日産の新型セレナの自動運転システムを徹底解説。日産の自動運転技術の性能や最終的にはどうなって行くのか、公道を100%自動運転で走行可能なのか。また、新型セレナハイブリッド(2017年)の最新情報を公開
2016年8月自動運転システム搭載セレナが発売開始
ついに自動運転が実用化される。
高速渋滞の苦痛からようやく開放される。
日産が特に力を入れている自動運転技術。
第一弾は2016年8月に新型にフルモデルチェンジされるセレナに搭載される。
その性能を見ていこう。
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日産がいよいよ自動運転技術搭載車を車を発売
セレナに日産の最新自動運転システムが搭載されることは前述したが
これは画期的な事である。
まずは高速道路のみでの走行だが、
2020年には公道で100%自動運転化となるのでこれは凄い事だ。
2016年8月に新型セレナは誕生するがその後4年でオール自動運転化まで詰めて行くこととなる。
新型セレナは5ナンバーサイズを堅持。
現行モデルのイメージはそのまま踏襲しつつ、
Vモーショングリルをはじめ、
各所に最新の日産デザインを散りばめる。
新型のガソリン車が2016年8月発売だが、
その翌年、2017年には新型セレナハイブリッドまで誕生する。
自動運転システムの性能
日産が初めて自動運転技術への参入を表明したのは
2014年7月17日だ。
その技術は3段階によってスケジューリングされている。
まずは
・パイロットドライブ1.0
2016年末までに、混雑した高速道路で自動車の安全な自動運転化を可能にする。
(トラフィック・ジャム・パイロット)
さらに同時に、運転操作が不要となる自動駐車システムを幅広いモデルに投入する。 |
ついで、
・パイロットドライブ2.0
2018年には
危険回避や車線変更を自動的に行う
複数レーンでの
自動運転技術を導入する。 |
ラストは、
・パイロットドライブ3.0
2020年までには
ドライバーが操作しなくても
十字路や交差点を自動的に横断出来るような
自動運転技術を導入する。 |
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2016年8月新登場のセレナはパイロットドライブ1.0
今回のフルモデルチェンジでは、
自動運転システムパイロットドライブ1.0が導入される。
車線変更を伴わない、同一車線内での自力自動運転技術だ。
たとえば、
従来の車速対応システムは、
完全停止後はアクセルを踏まなければ再始動出来なかった。
しかし、今回の新型セレナには、
間断なく、発進と停止が可能となる。
混雑している渋滞などの高速道路に限るが、
ストップ&ゴーを完全に自動でしてくれるのはかなり凄い事である。
自動運転の基礎が出来上がった事となるのだ。
ミニバンは家族乗りなど、行楽で使う頃が多いだろう。
家族持ちのパパは帰り道にはクタクタになっている事も少なくはない。
そのような時に大きく恩恵を感じるはずだ。
2017年の新型セレナハイブリッド情報
2Lストロングハイブリッドは2017年中に発売される。
詳しい日程は
まだ未発表だが、2017年11月が濃厚との事。
こちらはライバル車種の動向を見つつ、
情報が小出しに出て来ている。
JC08モード燃費は20.0km/Lを大幅に上回る予定だ。
自動運転技術搭載+燃費性能MAXのハイブリッドを搭載した新型セレナはミニバン市場を制覇するとも言われている。
▼トヨタノア/ヴォクシー
日産セレナの最大のライバルである、
トヨタのノア/ヴォクシー。
現在検討されているのが、
1.2L直噴ターボ搭載車の設定。
1.5L以下で税制上もお得だ。 1.2Lターボの8AR-FTS搭載を検討中。 |
・ホンダステップワゴンハイブリッド
2015年4月に誕生したホンダステップワゴン。
ステップワゴンハイブリッドの情報はすでに出ている。
フィットハイブリッドのパワートレーンがベースで、
1.5Lハイブリッドとなる。 |
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