レクサスLC500とLCと500hの最新情報を公開。「LF A」の後継車種に位置づけられるスーパースポーツカー「LC F」の具体的な性能なども分かって来た。価格や発売時期、その脅威的な性能などをお伝えしていきたい。新型に期待
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レクサスの最上級スポーツクーペLC500
LC500はレクサスの最上級スポーツクーペで2017年春(5月予定)に発売される。
このLC500はレクサスのラグジュアリースポーツだが、
その性能などを見てみると、今まで長い間噂されてきたLFAの後継車種となる「スーパースポーツグレード」も誕生させる情報がある。
LFAは2010年より市販開始。2009年時点で予約販売スタート。
よりスポーティなニュルブルクリンクパッケージも50台限定誕生した。
2000年台より計画され2009年に正式に発表された。
世界で500台がユーザーの手に渡った車種だ。
4.8LのV10という日本で最初のマルチシリンダーのスーパースポーツとして誕生している。
このLF Aのつくりは非常に良く、トヨタの技術力に世界中が驚いた。
しかしこの時はライバルのフェラーリやポルシェは既にハイブリッドに移行していたので若干時代遅れ感があったのだ。
そこから試行錯誤され、LF Aの最新機ともとれる、LC Fが誕生する。
まずは簡単にLC500について見てみよう。
下記はLC500のオフィシャルサイトからの引用である。
LC500について
コンセプトモデルの発表から4年後の2016年、LEXUSは新型ラグジュアリークーペ「LC500」、およびそのハイブリッドモデルとなる「LC500h」を世界初披露した。 LC500hにおける世界初のマルチステージハイブリッドシステムの採用など、パフォーマンスの革新に加え、デザインテイストをさらに進化させ、市販モデルにまで昇華させることは、LEXUSブランドに変革をもたらす挑戦であった。 |
LC500の外見
新型LCの実現はデザインおよびエンジニアリングチームのコラボレーションの結集であり、様々な困難を乗り越えた結果である。
その妥協なきエクステリアは走行性能の要件とデザインの狙いが合致したダイナミックなプロポーションとエレガントさを融合したデザインを実現している。
艶やかな曲面とフロントからリヤへと流れるラインを受け、リヤ中央部にスピンドル形状のテーマを採用。
テールランプ外側から伸びたターンシグナルランプと合わせ、際立ったLEXUSの個性を表現している。デザイン性に留まらず、リヤに配置されたマフラーディフューザーやスポイラーは走行中の空気の流れを制御し、走行性能を向上させている。 |
インテリア
LEXUSのエンジニアたちはドライバーとクルマの一体感を醸成するドライビングポジションを実現するため、ペダル配置やステアリング傾角、シートのホールド性など、細部にまでこだわりぬいた。クーペのスポーティな走りをサポートする快適なレイアウトとなっている。 ドアパネルやコンソールなどに表れるLC500およびLC500hの精巧な設計は、世界に誇るLEXUSの匠の技術が結集している。 |
エンジンについて
LC500のエンジンだが、
・V8の5L、NA(500)
・V6の3.5Lハイブリッド(500h)
の2設定となる。
しかし、レクサスLC500の中でも最強クラスの「LC F500」のデビューも噂されているが
このLC F500のスペックは凄い。
600ps級と言われており、GT-Rを上回る数値だ。
この脅威的なパワーを発揮するのは現在開発中のV8の4Lターボエンジン。
トヨタのダウンサイジングターボでV8の5L NAエンジンに代わる次世代ターボとなる。
次世代のLEXUSを象徴するフラッグシップラグジュアリークーペとして誕生したLC500は、これまでにないダイナミックな走りを実現している。よりシャープなドライビングエクスペリエンスの追求と、ラグジュアリークーペにふさわしい走りの心地良さの両立は、開発チームの大きな挑戦となった。
LC500の心臓部となるエンジンは、RC FやGS FなどLEXUS “F”モデルから継承したV型8気筒5.0ℓエンジンを採用、スムーズなレスポンスとエモーショナルなエンジンサウンドが調和し、アルミニウムを採用したエンジンは467馬力、389lb.-ft.の高出力を実現している。
