ムーブキャンバスの最新情報【ダイハツ新型トールワゴン】

ダイハツの新型ムーヴキャンバス

ダイハツに新型ムーヴキャンバスが追加される。価格は130万円前後となり、カラーは単色の9色+2トーンカラー8色だ。燃費は~31.0km/L。安定装備はスマートアシスト2搭載。発売日は2016年9月だ。


新型ムーブキャンバスと言うトールワゴ2ンの新型、軽自動車が投入される事となった。

 

トールワゴンとは、通常の機械式駐車場には入らない1,550mmをオーバーする車高を持ち、3列シートは持たないハッチバックの「1.5ボックス」タイプのミニバンを言う。特徴としては、車内が通常のハッチバックより広い。

 

トールワゴンの火付け役となったのは、1993年9月3日に登場したスズキのワゴンRだ。

 

その新しいスタイルの車は爆発的なヒットを生んだ。

 

これに乗っかる形でトールワゴンが続々と各メーカーより誕生し出したのだ。

 

・トヨタファンカーゴ

・トヨタbB

・日産キューブ

 

などの車種がベストセラーとなり現在の代表的なトールワゴンとなっている。

 

現在も日本や海外で多くのトールワゴンが売られているが、まずは現行のトールワゴンをみてみよう。

日本のトールワゴン

【トヨタ】

 ポルテ/スペイド、ラクティス、bB

 

【ホンダ】

フリードスパイク/フリードスパイクハイブリッド

 

【日産】

キューブ

 

【スズキ】

ソリオ、SX-4 S-クロス

 

【三菱】

デリカD2(ソリオのOEM)

日本車以外のトールワゴン

【BMW】

 2シリーズ アクティブツアラー

 

【オペル】

アジラ

 

【キア】

ヴェンガ、レイ

 

【シエトロン】

ベルランゴ

 

【ヒュンダイ】

ix20

 

【フィアット】

パンダ

 

【フォルクスワーゲン】

ゴルフプラス

 

【フォード】

フォーカスC-MAX

 

【プジョー】

1007

 

【メルセデス・ベンツ】

バネオ、Aクラス、Bクラス

 

【ランチア】

ムーザ

 

【ルノー】

カングー

今ではこれだけのトールワゴンが発売されている。

 

ダイハツはこの中にムーブキャンバスを投入し勝負する事となる。

 

ムーブキャンパスが一体どのような車種になるのか見ていこう。

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ムーヴキャンバスはどんな車種?特徴は?


(新型トールワゴン軽自動車ムーヴキャンバスとは?)
(新型トールワゴン軽自動車ムーヴキャンバスとは?)

ムーヴキャンバスはその名前の通り、ムーブをベースに開発されている。

 

コンセプトモデルは、2015年のモーターショーで発表された「HINATA(ヒナタ)」だ。

 

このHINATA(ヒナタ)を市販化した車種がムーヴキャンバスとなる。

 

HINATA(ヒナタ)は上記の画像通りポップで女性受けの良さそうな車種となっている。

(観音開きのドアは注目だ)
(観音開きのドアは注目だ)

また、観音開きのドアも話題を呼んだ。

 

コンセプトモデルのHINATAでは観音開きとなったが、ムーヴキャンバスでは両側スライドドア(Bピラーあり)として発売する。

 

観音開きのドアもインパクトがあって良いが、やはり普段使いや狭い駐車場では隣の車にドアをぶつける可能性もあり、生活的ではないのだ。

ムーヴキャンバスの特徴や性能
(スライドドア搭載のダイハツ・ムーヴキャンバス)

ムーヴキャンバスのボディサイズが判明している。

 

それによると、同じダイハツから発売されているタントよりも全高は低くなる。

 

タントの全高は、1750mmだが

 

これに対してムーヴキャンバスの全高は1660mmとなる。

 

ある程度の高さがあるので車への乗り降りも楽で、

 

