新型ジムニーフルモデルチェンジ2018最新情報/ハイブリッド?

新型ジムニーの価格や発売日、燃費や性能は?

新型ジムニーの価格、発売日、燃費やエンジンやその他の性能について解説。


スズキのジムニーは軽自動車とは思えないほど、本格的なオフロード四駆車だ。

 

ドライブアクション4×4を搭載するなど、独自に開発され続け、今では稀有な存在になっている。

 

本格オフロード車としては日本は勿論、世界中からも高評価を得ている車種だ。

 

特徴としては、

 

・小型軽量ボディ

・ラダーフレーム

・リジッドアクスル式サスペンション

・大径タイヤ を備える

これらのお陰で、

 

悪路の踏破性能では四輪自動車としてトップクラスの性能を持っており、クロスカントリー競技のベース車としても使用されている。

 

現行車種価格:129~162万円。

 

悪路に強いジムニーで災害時には最強の車とも言われている。

 

一定のファン層がいるこのジムニーが遂にフルモデルチェンジを行ない新型へと進化する。

 

フルモデルチェンジ時期は2018年となるがどのような車種になるのかを見ていこう。

 

その前にスズキジムニーの歴代車種を振り返えってみよう。

 

初代ジムニー1970~1981年


(初代ジムニー)
(初代ジムニー)

初代ジムニーは1970年4月に軽自動車では初となる本格四輪駆動オフロード車として誕生し、

 

発売当初のキャッチコピーは70年代に流行った、男くささや、野生味をうたった。

 

・「自然に挑戦する男のくるま」

・「男の相棒☆ジムニー」

・「最前線志願」

 

の3つであり、このキャッチコピーと、ジムニーが持つ「がっちりとしたボディ」がジムニーに乗る=破天荒な男 をイメージさせ、また軽自動車な為、維持費も安い事から「今までにない軽自動車」として瞬く間に話題となり成功を収めている。

 

当時の日本での四輪駆動車は大型の、

 

・トヨタランドクルーザー

・日産パトロール

・三菱ジープ

 

この3車種のみにとどまっていた点もジムニーが成功した要因でもある。

 

ジムニーを開発するに当たり、現在のスズキの会長である鈴木修氏が社内の反対を押し切り、当時のホープ自動車(現:ホープ)が開発した軽四輪駆動車「ホープスター・ON型4WD」(1967年〈昭和42年〉完成)の製造権を買い取った事から始まる。(その額は当時の金額で1200万円程)

 

当時、ホープ自動車は軽オート三輪の先駆的メーカーとして一定の地位は築いたもの、その後大手メーカーの追撃に合い自動車業界からの撤退に至っており、その後は遊園地の遊具開発の製造業として会社の方針を決めている。

 

2代目ジムニー 1981~1998年


(画像:2代目ジムニー)
(画像:2代目ジムニー)

1981年5月にフルモデルチェンジし2代目へ。

およそ11年ぶりにモデルチェンジを行ったジムニー。

 

大きく変更した点は快適性や操作性、エクステリアだ。

 

それまでの物とは異なり、乗用車としても十分使える車種へと進化した。

 

キャッチコピーを先代の物とイメージを変え

 

・「Tough & Neat(タフ&ニート)」で売りだした。

 

意味は「丈夫な&きれい(きちんとした)」だ。

 

・1983年8月マイナーチェンジ

・1984年6月マイナーチェンジ

・1986年2月マイナーチェンジ

・1987年9月マイナーチェンジ

 

3代目ジムニー 1998年~


(画像:3代目ジムニーXG4型)
(画像:3代目ジムニーXG4型)

1998年10月13日、JB23W-1 型を発表し3代目へフルモデルチェンジ。

 

3代目へとフルモデルチェンジした理由は、軽自動車規格の改正があったからだ。

 

エクステリアを大きく変更させた。

 

特に、今までのジムニーはBOX型だったが、今回より丸みを帯びた形になっている。

 

街乗りの操縦安定性、そしてオフロードでの走破性の向上を目指し、変更を行った。

 

先代より継承されているのは、

「前後リジッドアクスルサスペンション」、「ジムニー伝統のラダーフレーム」。

 

新設計されたのは、「フレーム」「サスペンション」※いずれも衝撃吸収構造。

 

軽自動車には、フロントのデフキャリアにはアルミ製がおごられている。

 

さて、この3代目から約20年後の2018年に4代目の新型へとジムニーは生まれ変わる事となる。

 

1998年に誕生した3代目の最後のモデルは、JB23-10型(2014年8月誕生)で、

 

変更点は2つ。

 

・シート表皮デザイン

 

・メーター

ガソリン・水温計・ATシフトインジケーターはデジタル化

タコメーターレッドゾーン領域も変更され7000〜9000回転となる。

 

次に新型ジムニーは4代目になりどのような性能を持つのか見ていこう。

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新型ジムニーのデザイン(エクステリア)はどうなる?