LC500hに採用された世界初となるマルチステージハイブリッドシステムでは、2つのモーターを使用したLEXUSのハイブリッドシステムに、有段ギアの自動変速機構を組み合わせることで、エンジンとモーター両方の出力制御を可能にした。
低速域ではV型6気筒3.5ℓエンジンの使用領域を高回転側に拡大し、パワフルな走りを実現。さらに低速域から高速域まで、システム効率の高い動作点を選択し、EV走行領域も拡大することで、エモーショナルな走りと燃費性能に優れた快適なクルージング走行を両立した。 |
開発呼称943F
トヨタには「943F」と呼ばれる3LのV6ターボ以外にもこのV8の4Lターボも同時に開発している。
これはLSなどのV8のNAマシンに代わるエンジンとして計画されているターボだ。
このLC Fに搭載されている4Lターボは標準のダウンサイジングターボに比べるとパワーは100ps以上高められて600psに達すると予想されている。
ミッションについてはまだ不明だが、
現行のRC Fに使われるアイシンの8速ATもしくはBMWのスポーツモデルの7速M DCTあたりとも言われている。
エンジンについては全く新しくなる
現行のV8エンジンのUR系ではなく、現在新開発しているとの事。
新開発の4LのV8ターボとなり、クラウンなどにつまれる2L直4の8ARをつなげた物だ。
8ARは燃費性能がよく、235ps。
そして4Lバージョンでは標準型で450ps程度でLC F用のスポーツパッケージでの場合では相当協力なエンジンとなる事は間違いない。
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LC500の最上級モデルはLFAの後継
GT-RやホンダNSX、ロードスターのような名車は車好きにはたまらない名車だが、
レクサスLFAこそその頂点に立っている存在なはずだ。
このレクサスLFAの生産台数はわずか500台。
値段は日本価格で3750万円だ。
2010年~12年にかけて販売スーパーカーだ。
発売終了後は購入できなかった名車好き達からLFA2の発売を待望された程だ。
LFAとは仕様こそは異なるが、LFAを意識した、ラグジャリースポーツとしてLF-LCを2012年以降にコンセプトカーとして発売している。
上記はLF-LCだが、公開された時点ではレクサスSCの後継車種だと思われており、SCの進化モデルの上級スポーツとして登場されると期待されていた。
しかし、市販車が2016年のデトロイトショーでLC500、ジュネーブショーでハイブリッドのLC500h(ハイブリッド)として公表されたのだ。
このLC500の発売は2017年の早々に市販が開始される。
LFA後継車種をLCの最上級モデルとして発表する
トヨタはLFAの後継車種を誕生させる機会をずっと見計らっていた。
LC開発当初はこのシリーズをLFA後継車種にする動きもあったが
結果としてLC500はレクサスとしてラグジュアリースポーツとして完成させてくる算段でいる。
しかし、
トヨタはこのLC500をレクサスブランドのスポーツ系フラッグシップとしてLCシリーズで「LFA2」となるLFAの後継車種を誕生させる予定はまだ捨てていない。
シリーズの中にもRC、GS同様に「F」が誕生しそうだ。
LC F=LFA2となりそうだ。
このLCのLFA後継車種モデルのエンジンなどは先程解説した通り、全く新しい物となる。
2Lターボの8AR-FTSを90度のバンクに2つ配置したV8となり、部品の共有を図る。
5LのV8ではなく、4LのV8ターボという新開発のユニットで600psを目指す。
かなり注目されるであろうスーパーカーとなる。
LC500の値段はいくらになる?
LFAは500台の内50台をニュルブルクリンクパッケージとしてエンジンパワーを580psにした。
しかしLC Fではそれを遥かに上回る性能を持ち、まさに「LFA2」と呼ぶべき性能を持つ。
そしてこのLC Fを基にモータースポーツ専用車のGT3も誕生してくると見られている。
価格は、
標準モデルのLCと500が1000万円オーバーとなる。
LC Fは2000万円台となる。
LC Fは日本最強のスーパーカーとなる。
なお、LC500は2017年5月発売予定で、LC Fは2018年に発売される。
LCのGT500用マシンもすでに目撃情報があり、富士スピードウェイにに持ち込まれパドック内でテストされている。
こちらは8月26日、27日の鈴鹿第6戦でGAZOOが正式に会見をするので注目したい。
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