新型スイフトのフルモデルチェンジ【最新情報】

新型スイフトのフルモデルチェンジ時期はいつ?

新型スイフトへフルモデルチェンジ!発売時期はベースグレード、スイフトRS、スイフトスポーツの順番となる。それぞれのエンジンの性能や価格、主な特徴などについての最新情報を公開していく


(今回のフルモデルチェンジで4代目となるスイフト)
(今回のフルモデルチェンジで4代目となるスイフト)

新型スイフトはどのような車種に?


スイフトは2016年4月上旬の時点で世界累計販売台数500万台を達成したことを発表した程人気のある車種だ。

 

2011年次にはRJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞、2014年には世界累計販売台数400万台を突破している。

 

2004年にスイフトが誕生した時には「スズキの走りを変えた」と驚かれた程、新鮮な物があった。

 

これが初代スイフトのインパクトである。

 

2010年に誕生したのが現行モデルであり、それから丸6年が経つ。

 

正常な進化を遂げ今でも高評価を獲ていて、欧州テイストの走行が楽しめるコンパクトカーとして根付いている。

 

このようにスズキの中でも優秀なコンパクトカーであるスイフトだが2016年10月に遂にフルモデルチェンジが行われる。

 

スイフトは、2013年7月にマイナーチェンジを行っている。

 

通常3年に1度のモデルチェンジが行われるので、スイフトはもういつフルモデルチェンジを行ない新型になってもおかしくないのだ。

 

そのモデルチェンジのスケジュールは以下の通りだ。

 

まず、「ベース」となるモデルの新型が発表され、ついで「RS」タイプが発売。

 

その後は「スイフトスポーツ」が発売されていく。

 

3段階の発表スケジュールである。 

 

新型スイフトの発表スケジュール(旧)

1、2016年秋?

 

新型スイフトにフルモデルチェンジ

 

2、2017年2月

 

新型スイフトRS誕生 

上記が新型スイフトのフルモデルチェンジのスケジュールであった。

 

スイフトは本来、2016年秋にフルモデルチェンジされる予定であった。

 

しかし、スズキの燃費計測不正問題により遅れが生じている。

 

年末のフルモデルチェンジから2017年あたりに延ばされてしまったのだ。

 

これにより、ベースモデルとRSは同時に発表される事となりそうだ。

 

そして「スイフトスポーツ」はここから半年程遅れて誕生する事になる。

 

【新型スイフトの最新発売スケジュール】

1、2017年2月

 

新型スイフトにフルモデルチェンジと同時にRSモデルも発表

 

2、2017年8月

 

新型スイフトスポーツ誕生 

フルモデルチェンジ最新情報をお届けする前に、歴代のスイフトについて見ていこう。

 

スイフトは日本国内では2000年に誕生したコンパクトカーだ。

 

現在は3代目。

 

新型は4代目スイフトとなる。

 

まずは初代スイフトについて。

 

※新型スイフト「スポーツ」についての最新情報は下記

・新型スイフトスポーツ ハイブリッド/4WD設定【最新情報】 

初代スイフト(HT51S)2000年~2006年


(初代スイフト)
(初代スイフト)

スイフトと言う名称は、

 

初代カルタスと言う車種の2代目の国外仕様の名前だった。

 

特に2代目カルタスの国外仕様車は北米や欧州等の多くの地域で「スイフト」として販売されている。

 

スイフトの名前の由来は英語で「軽快・快速」を意味する「swift」から来ている。

 

日本市場のスイフトは2000年の2月9日から販売されており、現ソリオの「ワゴンR+」のプラットフォームを採用している。

 

国外では「イグニス」の名前で販売された。

 

Keiのサイドパネルやドアを共有しクロスオーバーSUV風のコンパクトカーとして登場させた。

 

エンジンはVVTを採用、65 kW(88馬力)を発生する1,300cc、直列4気筒DOHC16バルブのM13A型ガソリンエンジンを搭載している。

 

初代スイフトのスペック

全長 3615-3620mm
全幅 1600-1650mm
全高 1525-1540mm
ホイールベース 2360mm
車両重量 880~960kg
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアハッチバック
エンジン M13A型 1.3L 直4 DOHC VVT
駆動方式 FF/4WD
最高出力 65kW(88PS)/6000rpm
最大トルク 118N・m(12.0kg・m)/3400rpm
変速機 5速MT/4速AT
サスペンション

前:ストラット式

後:トレーリングリンク(I.T.L.)

