ステップワゴンハイブリッドの最新情報をお伝えしたい。価格やエンジン性能、JC08モード燃費やライバル車種との比較などについて。
ステップワゴンハイブリッドについて
わくわくゲートなどユニークな発想で誕生した新型ステップワゴン。
しかし、ノア3兄弟と新型セレナが勢力を伸ばしており、
背高ミニバン市場で現在苦戦している。
左右非対称ボディや、家具を意識しているカジュアルなシート表皮に、小排気量ターボなど魅力は沢山あるはずだが、ミニバン市場は競合車種が強く、陰に隠れてしまっている。
マイナーチェンジ実施によりハイブリッド設定
日本国内ではこのミニバン市場は、数少ない大きなマーケットだ。
ホンダとしてはもっと販売台数を伸ばしたのが本音だ。
そこで2017年秋、ステップワゴンにマイナーチェンジを実施し、待望のハイブリッドを設定させる。
搭載するハイブリッドについて
ステップワゴンハイブリッドに搭載されるのは、
オデッセイやアコードで実用化されている2モーター方式のi-MMDだ。
これはトヨタが使っているTHS-Ⅱよりもモーター走行領域が広く、エンジンが発電に徹する事によりシリーズハイブリッドのような走りをみせてくれる。
その為、燃費性能にも期待が寄せられる。
現在ステップワゴンハイブリッドのJC08モード燃費は、
ノア3兄弟のハイブリッド23.8km/Lを上回り28.0km/L程度まで伸びるとされている。
これには裏付けがあり、
ボディサイズが大きく、車重が思いオデッセイハイブリッドでさえ26.0km/Lの数値を出しているからだ。
この燃費性能を超える事は間違いないだろう。
▼ボディサイズ
全長:4690mm
全幅:1695mm
全高:1840mm
ステップワゴンハイブリッドの発売日
ステップワゴンハイブリッドはいつ発売されるのか?
この問い合わせが、
オデッセイにハイブリッド設定が追加されてからホンダディーラーに多数寄せられている。
その前に、まずハイブリッド設定は「あるのか」「ないのか」をはっきりさせたい。
元々は、
ステップワゴンはフルモデルチェンジと同時にガソリンとハイブリッドの2設定を予定していた。
しかし、
「若者にもっとステップワゴンを購入して貰いたいと言う為、価格設定を抑えた」との事でハイブリッド設定をなくしてフルモデルチェンジを行ったのだ。
ここにきて、
ハイブリッド設定なしでは「ライバルメーカーとは戦えない」との事で現在はハイブリッドモデルを開発している。
間違いなくステップワゴンハイブリッドは誕生する事になる。
では問題は「いつ発売するか?」だ。
最新情報によると新型ステップワゴンの発売日は2017年10月だ。
ステップワゴンハイブリッドvsセレナe-POWER
後程、詳細を解説していきたいが、ステップワゴンハイブリッドが中々発表されないのには理由があるからだ。
それは、新型セレナがe-POWERを搭載して発売される予定があるからだ。
現在、ステップワゴンは新型セレナに押されてしまっている。
ステップワゴンハイブリッドでは、セレナe-POWERに負けないような性能で発表されるとの事だ。
ステップワゴンは2015年4月にフルモデルチェンジしたが、評判はイマイチだ。
ステップワゴンのハイブリッド投入でミニバン市場に息を吹き返したいわけだ。
ステップワゴンハイブリッドの発売日は2017年4月との情報もあったが現在はセレナe-POWERの動向を見てからの発表との事で10月以降と遅くなっている。
ステップワゴンハイブリッドの最新情報に入る前に、まずは歴代ステップワゴンを振り返ってみよう。
初代ステップワゴン(初代 RF1/2型)96年~01年
ステップワゴンが初めて披露されたのは1995年の東京モーターショーで「F-MX」と言う名前だった。
当時の日本のワンボックスカーは商用車が主流であったが、ステップワゴンはFFレイアウトによる低い床や四角い形、広い室内空間、低価格で瞬く間に人気車種となった。
この流れは現在も受け継いでおり、広い室内空間をキープしている。
今のステップワゴンの基礎はこの時代に作られた物なのだ。
ステップワゴンはその新しいデザインなどで人気になったのだが、
当時売られていた商用車は運転席下にエンジンがあるキャブオーバー仕様が多かったのだがステップワゴンはフロントボンネットにエンジンを収容した。