天井が高い分、乗車中の圧迫感を感じる事は無く室内の居心地は良い。

ムーヴキャンバスのボディサイズ


(タントよりも10センチ程全高が高くなる)
(タントよりも10センチ程全高が高くなる)

最新情報では【ムーヴキャンバス】のボディサイズは下記の通りになる。

 

全長:3395mm

全幅:1475mm

全高:1660mm

ホイールベース:2455mm

 

ベースとなる「ムーブ」よりも全高が30mm高くなる。

他はボディサイズに変化なし。

 

なお、タントと比較すると全高は90mm低くなっている。

 

※【タントのボディサイズ】

全長:3395mm

全幅:1475mm

全高:1750mm

ホイールベース:2455mm

 

このように見ると、新型ムーブキャンバスは小さな子供がいるファミリー層を狙っているのがよく分かる。

 

スライドドアは、パパ、ママにとっては嬉しい機能だ。

 

片手で子供を抱っこして、もう片方の手に買い物袋など荷物を持っているとドアの開け閉めが大変なのだ。

 

また子供が小さいうちはそこまで全高はいらない。

 

上記のような層にはピッタリとなる新車となる。

 

ムーヴキャンバスは、ムーブとタントの中間の高さで発売される事となる。

 

ライバル車種となるホンダNボックスとダイハツの車種をミックスさせ全高を比較してみると、

 

ムーヴ:1630mm

N-WGN 1655mm

ムーヴコンテ:1655mm

ムーヴキャンバス:1660mm

N-BOXスラッシュ:1670mm

タント:1750mm

N-BOX 1780mm

 

 

このように丁度中間サイズに全高が設定されている事が分かる。

ムーブキャンバスのカラー


(ムーヴキャンバスは何種類のカラー設定となるのか)
(ムーヴキャンバスは何種類のカラー設定となるのか)

ムーヴキャンバスは上記で説明した通り、女性にも選ばれる車種となる。

 

その為、女性が選びやすいカラー設定があり、最近主流になりはじめている2トーンカラー設定も用意されている。

(画像:タントの2トーンカラー)
(画像:タントの2トーンカラー)

具体的には下記の種類のカラーが設定される。

 

【単色】

 

・シルキーブルーパール

・スムースグレーマイカメタリック

・ナチュラルベージュマイカメタリック

・パールホワイトⅢ

・ファイアークォーツレッドメタリック

・ファインミントメタリック

・プラムブラウンクリスタルマイカ

・ブラックマイカメタリック

・ライトローズマイカメタリックⅡ

 

【ツートーンカラー】

‹パールホワイトⅢに+されるカラー›

 

・シルキーブルーパール

・スムースグレーマイカメタリック

・ナチュラルベージュマイカメタリック

・パファインミントメタリック

・ライトローズマイカメタリックⅡ

 

‹スムースグレーマイカメタリックに組み合わせられるカラー›

 

・ファイアークォーツレッドメタリック

・ブラックマイカメタリック

・プラムブラウンクリスタルマイカ

ムーブキャンバスのグレード設定


(ムーヴキャンバスが全部で9グレード設定となる)
(ムーヴキャンバスが全部で9グレード設定となる)

ムーヴキャンバスのグレード設定は細かく分けると全部で9設定となる。

 

・X

・X“SAⅡ”

・X“メイクアップSAⅡ”

・X“リミテッドSAⅡ”

・X“リミテッドメイクアップSAⅡ”

・G“SAⅡ”

・G“メイクアップSAⅡ”

・L

・L“SAⅡ”

 

ベースとなる「ムーブ」の設定も細かく分けると全部で9設定だ。

 

・Xターボ“SA Ⅱ”

・Xターボ

・X“SA Ⅱ”

・X

・G“SA Ⅱ”

・G

・L“SA Ⅱ”

・L

・“ホワイトアクセントSA Ⅱ”

 

ムーブ同様必要なグレードを選ぶ事が出来るのは嬉しい。

ムーヴキャンバスの安全装備


(スマートアシスト2搭載)
(スマートアシスト2搭載)