2代目スイフト 2004年~2010年

(ZC11S・ZD11S、ZC21S・ZD21S、ZC71S)


(画像:2代目スイフト)
(画像:2代目スイフト)

2004年11月1日に2代目にスズキの世界戦略車としてフルモデルチェンジされ「グッドデザイン賞」を受賞。(同時期発売のエスクードと共に)

 

初代スイフトと同じように低価格を売りにしているが、走行能力が大幅に向上している。

 

エンジンは2設定。

 

■1300cc・4気筒DOHC16バルブVVT(M13A、67kW/91馬力)

■1500cc・4気筒DOHC16バルブVVT(M15A、81kW/110馬力)

 

グレード設定は

 

■1.3Lは「XE」・「XG」の2グレード

■1.5Lは「XS」

 

・2005年12月 一部改良(2型)

・2007年5月24日 マイナーチェンジ(3型)

・2009年5月12日 一部改良(4型)

 

2代目スイフトのスペック

全長×全幅×全高 3850×1695×1510-1535mm
ホイールベース 2430mm
車両重量 970~1080kg
乗車定員 5人
ボディタイプ

5ドアハッチバック

3ドアハッチバック(欧州のみ)

 

4ドアセダン(インドのみ)

エンジン K12B型 1.2L 直4 DOHC 吸排気VVT
駆動方式 FF/4WD
最高出力 67kW(91PS)/6000rpm
最大トルク 118N・m(12.0kg・m)/4800rpm
変速機 5MT/CVT
サスペンション

前:マクファーソンストラット

後:トーションビーム

3代目スイフト(ZC72S・ZD72S)2010年~


(画像:3代目スイフト)
(画像:3代目スイフト)

2010年8月26日に3代目スイフト(現行モデル)が発表され、9月18日に発売を開始した。

 

コンセプトは、「More SWIFT」で、よりスイフトらしくと言う意味だがその名前の通り、

 

エクステリアや運動性能などスイフトらしを継承しつつプラットフォームを軽量化、そして高剛性を高める為に、新たに設計をしている。

 

ボディサイズではホイールベースを40 mm拡大。

 

トレッドも拡大しているので直進安定性・旋回性・居住性が高まっている。

 

エンジンは、K12B型 1.2L 直4 DOHC 吸排気VVT。

(通常の吸気側にプラスして、排気側にはVVTを採用。エンジンの負荷低減が可能な発電制御付オルタネーターを採用した改良版のK12B型)

 

トランスミッションは、5MT(2WD)とCVT(2WD・4WD)

(4WD車に設定していた5MTと4ATは廃止されている)

 

・2011年11月17日 特別仕様車「RS」を発売

・2012年6月5日 一部改良(2型)

・2013年7月17日 マイナーチェンジ(3型)

 

3代目スイフトのスペック

全長×全幅×全高 3850×1695×1510-1535mm
ホイールベース 2430mm
車両重量 970~1080kg
乗車定員 5人
ボディタイプ

5ドアハッチバック

3ドアハッチバック(欧州のみ)

 

4ドアセダン(インドのみ)

エンジン K12B型 1.2L 直4 DOHC 吸排気VVT
駆動方式 FF/4WD
最高出力 67kW(91PS)/6000rpm
最大トルク 118N・m(12.0kg・m)/4800rpm
変速機 5MT/CVT
サスペンション

前:マクファーソンストラット

後:トーションビーム

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スズキは燃費計測不正にも関わらず数値は上回っていた


スイフトの燃費不正

国土交通省の調査の結果、スズキの車種に燃費の計測方法に不正がある事が発覚した。

 

しかし、数値自体はカタログ値を上回っていたので処分がされなかった。

 

不正が発覚したのは全部で16車種だ。

 

軽自動車は「アルト」「アルト ラパン」「ワゴンR」「ハスラー」「スペーシア」「エブリイ」「キャリイ」「ジムニー」

 

登録車は「ソリオ」「イグニス」「バレーノ」「SX4 S―CROSS」「スイフト」「エスクード2・4」「エスクード」「ジムニーシエラ」

 

となっている。

 

スイフトスポーツに至ってはカタログ数値+4km/L程度も上回っているとの報告もあった。

 

数値が上回っている事はユーザーにとっては嬉しい限りだが、その間の新型車種の発表スケジュールは全て先送りされる事となった。

 