戦略的に斬新なスタイルを狙いステップワゴンを発表した事でミニバン部門はホンダの一人勝ち状態となったのだ。
1997年~1999年の3年間新車販売台数1位(ミニバン)を獲得している。
初代ステップワゴンは全タイプに、FFと4WDの設定を行ない、シート配置と駆動方式の組み合わせにより「W」と「G」は4車種、「N」は2車種と、非常にシンプルなグレード設定となった。
低価格を売りにしたため、運転席SRSエアバッグやABSをオプション扱いにしたり、エアコンをメーカーオプションにしたりと工夫を凝らし、「N」の価格は184万8000円と破格の値段を叩き出した。
しかし、低コスト化や軽量化を狙い過ぎて様々な問題を抱えたのも事実だ。
初代ステップワゴンは1,410~1,530kgの軽量に成功しているが、この背景には色々な問題点があった。
例えば
・車体剛性確保の為右側スライドドアを設けない
・フロントドア以外のガラスをスイング式に
・無塗装の太い樹脂モールと大型リアコンビランプで車体の角を覆う
(溶接痕の目隠しとリアコーナー部のシール作業を省く為)
この結果、ホンダの初代ステップワゴンは不完全な車と言われる事もあり、所詮ホンダはエンジン屋だと言われる事もあった。
これを受け、2代目にステップワゴンはフルモデルチェンジを行う。
2代目ステップワゴン(RF3/4/5/6/7/8型)01年~05年
2001年に初のフルモデルチェンジを行ったステップワゴン。
これにより2代目ステップワゴンが誕生した。
2代目にフルモデルチェンジしてから遅れることおよそ2年後にステップワゴンスパーダを投入している。
現在の新型ステップワゴンもハイブリッドの誕生は遅れているが、ホンダは新しいタイプの物はフルモデルチェンジ後数年先に誕生させる傾向がある。
これはライバル車種の動向をよく観察しているからである。
2代目ステップワゴンはキープコンセプトでプラットフォームやサスペンションは専用の物を採用し、安全性でも大幅に向上している。
タイプは4種類設け「KID」のK・I・DとYの設定がある。
尚、Yにはパワースライドドアが標準装備されている。
2代目は2度マイナーチェンジをする事になるが、2003年6月5日の2度目のマイナーチェンジ時に遂に「スパーダ」が誕生する事になる。
※スパーダ=「24L(2.4LのK24型を搭載)」を新設し「専用フロントグリル」「エアロフォルムバンパー」等の専用エクステリア、黒を基調としたインテリアが特徴 |
このマイナーチェンジでは車名ロゴと前後デザインを大幅改良し格好良くデザインされている。
3代目ステップワゴン(RG1/2/3/4型)05年~09年
3代目ステップワゴンはスタイリッシュなデザインでボディーサイズは小さくなり誕生した。
コンセプトを根本から見直し、低床・低重心を基本として設計されている。
ステップワゴンは実用性を大切にするファミリー層にも受ける車種だ。
実用性を追求するあまり、エクステリアは生活感丸出しになるようなデザインになるのが普通だが、ステップワゴンはスタイリッシュなデザインにしてきた。
2代目までは片側のみパワースライドドア、さらには大きな箱型。
このようなコンセプトを覆している。
薄型の樹脂製燃料タンクやサイレンサーを採用した専用設計で、室内高をキープしつつ60mmの低床化・40mmの低重心化を達成し、全高を75mm低減した。
この3代目でステップワゴンは偉業を達成する事になる。
2008年7月で、ホンダが発売するミニバンで初代からの国内累計販売台数100万台を達成したのだ。
これはホンダ初の事であった。
しかしこの頃から既に日産やトヨタのミニバンが力をつけ始めステップワゴンと比較される事が多くなってきたのだ。
4代目ステップワゴン
3代目ステップワゴンではコンセプトを大きく覆しボディーサイズが小さくなったが、
4代目ではコンセプトに立ち返り、大型化したボディーで誕生させた。
スパーダも同時にフルモデルチェンジを行っている。
ライバル車種と戦い勝つ車に転換させたのだ。
低床・低重心を進化させ、ファミリー層で快適に過ごせるサイズの5ナンバーサイズに進化した事で人気が返り咲いたのだ。
開発コンセプトは「家族が楽しく、楽に移動できる車」だ。
新たに採用された主な機能は以下の通り
