2017年以降日産で発売される新型車やフルモデルチェンジ、マイナーチェンジする車種について解説。セレナe-POWER追加や新型ジュークe-POWER、インフィニティQ30、新型スカイラインクーペ(インフィニティQ60)など
2017年の日産には大きな動きがありそうだ。
新車を発表したり、フルモデルチェンジする車種が多くある。
ノートに搭載した注目のe-POWERがセレナに搭載されたり、新型ジュークに搭載されたりと2017年は日産に注目が集まる。
e-POWERだけの年になりそうだったが、
新型スカイラインクーペやインフィニティQ30の日本発売など日産らしさも忘れてはいない。
ここでは2017年に日産がモデルチェンジしたり、新型車として誕生させる車種の特長やスケジュールをまとめていく。
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セレナe-POWER追加 6月
セレナは2016年8月にフルモデルチェンジしたばかりで、
自動運転機能などが追加され話題となった。
ライバル車種を徹底的に研究しており使い勝手が大幅に進化しており評価は高い。
さらにマイルドハイブリッド車をラインアップの中心に入れ時代に対応して来た事により更に人気を得る事になった。
そんな新型セレナの誕生から1年も経たずに追加設定される「e-POWER」。
ノートe-POWERと同じシステムを採用し、
1.2Lエンジンを発電に使用しモーターを駆動するシリーズハイブリッドだ。
ノートと同じ物を使用すると最大トルクはマイルドハイブリッド車と同等の25.9kgmを発生する。
これだけでも充分な動力性能を発揮するが、ノートで評価が高い1ペダルドライブを車重の重いミニバンでも実現出来るのかが気になる点だ。
当初はe-POWERのデビューは2017年2月か3月と言われていた。
しかし、マイルドハイブリッドが好調だった事もあり発売が2017年夏へと変更された。
燃費についてはライバル車種、トヨタのノア3兄弟ハイブリッドの23.8km/Lをオーバーして来るのは間違いない。
セレナe-POWERの価格は320万円~350万円程度だ。
セレナe-POWERのスペック
セレナe-POWERの諸元表 | |
全長 | 4690mm |
全幅 | 1695mm |
全高 | 1865mm |
ホイールベース | 2860mm |
車両重量 | -kg |
発電用エンジン | 直列3気筒DOHC、1198cc |
エンジン出力 | 79ps/10.5kgm |
モーター出力 | 109ps/25.9kgm |
トランスミッション | - |
JC08モード燃費 | 25.0km/L |
価格 | 320万円 |
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ジュークe-POWERフルモデルチェンジ 7月
コンパクトSUVを日本市場で人気にした先駆け的存在が日産ジュークだ。
誕生して7年経過するが、当時は衝撃的なデザインで誰もが驚いた。
そんなジュークも2017年7月にフルモデルチェンジを行う。
エンジンはスポーツモデルは現行車と同じで1.6Lターボの予定だ。
または、低燃費を重視したモデルになる可能性もある。
標準モデルは、ジュークe-POWERとなる。
ジュークe-POWERのJC08モード燃費は30km/Lをオーバーする。
ライバル車種であるトヨタCH-Rと比較しても負けない新型車となる予定だ。
スペックにも注目が行くがやはり新型ジュークの気になる点はそのデザインだ。
デザインは2016年のフランクフルトと2015年の東京モーターショーで公開されたショーモデル「グリップスコンセプト」を発展させたワイドフォルムの新しいデザインとなる。
新型ジュークe-POWERも斬新なデザインで衝撃を与えてくれるだろう。
ノートやセレナにも搭載されるe-POWERがいよいよジュークにも搭載される。
期待値が非常に高い1台になる事は間違いない。
新型ジュークのスペック
新型ジュークの諸元表 | |
全長 | 4200mm |
全幅 | 1780mm |
全高 | 1550mm |
ホイールベース | 2540mm |
エンジン | 直列3気筒DOHC、1198cc |
最高出力 | 79ps/6000rpm |
最大トルク | 10.5kgm/3600-5200rpm |
モーター最高出力 |
105ps |
トランスミッション | - |
JC08モード燃費 | 31km/L |
価格 |
250万円 |
インフィニティQ30新型登場 11月
プレミアムコンパクト車、インフィニティQ30のベースとなる車はベンツのAクラスだ。
ベンツAクラスは欧州Cセグメントのハッチバック車で、
そのベンツAクラスとプラットフォームを共有し、エンジンなど基本コンポーネンツも共有する。
欧州では、パワートレーンを以下の4設定としている。
・2Lガソリンターボ
・1.6Lガソリンターボ
・1.5Lクリーンディーゼル
・2Lクリーンディーゼル
では日本でインフィニティQ30が発売される際のパワートレーンはどうなるのだろうか。
日本では
・ガソリン2Lターボ(211ps)が濃厚だ。
気になる価格は400万円程度と予想される。
プレミアムコンパクト車の新型だけあり注目度は高い。
スカイラインクーペ(インフィニティQ60)フルモデルチェンジ 11月
2017年11月にインフィニティQ60が日本で発売される事になる。
日本で発売される際の名前はV37型スカイラインクーペだ。
流麗なデザインと大型なボディが特長で見る人を魅了する。
旧型のシャープな印象のフロントマスクと比べるとより精悍で力強いデザインに変化している。
エンジンの評価は高く、高回転域での振動が小さくどの回転域からでもアクセルに機敏に反応してくれる。
北米向けのエンジンの出来は良く、日産が独自に開発している、
・3L V6ツインターボエンジン
(405ps/48.4kgm)
・3L V6ツインターボエンジン
(304ps/40.8kgm)
・2L直4ターボ
(セダンにも設定される)
の3種類だ。
V6エンジンは、7速ATが組み合わされその性能を存分に引き出す。
ステアリングについては標準タイプの他に第二世代となった、
「ダイレクト・アダプティブ・ステアリング」が設定されている。
尚、ボディサイズは
全長:4690mm
全幅:1850mm
全高:1395mm と日本で乗るにはかなり大きい。
しかしその分迫力があり、デザイン映えして魅力的だ。
大型ボディ+高性能な走りで日本車離れした車種となる。
スカイラインクーペ(インフィニティQ60)のスペック
スカイラインクーペ (インフィニティQ60)の諸元表 |
|
全長 | 4690mm |
全幅 | 1850mm |
全高 | 1395mm |
ホイールベース | 2850mm |
車両重量 | 1752kg |
エンジン |
V6DOHC ツインターボ、2997cc |
最高出力 | 405ps/6400rpm |
最大トルク | 48.4kgm/1600-5200rpm |
モーター最高出力 |
105ps |
トランスミッション | 7速AT |
価格 |
約533万円 |
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