日産新型マーチ【マイクラ:MICRA】2017年発売!ターボ復活

新型マーチMICRAマイクラ 画像

日産の新型マーチ(MICRA:マイクラ)が遂に2017年夏にフルモデルチェンジされ発売される。マーチターボも復活されそうだ。新型マーチの価格やエンジン、燃費、ボディサイズなどを解説


日産5代目マーチについて

日産の新型マーチの姿が明らかになった。

 

欧州市場は、世界中のBセグメントの中で最も台数も多く、競争が激しい。

 

そんな市場で日産は、トップをとる事を目標にしているとゴーン社長は公言している。

 

それを担うのが新型マーチ(MICRAマイクラ)だ。

 

2016年度のパリモーターショーで1番注目されたのはこのマイクラ(マーチ)だ。

 

その姿が公開された時は誰もが驚いたと言う。

 

と、言うのも新型マイクラ(マーチ)は今までの姿とは全く違う姿で誕生したからだ。

 

現行マーチを思わせないその新型は、まずボディサイズが明らかに大きかったのである。

(新型マーチのエクステリアデザイン画像)
(新型マーチのエクステリアデザイン画像)

今回のフルモデルチェンジでマーチはもう5代目となる。

いつの間にか随分と長い歴史を持っている。

 

新型は過去の、どのマーチよりも丁寧に開発されていると言う。

 

2017年夏に発売されるこの新型は姿を大きく変えてくる事となる。

 

そんな新型マーチのフルモデルチェンジの最新情報を見ていこう。

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新型マーチ(マイクラ)は何がどう変わるのか


(画像は次期マーチと噂された「スウェイ」)
(画像は次期マーチと噂された「スウェイ」)

まず現行マーチのボディサイズを見ていこう。

【現行マーチのボディサイズ】

 

全長:3,825mm

全幅:1,665mm

全高:1,270mm

ホイールベース:2,450mm 

マーチはこのコンパクトボディと、誰もが買いやすい低価格を売りにしていた車種だ。

 

個性的なデザインは高評価で、4代目マーチの値段は140万円を切る価格となっている。

 

これだけ見ると悪くなさそうだが、この価格の安さに問題があった。

 

新興国では価格を抑える為に行って生産した事が仇となってしまったのだ。

 

新興国での販売拡大を狙っての値段設定だったが、価格では勝負できていたものの、その分ライバル車種に質感で劣ってしまったのだ。

 

日本導入モデルのマーチの生産はタイで行っている。

 

これにより、「安くて質があまりよくないクルマ」と言うレッテルを貼られてしまったのだ。

 

しかし、5代目へと生まれ変わる日産の新型マーチでは、今までのイメージを一新して来るのだ。

 

まず、新型マーチではボディサイズが大きく変わる事に注目したい。

 

今までのマーチとは全くの別物のボディを手に入れる事となる。

新型マーチのボディサイズはホンダフィット以上


(フィットよりも一回り大きくなって誕生)
(フィットよりも一回り大きくなって誕生)

マーチ=小さい車と言う概念を崩す事となる新型。

 

【全長】

全長は現行よりも174mm大きくなり、3999mm

 

【全幅】

全幅は77mm大きくなり、1743mm

 

【全高】

全高については、低くなり55mm下がって1455mm

 

フィットと比較してみると、一回り大きくなっている事が分かる。

 

※フィットのボディサイズ

全長3955mm×全幅1695mm×全高1525mm

 

フィットと言えばホンダを代表するコンパクトカーで、マーチのライバル車種となる。

 

ただ、コンパクトカーなので室内の広さに納得がいかずに購入に至らないユーザーも多くいる。

 

今回日産はマーチをフィットより一回り大きくする事で新たなユーザー層を獲得する狙いがあるのだ。

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新型マーチのエンジンについて


マーチターボも復活か!?
マーチターボも復活か!?

