座面を跳ね上げ荷物が置ける。
190mmの後席スライド機構はシートバックテーブルとセットでG・Lパッケージ以上にオプション設定されこれを装備すると一般的なエクストラトールワゴン同様に使える。
360℃スーパーUV・IRカットガラスはG・Lパッケージ以上に標準装備している。
タント/カスタムのプロフィール
エクストラハイルーフ軽ワゴンの元祖が「タント」だ。
助手席側のBピラー(中央支柱)をスライドドアに内臓。
大きな開口部を生み出す「ミラクルオープンドア」を持っている。
横から荷物を入れられる使い勝手が大変良い。
1365mmの室内高を有効活用する多彩なシートレイアウトも特徴的で後席は左右別に240mmスライドして、畳めばフラットな荷室となる。
マイナーチェンジを行い、標準車にはセンタークラスターをホワイトパネルで加飾する「ホワイトアクセント」、カスタムにはより上質で攻撃的なデザインの「トップエディション」を追加。
車種の中身を比較
・内外装
▼N-BOX
遠くからでもNボックスだとすぐに分かる外見。
内装は高そうに見える。
▼タント
タントカスタムだけで言えば上級車並の貫禄があり、ブランディングがしっかり出来ている。
・N-BOXの燃費
▼N-BOX
25.6km/L
軽自動車で悪い数字ではないが、ライバル車種が更に上を行く。
燃費ではタントには及ばない。
▼タント
28.0km/L
これだけ背が高いのに28.0km/Lと言う燃費は素晴らしい。
フルモデルチェンジでは30km/Lを越えて来るだろう。
燃費はタントの方が良い。
・安全装備
▼N-BOX
低速用自動ブレーキ、サイド&カーテンエアバックで6万円強の価格設定。
これはお得。
▼タント
対自動ブレーキで安心感がある。
カーテンエアバックでは最上級グレードのみが残念。
対自動ブレーキがある為、タントが上だ。
・快適装備
▼N-BOX
各社Lパッケージ以上であればそれなりに揃う。
N-BOXはフルモデルチェンジ後後席スライドドア機構は標準装備になりそうだ。
▼タント
お金は掛るがミニバン並みの装備が多く用意されている。
お金を惜しまなければタントの方が装備の多さは上となる。
・走行安定性
▼N-BOX
街乗りでは問題はないが、背が高い分軽自動車ならではの横風に対する耐性と安定感がイマイチ。
▼タント
背が高い分高速走行時の横風の影響をより受けやすい。
重さもN-BOXより軽いので走行安定性ではN-BOXより下回る。
・総合評価
▼N-BOX
Nボックスも登場から5年目。
軽自動車では最も有名な定番車になりつつある。
新鮮味が薄れているのでそろそろ大幅フルモデルチェンジで新型となりタントに対抗したい所。
▼タント
子育てにも対応するスペシャルシートレイアウト、ミラクルオープンドアが魅力的。
子育ても十分出来るのが良い。
新婚から数年の間ファミリーカーとしても十分対応する。
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ボディサイズ比較
N-BOX GLパッケージ
全長:3395mm
全幅:1475mm
全高:1780mm
タントX SAⅡ
全長:3395mm
全幅:1475mm
全高:1750mm
Nボックスとタントはほぼ大きさは同じ。
しかし全高のみN-BOXよりタントの方が低い。
室内の広さ
N-BOX
数字はNボックス+/Nボックス+カスタム共通
室内長:1885mm
室内幅:1350mm
室内高:1400mm
タント
数字はX“ SAⅡ” 2WD
室内長:2270mm
室内幅:1350mm
室内高:1365mm
価格比較
N-BOX/カスタム
1,198,000~1,800,000円
タント/カスタム
1,220,400~1,830,600円
価格はそこまで差は無いが、若干N-BOXの方が安い設定で手が出しやすくなっている。
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