・「ECONモード」エンジン・トランスミッション・エアコンなどを協調制御し、実用燃費向上をサポート
・「ECOリング」メーター中央に燃費状況により色が変化する「ECOリング」
・「コーチング機能」が低燃費運転をアシスト
この4代目を経て現在の5代目新型ステップワゴンへと繋がっているのだ。
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ステップワゴンハイブリッドが中々発表されない理由
前述したが、ステップワゴンハイブリッドが中々発表されないのには理由がある。
最大のライバル車種「日産セレナ」がe-POWERを搭載させてくるからだ。
でも解説したが、
高速道路の単車線でのみ有効な運転アシスト機能「プロパイロット」を搭載しており注目度が高い車種だ。
ホンダとしては最大のライバル車種がフルモデルチェンジをし、さらに自動運転まで搭載しているe-POWER搭載車が脅威なのだ。
実は、ステップワゴンは2015年4月のフルモデルチェンジで思ったよりユーザーの評判がよくないのだ。
ステップワゴンの基本スペックは下記の通り。
全長 全幅 全高 |
4690 1695 1840mm |
車両重量 | 1670kg |
駆動方式 | フロントエンジンフロント駆動 |
エンジン |
1.5L直列4気筒DOHC直噴VTEC ターボエンジンL15B型 |
最高出力 | 150ps/5500rpm |
最大トルク | 20.7kgm/1600-5000rpm |
ミッション | CVT |
サスペンション |
マクファーソン トーションビーム |
タイヤサイズ | 205/60R16 |
燃費(JC08モード燃費) | 16.2km/L |
一見すると悪くはなさそうだ。
ハンドリング性能良く、軽快でエンジンパワーもダウンサイズしたとは言え、それを感じさせない程パワフルだ。
高速道路を運転していても静寂性は保たれ、室内空間の構成も良く出来ていて家族や多人数でも使いやすい。
ついで燃費も見てみよう。
ステップワゴンの燃費は16.2km/Lに対し、
セレナの現行のガソリン車の燃費は16.6km/L。
セレナのフルモデルチェンジにより燃費性能で差を付けられてしまっている。
さらにセレナは「正式なハイブリッド」搭載車を現在用意していない。
今回セレナは、e-POWERを搭載させ、俗に言うストロングハイブリッド車を用意させてくるのだ。
その燃費性能も発売時期も現在はハッキリしていないが、
2017年8月以降にe-POWERを誕生させると言われている。
燃費燃費も不明点は多いが30.0km/Lをオーバーするとの情報もある。
この為、
ホンダのステップワゴンハイブリッドは新型セレナe-POWERの後の発表となり様子を見る事になる。
すると、2017年8月以降となってしまうのだ。
現在、ステップワゴンハイブリッドは2017年10月以降発売予定だ。
発売時期は遅い気もするがライバル車種の燃費も気になる所だ。
セレナe-POWERが実質、ステップワゴンハイブリッドの最大のライバルとなりそうだ。
車のつくりも非常ににている。
例えば、わくわくゲート。
わくわくゲートとは、
上の画像のように、
「縦にも横にも荷室が開くので、使い勝手がよい。」
というものだ。
これでインパクトを与えたわけだが、
セレナにも似たような性能がバックドアに加わる。
フルモデルチェンジより初登場となる、デュアルバックドアのオープン方法が変更される。
・フルオープン
・リアガラス部分のみオープン
この2パターン開閉方法が可能になる。
両側スライドドアもボディ下部で足を動かす事によりセンサーが作動する機能も備わるのでより便利になっている。
新型セレナの強みは
・自動運転
・デュアルバックドアオープン
・エクステリアの変更
・燃費(未知数)
この4点だ。
特に自動運転は最も注目されているので
ステップワゴンハイブリッドではこの点にどう対抗して行くかが鍵となっている。
実はホンダも最近(6月)アメリカで自動運転の走行テストを行ったりと自動運転に積極的だ。
レジェンドを改良した自動運転の試作タイプで高速道路を走らせたりと最近になり積極的におこなっている。
ステップワゴンハイブリッドにもしかしたらホンダの自動運転が装備されるのでは?