2016年末にフルモデルチェンジ予定だった、スズキの車種はスイフトだけではなく、ワゴンRなどもフルモデルチェンジの遅れに影響が出ている。

 

スイフトのノーマルとRSを先に発表し、スイフトスポーツに至っては発売時期は2017年3月~8月頃になると言う。

 

場合によっては2017年2月頃3車種同時発表もあり得るとの事でこちらの動向は引き続き追っていきたい。

新型スイフトのエンジンとプラットフォームについて


(新型はエンジンもプラットフォームも大幅変更)
(新型はエンジンもプラットフォームも大幅変更)

注目されるのがそのフルモデルチェンジ内容だ。

 

現在のスイフトに搭載されているエンジンは、1.2Lエンジンを搭載している。

 

スポーツモデルのスイフトスポーツには、1.6Lエンジンを搭載しているが

 

フルモデルチェンジにより

 

「プラットフォーム」も「エンジン」も新開発されたユニットが採用される事となる。

 

例えばプラットフォームではスズキのソリオで初めて採用され、約100kgの軽量化が可能となった新型プラットフォームが次期スイフトにも使われる。

 

新型スイフトでは低燃費と警戒な走りに重点をおいているので、当然車両重量も軽くなる。

 

次期スイフトの重量は約900kg程度となり、最も軽い物だと約800kg台となる。

 

エンジンについては、いくつか用意される事となる。

 

最近のスズキは新型エンジンを続々登録車に投入してきている。

 

その中から次期スイフトに共通する事もできる物もあるが、

 

新型エンジンをスイフトの為に用意しているとの最新情報がある。

 

それが3気筒1Lマイルドハイブリッドだ。

 

スズキは現在1Lマイルドハイブリッドの開発に注力していると関係者は話す。

 

現在のスズキのエンジンは前述した通り

 

イグニスとソリオに4気筒1.2Lマイルドハイブリッドを採用している。

(画像はイグニス:4気筒1.2L搭載)
(画像はイグニス:4気筒1.2L搭載)

その現行エンジンに改良を加え、ほぼ同等のシステムとなるS-エネチャージを他の軽自動車に採用している状況だ。

 

しかし新型スイフトでは新しく3気筒のマイルドハイブリッドが搭載される事になるのだ。

 

どのような走行性能をみせてくれるのか今から注目したい。

新型スイフト「ベースグレード」「RS」「スポーツ」のエンジンは?


(次期スイフトのエンジンについて)
(次期スイフトのエンジンについて)

新型スイフトの市場は欧州狙いとなるのでエンジンはダウンサイジングターボ(ブースタージェットエンジン)へと変更される。

 

ベースグレードでは1Lマイルドハイブリッドが搭載されるが、

 

さらに4気筒1.2LのデュアルジェットNAエンジンが用意される。

 

(力強い走りを魅せるエンジン設定も有り)
(力強い走りを魅せるエンジン設定も有り)

・新型スイフトのエンジンスペック

1.0リッター直列4気筒DOHC (K10C型)

 

【最高出力】

64ps/6000回転

 

【最大トルク】

10.6kgf.m/2600回転

このダウンサイジングターボエンジンはコンパクトカー専用に開発された物で、当然燃費の向上に成功する。

・新型スイフトハイブリッドエンジンのスペック

1.2リッター直列4気筒DOHC (K12C型)

 

最高出力】

64ps/6400回転

 

【最大トルク】

9.4kgf.m/3200回転

現在のスイフト1.2L直列4気筒エンジンでは26.4km/Lを記録しているが、新型スイフトのKC12型エンジンでは32km/Lオーバーを目標としている。

 

この2種類のエンジン設定となる。

 

新型スイフトでさらに注目されるラインアップは「RS」の設定だ。

 

この「RS」は元々は特別仕様車であった。

(写真:スイフトRS)
(写真:スイフトRS)

このRSは欧州モデルで欧州仕様のサスペンションが高評価を獲ている。

 

欧州チューニングの足回りやエアロ仕様が通にはドストライクなスポーティコンパクトだ。

 

その結果新型スイフトでも定番としてラインアップされる事となる。

 

次期スイフトではベースグレード以外にもエンジンのラインアップがあることに注目したい。

 

新しいエンジンを搭載する事でベースグレードとは区別していくのだ。

 