新型ジムニーのデザインはどうなる?

新型ジムニーのデザイン(エクステリア)はフルモデルチェンジによってどのように変わるのだろうか。

 

ジムニーと言えば、

 

・1代目は70年代の「男くささ」を意識

・2代目はオフロードでも走れる乗用車「タフ&ニート」に仕上げた

・3代目はオフロードの走破性は勿論、乗り心地も重視し「丸み」を持たせた

 

このように、時代にあった姿に変化して来ている。

 

と、なると4代目となる今回の新型ジムニーのデザインも大幅な変化が期待出来る。

 

実は新型ジムニーのコンセプトモデルは既に発表されている。

 

それは東京モーターショー2013に出展された「エックスランダー」だ。

 

エックスランダー=新型ジムニー?


(画像:エックスランダー)
(画像:エックスランダー)

エックスランダーは、

 

新感覚ビーグルで、時には街で、時には自然でとこんとん遊べる車種となっている。

 

スズキが世界に誇るジムニーをベースに1242cm3 直列4気筒デュアルジェットエンジン+高効率モーターを組み合わせた小型で軽量な1モーターハイブリッドシステムを搭載している。

 

これにより最新の環境性能と高い層は性能を実現する。

 

軽量、コンパクトなボディの中に本格四駆の持つ力強さ、メカニカルなイメージを意識させたエクステリア。

 

本格四駆にふさわしいインテリアデザイン。

 

そしてフローティングディスプレイは車両の状況が常に映しだされ、オフロードでも視界を気にする事なく走行できると共に、その映像を録画する事で臨場感溢れる走行を見て楽しむ事が可能だ。

 

このエックスランダーはルーフを取ったオープンカースタイルのSUVだが、この姿にかなり近い状態で新型ジムニーは誕生する。

 

新型ジムニーのインテリアデザイン


近未来的なデザインか?

新型ジムニーのインテリアデザインは黒ベースの落ち着いたデザインとなる。

 

今回のフルモデルチェンジではオフロードでも、街乗りも楽しめる車種として誕生する。

 

激しくアクティブユーザーを狙ったインテリアデザインではなく、またポップ過ぎず万人受けされるインテリアデザインとなる。

 

ただし、本格的オフロード車としての路線は一切捨てていないので重みを感じる内装にはなる。

 

新型ジムニーのボディサイズ


新型ジムニーのボディサイズはどうなる?

新型ジムニーもあくまで軽自動車枠となるのでボディサイズに大きな変化はない。

 

ボディタイプは現行と同じ2ドア(3ドアハッチ)となる。

 

・現行ジムニーのボディサイズ

全長×全幅×全高:3,395×1,475×1,680mm

ホイールベース:2,250mm

車両重量:980kg~990kg

 

・新型ジムニーのボディサイズ

全長×全幅×全高:3,395×1,475×1,690mm

ホイールベース:2,250mm

車両重量:970kg

 

最新の情報では全高が10mm~20mm高くなると予想されている。

なお、フルフローティングはそのまま継続される。

 

車両重量に関しては現行よりも軽量化を目指して開発されている為、プラットフォームの軽量化により970kg程度に落ち着くとされている。

 

新型のラダーフレームの軽量化を現在進めているスズキだが、やはりこの手の車種の優先順位は軽量化よりも「ボディ剛性」が問われてしまう。

 

その為、ボディ剛性の為車両重量が増えてしまうとの見方もある。

 

ボディ剛性もアップで軽量化される事が一番望ましいが、2018年のフルモデルチェンジまでに間に合うかが課題点でもある。

 

新型ジムニーのプラットフォーム


新型ジムニーのプラットフォーム

現行ジムニーのプラットフォームは、ラダーフレーム構造を持つ独自の物となっている。

 

独自のラダーフレームを使用しており、他の車種に共通化する事が難しいのでコストダウンが図れない事が一番のデメリットとなっていた。

 

