トヨタとBMWが共同で開発する新型スープラのフルモデルチェンジ最新情報を解説。性能や価格、燃費が判明。発売時期は2018年3月を予定している。
上記でもお伝えしたが、新型スープラはBMWとともに開発されるトヨタ車だ。
最新情報で市販モデルの
スペック、燃費、価格が分かった。
さらに新生スープラの特長はBMWのターボエンジンが搭載される事が分かっている。
用意されるエンジンは下記の2種類
・2L直4
・3L直6
それぞれの特徴を見ていく前にまずはスープラについておさらいしてみよう。
トヨタ・スープラとは
1978年~2002年までおよそ24年間発売されたトヨタのスポーツカーである。
24年の間に4台モデルチェンジをしている。
初代A40型/50型 1978年~1981年
日本では2代目まで「セリカXX」と言う名前が付けられている。
北米で「スープラ」と言う名前になったのには「X」が成人映画の年齢指定を思わせるからである。
2代目 A60型 1981年~1986年
初代に比べるとスポーツテイストな車種になった。
日本では1983年よりドアミラーが許可されている。
3代目(日本初代)スープラA70型1986年~1993年
発売当時のキャッチコピーは「TOYOTA 3000GT」。
これは1960年代に活躍した名車「トヨタ2000GT」の後継車種だと思わせる狙いがあった。
セリカより独立し、「SUPRA(スープラ)」の名前がついたのは1986年のこのモデルからであり、日本では実質この3代目が初代スープラとなる。
4代目(日本2代目)A80型 1993年~2002年
1993年5月「THE SPORTS OF TOYOTA」をキャッチコピーに掲げ発売開始。
特長は
新開発の電子制御サブスロットルシステム「ETCS」を初搭載した事。
当時の日本産国内向け乗用車としては初となる6速MT(ドイツ・ゲトラグ社とトヨタとの共同開発)を搭載した事などが挙げられる。
スープラは、トヨタのスポーツフラッグシップだ。
生産には時間を掛けてトヨタの多くの技術が詰め込まれている。
高剛性のボディ、エンジンなどが評価されており、
TRD等のメーカー直系以外の、他社からも多くのアフターパーツが発売されていた。
スープラの凄い所は、生産終了した現時点でもチューニングベースとして使用される事がある事だ。
そんなスープラが2018年に新型にフルモデルチェンジする。
しかもBMWとの共同開発と言うからどのような性能を持ったスポーツカーになるのか楽しみだ。
それでは以下で最新情報を見ていこう。
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新型スープラの価格
上記では、
2Lエンジンの価格が500万円~600万円
3Lエンジンの価格は800万円とお伝えしている。
こちらの情報はほぼこのままのようだ。
為替の影響もあるようだが、当初の情報通りの価格設定となりそうだ。
新型スープラはBMWが生産し、ヨーロッパより輸入販売される。
為替の影響を受けそうだがそれでも500~600万円の計画通りに進んでいる。
当初は500万円を切るとの情報もあったが、「安売り」はしてこない。
BMW Z5と兄弟車となり、同じコンポーネンツを使用するので、Z5と新型スープラとで大きく価格差が出てもいけない。
トヨタもBMWよりも遥かに安い金額で販売して「安売り」のイメージは付けたくない。
新型スープラの発売時期
2018年~2019年には発売される事は間違いない。
当初は最終デザインが決定しておらず、下記のようなデザインになるのでは?との話もあった。
しかし、このような状況下でも相変わらずカモフラージュした新型スープラのテスト走行が多く目撃されている。
ヨーロッパの公道で沢山スパイショットが撮影されている。
相変わらず偽装されてはいるが、フロントバンパーの3分割インテークを思わせる姿も捉えられている。
前後のランプ類はダミーパーツのままではあるが空力に有利となるカモメルーフ、スポイラー一体成型のリアデッキははっきりと確認出来ている。
左右がコブ状で成形されカモメルーフはこのままの状態で市販されるだろう。
このようにデザインも決まりつつある事から発売時期は2018年3月頃だと言われている。
発売時期について詳細情報が出次第更新したい。
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新型スープラのグレード詳細
トヨタの新型スープラの詳細が確定したので、こちらでまとめている。
まず性能、燃費、価格などのスペックをご覧頂きたい。
2L直噴4ターボ(Lo)
198ps/32.6kg-m JC08モード燃費:17.0km/L 価格:500万円 |
2L直噴4ターボ(Hi)
258ps/40.8kg-m JC08モード燃費:16.6km/L 価格:595万円 |
3L直噴6ターボ
340ps/45.9kg-m JC08モード燃費:14.4km/L 価格:690万円 |
新型スープラのエントリーモデルとなる、2L直4ターボ(Lo)は
198ps/32.6kgmを発生する。
それでいてJC08モード燃費は17.0km/Lとなる。
車両価格は500万円となる。
次に位置するのは、
同じ2L直4ターボの高性能バージョン。
こちらは、258ps/40.8kg-mのハイパワーとなり新型スープラは1400kgの車両重量となるが重さを感じさせない走りを見せ、
JC08モード燃費は16.6km/Lとなる。
車両価格は595万円だ。
トップモデルは3L直6ターボだ。
最高出力は340ps/45.9kg-mの予想以上のハイパワーとなる。
JC08モード燃費は14.4km/Lと3L直6ターボの割には良い。
車両本体価格は690万円だ。
新型スープラのボディサイズ
全長:4380mm
全幅:1855mm
全高:1290mm
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