バレーノに採用されている3気筒1L直噴ターボをRS専用エンジンとして用意する。

 

他には4気筒1.2Lストロングハイブリッドもラインアップする。

 

スイフトの「ベースグレード」と「RS」の違いだが、エンジンが全てを語っている。

 

1L直噴ターボは111ps/16.3kgmとなる。

 

バレーノの場合だがJC08モード燃費は20.0km/Lだ。

 

スイフトRSでも同じような性能となる事が予想されるが、RSはスポーツグレードとなるので、バレーノに搭載しているよりもパワーアップさせ120ps程度が見込まれる。

 

1.2Lストロングハイブリッドでは目標燃費は32.0km/Lとなるのでこちらも楽しみである。

新型スイフトRSはスズキが特に力を入れている

この新型スイフトRSは、

 

次期型車で最も力を入れている。

 

3気筒1L直噴ターボと4気筒1.2Lのストロングハイブリッドを搭載する。

 

1Lターボは1.6LNAクラスの出力を発揮し1.2Lハイブリッドは32km/Lの低燃費となる。 

新型スイフトはSHVS搭載


新型スイフトは海外でのテスト走行で多数の目撃情報がある。

 

その目撃情報によると、室内のメーター周りの様子から、スズキバレーノに搭載されているSHVS(Smart Hybrid Vehicle by Suzuki)を搭載していると言う。

 

 

SHVSとは?

SHVSとは新開発のマイルドハイブリッドシステムの事を言う。

 

ISG(モーター機能付発電機)によるモーターアシストと効率の良い回生発電を行う。

 

モーターが車の発進・停止、アイドリングストップ機能をサポートする役割を果たす。

 

もし新型スイフトにSHVSが付くとなると、新型スイフトハイブリッドの設定も楽しみである。

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新型スイフトスポーツについて


(新型スイフトスポーツの性能は?)
(新型スイフトスポーツの性能は?)

スイフトスポーツはフルモデルチェンジ後最後に登場する。

 

こちらには新開発の4気筒1.4L直噴ターボが搭載される。

 

このエンジンは、海外仕様のエスクード(ビターラ)に搭載されているものだ。

(エスクードの海外名はビターラ)
(エスクードの海外名はビターラ)

こちらのエンジンは国内ではスイフトスポーツが第一弾となる。

 

特徴としては6速MTと6速ATが組み合わされ、

 

そのスペックは150ps/23.0kgm前後と予想されている。

 

車両重量も抑えられ900kg台となる。

 

軽量ボディとパワフルなエンジンでスポーツタイプの走りは多いに期待できる。

・新型スイフトスポーツエンジンスペック

【エンジン】

1.4リッター直列4気筒DOHC (K14C型)

 

【最高出力】

150ps/5500回転

 

【最大トルク】

23.0kgf.m/1500-4000回転 

新型スイフトスポーツの発売日は?

2017年2月~3月発売が有力な情報となっている。

 

スイフトスポーツの4気筒1.4L直噴ターボを国内仕様で初搭載し150ps前後発生させるので今から注目だ。

新型スイフトはエスエネチャージマイルドハイブリッド搭載


新型スイフトの最新情報

新型スイフトにはエスエネチャージが搭載される。

 

このエスエネチャージと言うものは、

 

SG(モーター機能付発電機)S-エネチャージ車専用リチウムイオンバッテリーを採用し、

加速時にモーターでエンジンをアシストするシステムの事だ。

 

減速時のエネルギーを利用しISG(モーター機能付発電機)で発電、

 

専用鉛バッテリーとS-エネチャージ車専用リチウムイオンバッテリーに充電する。

 

これにより、加速時にモーターでエンジンをアシストしているので通常より燃料を使わなくてよくなるのだ。

 

燃費向上の効果がある。

 

さらにアイドリングストップ後は、ISGのスターターモーター機能により、エンジンを再始動するので、ギヤの噛み込み音がなく、静かでスムーズな再始動を可能にしくれる。

 

これらの機能が新型スイフトには追加される点も目玉となる。

▼新型スイフトRSのスペック

全長

全幅

全高

3900

1695

1500mm

ホイールベース 2430mm
エンジン

直3 1LDOHC直噴ターボ

車両重量 900kg
最高出力 120ps
最大トルク 16.5kgm
トランスミッション 6MT/CVT
駆動方式 FF
燃費(JC08モード燃費) 20.0km/L
価格 160万円前後

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