新型マーチの注目点は大きく3つだ。

 

・ボディサイズの大幅変更

・エクステリアデザインの向上

・エンジンの変更

 

新型マーチのパワートレインについては正確な情報はまだ入っていないが、

 

信頼できる車業界関係者に言わせると、

 

3つのエンジンがラインナップされると言う。

 

「0.9Lの3気筒ターボ」「1L3気筒のNA」「1.5Lのディーゼルターボ」

 

上記3つのラインナップで誕生する予定との事だ。

 

日本で発売される際には変更される可能性はあるが、最も日本で売れるであろうモデルは、

 

「09DET」と言うエンジンを積む0.9Lダウンサイジングターボだ。

 

この新たなターボエンジンは、初代マーチに搭載されていた、

MA10ET」の最高出力76ps、最大トルク10.8kgmと比較すると比べ物にならない程強力となっている。

 

初代マーチと比べると5代目新型マーチはボディも大きく、重量も重くなるが、それでもこの強力なターボによって走行性能は向上するのだ。

 

アクセルを踏んだ瞬間の瞬発力の良さには驚くだろう。

 

・「09DET」0.9Lダウンサイジングターボエンジン

最高出力90ps、最大トルク14.3kgm

 

なお、欧州仕様では5MT設定があるので、日本でもマーチターボがかなり期待できる。

 

今、ターボ仕様の波が来ているので日産としてはこれに乗らない手はない。

新型マーチのエクステリアデザインの変更点


新型マイクラの画像

現行マーチよりも75mmも大きくなったホイールベースに55mm低くなっている全高がバランスを上手くとっており、サイドビューは走りの期待感を与えてくれそうだ。

 

重心高も下がっているので走行性能もぐっと向上する事が考えられる。

 

エクステリアデザインに関しては、

言い方が悪いが、「マーチなのに凝ったデザインにモデルチェンジしたなあ」と思わざる得ないようなつくりとなっている。

 

エッジを立てたサイドビューは目立つし、ブーメラン形状のヘッドライト、V字型のフロントグリルは最近の日産のVモーショングリルを採用して来たし、今後流行るであろう、フローティングルーフも採用している。

 

※フローティングルーフ=浮いているように見える屋根

 

日産が今まで提案してきた、デザインを高次元で融合させて開発されたのがこの新型マーチとなる。

 

何度も伝えているが、ボディサイズも大幅に変更して来てさらにこのデザインで登場する。

コンパクトカーの中でもかなり目立つ存在になる事は間違いない。

 

日産いわく、「エモーショナルジオメトリー」と言う手法を取り入れているとの事だ。

 

かなり眼を引くデザインになっている事は見れば分かるが、

 

ゴーン社長が欧州でBセグメントの天下を取ると豪語した件は、新型マーチを見る限り満更でもなさそうだ。

新型マーチのインテリア


新型マーチ マイクラ

新型マーチのインテリアはセレナを思わすようなつくりとなっている。

 

シートにボディカラーと同色の色を組み合わせる事で良い雰囲気を醸し出す。

新型マーチのコックピットの画像
新型マーチのコックピットの画像

コックピットから見る視線、ドライブポジションは低く、引き続き安定感のある走りをさせてくれる。

新型マーチの発売日や生産地など


新型マーチの欧州モデルは、ルノーのフラン工場で生産する事となり、発売時期は2017年3月だ。

 

その後、日本でも市販される事となるので、日本で発売される時期は2017年夏になるとの見方が強い。

 

となると、気になるのがその生産地だ。

 

今まではタイ生産で上手く行かなかった点を考えると日本生産もあり得ると言うが、引き続きタイで生産される見方も強い。または他の地とも考えられる..

 

生産地はまだ不明なので詳細が入り次第更新をして行く。

新型マーチの価格は140万円前後


現行車種から値上がりはほぼ無しの方向で価格設定がされる事となる。

 

現行マーチの売れている順の価格ベスト5を見てみると、

(2WD)

 

・S プラムインテリア 1,287,360円

・S  1,151,280円 

・X  1,332,720円

・X Vセレクション  1,375,920円

・G  1,557,360円 

 

ほぼ140万円以下である事が分かる。

 

この事から新型マーチの価格も、140万円前後の設定で発売してくると言う。

 

新型マーチはデザインにもこだわりを持つし、ボディサイズも大きくなるのでもう少し値上げしてくる予想だったがどうやら値上げは最低限で済みそうだ。

 

価格はほぼそのままで、室内空間は当然現行よりもアップするし、燃費向上も間違いない。

今回のフルモデルチェンジは成功と言えるだろう。

新型マーチ主要諸元表


全長

全幅

全高

3999

1743

1455mm

ホイールベース 2525mm
エンジン

直3 DOHCターボ

排気量 897cc
最高出力 90ps
最大トルク 14.3kgm
トランスミッション

6AT

価格

140万円

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