との意見もあるがこの点はまだ確かな情報ではない。
実現はまだ先になりそうだ。
もし、セレナの新型ハイブリッド発表のすぐ直後にステップワゴンハイブリッドを発表するのであれば、自動運転機能を装備させるには期間が短すぎる。
現段階ではステップワゴンハイブリッドの発売時期は最短で2017年10月との見方が強い。
それ以降に発表をずらしてくるのであれば、セレナに対抗した自動運転装備を何らかしらの形で追加してくる可能性も高い。
また、ステップワゴンはフルモデルチェンジで「派手さ」がなくなっている。
思ったより地味なイメージになってしまっているのもマイナスに働いている。
新型セレナはフルモデルチェンジを行ない存在感をアピールするエクステリアとなっている。
ステップワゴンはインテリアに関しても誰が見ても文句を言わないほど上手くまとめられている。
乗り心地だって悪くない。
この点もセレナはフルモデルチェンジでステップワゴンを上回ってくるだろう。
ステップワゴンハイブリッドのエンジン
ステップワゴンハイブリッドの燃費はだいたい分かっている。
※28.0km/Lあたり
エンジンや走行性能なども気になる所だ。
ステップワゴンハイブリッドに搭載されるエンジンの候補として挙がっているのは2つだ。
・中型車用の2L2モーター式のハイブリッドエンジン
(アコード、オデッセイに採用)
・小型車用の1.5L1モーター式のハイブリッドエンジン
(ヴェゼル、フィットに採用)
※最新情報では中型車用の2L2モーター式のハイブリッドエンジン搭載で決定
今までで最も有力だったのは、
ヴェゼルと同じ1.5L+1モーター2クラッチ式のハイブリッドエンジンだ。
そこで、仮に1.5L+1モーターのエンジンが搭載されるとしたら燃費はどの程度のものになるのだろうか。
この点も考察したい。
ヴェゼルとステップワゴンの車両重量を比較してみると、
ヴェゼルの車両重量は1270~1390kgで燃費は27.0km/L
ステップワゴンの車両重量は1630~1760kgとなる。
目標燃費は、
トヨタのライバル車種のノア/ヴォクシーの23.8kmL/の大幅超えで、
必達数値を27.0km/Lに設定していた。
ステップワゴンハイブリッドの重量から見るとそう簡単ではないが、
クラス最大の燃費で誕生させる方向で調整されている。
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ステップワゴンハイブリッドの価格は?
ステップワゴンハイブリッドの価格も非常に気になる点だ。
そもそも、当初ステップワゴンは若者層を取り込むために、
「できるだけ低価格設定」で発表した。
その為、価格が値上がるハイブリッドの発表を見送ったのだ。
「若年層を取り込む事をコンセプトにしている」点には変更はない。
若いファミリー層をターゲットとしている車種だ。
低価格のまま、フルモデルチェンジされる日産セレナや、
トヨタのノア/ヴォクシーに対抗するのは中々難しい。
しかし、価格で勝負しないとライバル車種に割り込む事が出来ないのが現状である。
この点も、ステップワゴンハイブリッドの発表が遅れている理由でもある。
ハイブリッド設定でも価格はなるべく抑えようと調整している。
ノアハイブリッドの価格はおよそ300万円~だ。
新型セレナハイブリッドの価格は250万円~300万円と予想されているが、300万円前後となるだろう。
ステップワゴンハイブリッドの価格は260万円~360万円の間の設定と見られているが、
ここにステップワゴンハイブリッドが割り込むなら1段落とした270万円前後となるだろう。
この値段ならば、今のガソリン車の性能をそのままハイブリッドにしただけでも十分魅力的な価格となる。
300万円台の場合は、何かしら新装備の発表があるのではないかとの情報もある。
ステップワゴンハイブリッドのデザインはどうなる?
ステップワゴンハイブリッドの価格や発売時期や装備などについて解説して来たが、
やはり気になるのはそのデザインだろう。
ステップワゴンハイブリッドのデザインは新しくなるのか?
との問い合わせがディーラーにはいくつかある。
と、言うのも、ガソリン車とハイブリッド車を区別する為にデザインを変更して来た車種が過去にいくつかあるからだ。
例えば、ヴェゼル。
ヴェゼルではハイブリッド車とガソリン車をデザインで区別している。
・テールランプをハイブリッド車ではストライプ調にしている。
・フロントマスクでは、ハイブリッド車にはないが、ガソリン車にはエンブレムの横にシルバーのラインをいれている。
・ハイブリッド車にはガソリン車にはないインテリアカラー設定がある。
このように見ていくと、ステップワゴンハイブリッドのデザインもガソリン車と区別して来る可能性がある。
・ステップワゴンハイブリッドでは大幅なフロントマスクの変更がある。
・ステップワゴンハイブリッド専用ボディカラーが設定される。
・ステップワゴンハイブリッド専用インテリアカラーが追加される。
などの情報もあるが、
ステップワゴンハイブリッドではフェイスを手直しする事が分かっている。
現行モデルでは、ヘッドランプは切れ上がっていて精悍な反面、マスク全体がワイドに見えない弱点を抱えているが、
これを解消するべくバンパーやフェンダーパネルも刷新され、押し出しの強さが演出される。
併せてバンパーやグリルだけではなく、外板パネルの一部も見直されるので、手の込んだマイナーチェンジとなりそうだ。
また、セレナはフルモデルチェンジを行ない
2トーンカラーとなり評判が良い。
ステップワゴンハイブリッドもセレナを意識した2トーンカラーの設定も考えられる。
ステップワゴンハイブリッドの最新情報が入り次第お伝えしていきたい。
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