しかし、今回もジムニーは新型のラダーフレームを用意する。

 

価格は多少値上ってしまう事は承知だがそれでも拘りのあるラダーフレームを新設計すると言うからスズキがジムニーに対する期待が伺える。

 

新型ジムニーのエンジン


新型ジムニーは新型エンジンを搭載か

ジムニーは「高性能DOHCインタークーラーターボエンジン」を全車に搭載している。

 

このエンジンは、ハイパワーと粘り強いトルクを発生させる機能を持つ。

 

高速道路では低速から高速までスムーズに加速し、ストップ&ゴーの多い街中でも、快適な走行を行ってくれる。

 

このエンジンが、新型ジムニーには新しく進化する。

 

現在スズキの主力エンジンはR型(R06A:2010年~)エンジンだ。(排気量0.66リットルのガソリンエンジン)このR型エンジンにスズキのエネチャージを組み合わせてくる。

 

もともと、R型エンジンはスズキのK型エンジンの後継となる。

 

軽量化とコンパクト化を重視した設計としたため、ピストンを1個あたり96g、コネクティングロッド(コンロッド)は336 g へと軽量化されている。

 

・R06A型直列3気筒ターボエンジン+Sエネチャージ

 

これが新型ジムニーには搭載される。

 

R6型エンジンは他にもMRワゴンやアルト、スペーシア、エブリイ、ハスラー、キャリイ、モコ、フレアクロスオーバーなど、軽自動車からスポーツモデルなど幅広い車種に搭載されている。

 

しかし、他の車種と異なる所はSエネチャージを組み合わせてくる点にある。

 

パワフルなのに低燃費な高効率なガソリンエンジンとなる。

 

燃費に関しては目標数値は、

JC08モード燃費:23.0km/Lだ。

 

Sエネチャージとは、

 

ISG(モーター機能付発電機)とS-エネチャージ車専用リチウムイオンバッテリーを採用し、

加速時にモーターでエンジンをアシストする物を言う。

新型ジムニーのエンジンスペック

・最大出力:64ps/6500回転

・最大トルク:10.5kgf.m/3500回転

・モーター:WA04A型

・モーター最高出力:2.2ps/1000回転

・モーター最大トルク4.1kgf.m/100回転

新型ジムニーのトランスミッション


現行の5速MTとCTVとなる。

 

駆動方式は?

現行のパートタイム4WDとなる。

 

パートタイム4WDとは、運転が4WDか2WDに手動で切り替えられる事を言う。

 

こちらのシステムの性能は向上し、その時の状況に応じた細かく最適な切り替えを行ないオフロードの走行のサポートをしてくれるようになる。

 

さらにはオプションで、自動ブレーキアシストが追加される。

 

・ヒルディセントコントロール(下り坂で速度を維持する)

・ヒルホールドコントロール(坂道発進をサポートする)などの装備が加わるので益々走りに期待が出来るようになる。

 

乗車定員は?

新型ジムニーでも定員数は変わらず4名のままだ。

 

5名や6名乗れる車種になる事を期待しているユーザーも多くいるが残念ながら4名のまま。

 

そもそも軽自動車なので4名が限界だ。

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新型ジムニーの価格はいくら?


フルモデルチェンジでジムニーの価格はいくらになる?

現行ジムニーの価格は、

 

XG

4WD 5MT:1,296,000円

4WD 4AT:1,407,240円

 

XC

4WD 5MT:1,514,160円

4WD 4AT:1,625,400円

 

新型ジムニーの価格は現行よりも値上がる事となる。

 

130万円~175万円設定がもっとも有力だ。

 

万が一ハイブリッド設定など新しいモデルが出た場合は200万円オーバーとなる。

 

新型ジムニーの発売時期はいつ?


発売時期の正確な情報はなく、2017年5月頃との見方が強かった。

 

ジムニーはいまだ2度しかフルモデルチェンジがされていない。

 

45年の歴史を持つジムニーでは各モデルがかなりのロングモデルであった。

 

・初代ジムニー11年

・2代目ジムニー17年

 

ここに来て2018年にフルモデルチェンジされると、現行ジムニーが発売されて20周年となるので20周年記念にフルモデルチェンジされるとの見方が強くなっている。

 

なお、日刊工業新聞にも2018年発売との記事が出た事がある。

 

“スズキジムニー20年ぶり全面改良へ”

 

この為、2018年新型ジムニー誕生説が濃厚となっている。

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