ムーヴキャンバスの安全装備は「スマートアシスト2」が設定される。

 

この機能は、ベースとなるムーブにも搭載されているので当たり前と言えば当たり前か。

 

スマートアシスト2は以下の5つの安全性能から成る。

 

・衝突回避支援ブレーキ機能

・衝突警報機能(対車両・対歩行者)

・車線逸脱警報機能

・誤発進抑制制御機能(前方)

・誤発進抑制制御機能(後方)

・先行車発進お知らせ機能

 

多くの車種が安全装備を備え、各メーカーがこぞってその技術を高め合っている。

例えば、

 

・トヨタではToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス) C

・ホンダはホンダセンシング

・日産はプロパイロットや緊急自動ブレーキ

・スバルはアイサイトVer3.0(もう時期Ver4.0を発表)

 

などだ。

 

スマートアシスト2は、予防安全性能評価最高ランク「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得している。

 

ダイハツの安全装備もライバル車種に見劣らないような安全装備を備えるので安全性能は良いと言えるだろう。

ムーヴキャンバスのエンジン


ムーヴキャンバスのエンジンについてはそれ専用に開発している物ではない。

タントやムーブの物をそのまま流用する事となる。

 

・直3DOHC 660cc

・総排気量:658

・内径×行程:63.0×70.4mm

・圧縮比:11.3

・最高出力:52ps/6800rpm

・最大トルク:6.1kgm/5200rpm

 

エンジンはNAとターボの2設定となる。

 

この車種はNAの方が売れる傾向があるので大半のユーザーはNA設定を購入するだろう。

ムーヴキャンバスの燃費


ムーブのJC08モード燃費は、~31.0km/L

(車両重量:820kg)

 

タントのJC08モード燃費は、~28.0km/Lだ。

(車両重量:920kg)

 

ムーヴキャンバスの車両重量は今のところ不明となっている。

 

その為、正確な燃費を予想するのが難しいが、ベースとなるムーブと同等となる事が予想されている。

 

ムーヴキャンバスの燃費はJC08モード燃費で31.0km/L前後となる。

ムーヴキャンバスのインテリア


(ムーヴキャンバスのインテリアは?)
(ムーヴキャンバスのインテリアは?)

ムーヴキャンバスのインテリアはシンプルにまとまっている。

 

ごちゃごちゃしていない分、万人受けする作りとなっており、

 

且つ清潔感があり誰が使用しても違和感の無い作りとなっている。

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ムーヴキャンバスの最新情報まとめ


(インテリアもエクステリアも注目)
(インテリアもエクステリアも注目)

ダイハツにはスライドドア軽ワゴンの車種はタントとウェイクの2つしかない。

 

このタントとウェイクはルーフが高い車種だ。

(タントの全高:1,750mm、ウェイクの全高:1835mm)

 

これに対し、ムーヴキャンバスは全高が1,660mm。

 

全高を低くすると、室内が狭くなると思いがちだが、低くするのには理由がある。

 

全高が低いと空力特性が良くなり、高速時の走行が安定するのだ。

 

風などの影響を受けにくく横揺れも感じにくくなる。

 

空力特性も良いのでその分、燃費も良くなるし、車両重量も軽くする事が出来るので更に燃費が向上する。

 

ムーヴキャンバスの価格


ムーヴキャンバスの価格は130万円前後となる。

 

ベースとなるムーブの価格は、2WDで1,134,000円~1,382,400円となっている。

 

この価格帯の前後となる事が予想されている。

 

ベース車より大幅に値上がる事はなさそうだ。

尚、発売日は2016年9月となる。

▼ムーヴキャンバスの主要諸元

全長×全幅×全高 3,395x1,475x1,650mm
ホイールベース 2,455mm
エンジン 0.66リッター直列3気筒DOHCエンジン KF型
最高出力 52ps/6800回転
最大トルク  6.1kgf.m/5200回転
乗車定員 4名
駆動方式 FF
トランスミッション CVT
JC08モード燃費 27~31.0km/L前後
価格 130万円前後

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