
新型ヴォクシーのフルモデルチェンジは2020年。自動運転搭載か。トヨタの人気車種新型ヴォクシーと新型ノアの価格や発売時期、性能などを解説。
トヨタから新型ヴォクシー(VOXY)が誕生する。
フルモデルチェンジ時期は2020年だ。
ヴォクシーと言えばファミリーに人気があるミニバンだ。
2016年(1月~12月)のミニバンの販売台数を見てみると第2位にランクインしている。
▼ファミリーカーのランキング
1位:シエンタ 約125000台
2位:ヴォクシー 約92000台
3位:セレナ 約73000台
4位:ノア 約55000台
5位:ステップワゴン 約52400台
6位:フリード 約52000台
7位:ヴェルファイア 約49000台
8位:エスクァイア 約44000台
9位:アルファード 約37000台
10位:オデッセイ 約31000台
3人以上の子どもがいる家庭や、
皆で旅行やアウトドアなどを楽しむ場合は荷物が沢山積め、
多人数乗りに対応している、3列シートのミニバンが役に立つ。
ファミリーで使う車と言えばやはり「ミニバン」だろう。
ミニバンは軽自動車、コンパクトカーに継ぐ売れ行きがある車だ。
特に3列シートは様々なシーンで重宝する。
子ども+両親と出掛ける多人数乗りや、荷物を多く運ぶ時には持って来いだ。
そんなミニバンでも特に人気のあるのがトヨタのヴォクシー(VOXY)。
そのヴォクシーにフルモデルチェンジの話があるのでその中身は気になるものだ。
・最新の安全装備を搭載
・燃費が性能が大幅に向上
・搭載エンジンを改良
・静粛性が高まり心地よい空間
などの大幅な進化が期待出来る。
新型ヴォクシーはいったいどのようなモデルチェンジを行うのだろうか。
まずはフルモデルチェンジの情報の前に、
2017年にマイナーチェンジされるノア/ヴォクシーの情報を見ておこう。
ノア/ヴォクシー2017年マイナーチェンジ内容
ノア/ヴォクシーがマイナーチェンジされる。
発表時期は2017年7月だ。
デザインに若干の変更がある。
開発コードは341Bと名付けられ、サイドへと回り込むヘッドランプやフロントバンパーが刷新される。
現行ヴォクシーは2014年1月に発表された物なので約3年半振りに始めて外観デザインに手が加えられる事になる。
すでにマイナーチェンジのテストカーのスパイショットも出回っている。
それによると、
ランプやバンパーに新造形のパーツが用いられている。
バンパー内のインテークは中央と左右に分裂され、上品な顔つきに変更される予定だ。
新エンジン搭載か
トヨタのパワートレーンについて新型カムリに搭載されるTNGA世代の2.5Lダイナミック・フォース・エンジンがあるが、これに続いて2Lも用意されるようだ。
ダイナミック・エンジン・フォースはエネルギーロスを減らすことに着目して開発されたユニットだ。
スペックは高く、最大熱効率40%を実現する。
この2L版は、導入時には6000基用意されると言うから2017年にマイナーチェンジされるノア/ヴォクシーに搭載される可能性がある。
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新型ヴォクシーの前に、ヴォクシーってどんな車?
現行車種は2014年1月20日に発売されており、現行モデルで3代目となる。
ヴォクシーはトヨタが製造販売する5~8人乗りのミニバンで、
製造は愛知県にあるトヨタ車体富士松工場で行われている。
現行車種の価格は
ガソリンタイプで2284691円~
ハイブリッドタイプは2996509円~
特別仕様車の“煌(きらめき)”モデルは
ハイブリッドが3321000円
ガソリンタイプは2800440円~ 購入可能だ。
JC08モード燃費は
ガソリンタイプで16.0km/L
ハイブリッドタイプで23.8km/L となる。
「ライトエース・ノア」(1996~2001)と言うミニバンの後継車種として誕生した為、「ノア」とは姉妹車になる。
最大のライバルは
ホンダのオデッセイと日産のセレナだ。
発売当初は8人乗り専用車だったが、初代のマイナーチェンジ(2004年8月17日)を受けて5人乗りや7人乗りを追加している。
特別仕様車「煌(きらめき)」が初代~現行まで毎回誕生している。
エンジンは誕生よりずっと直列4気筒2.0L自然吸気のエンジンを採用している。
新型ヴォクシーと新型ノアのキャラ分け
ノア/ヴォクシーは兄弟車だ。
しかし、5ナンバーサイズを基本とする背高ミニバン市場でトップを走っているのはヴォクシーだ。
ヴォクシーは2016年に9万1868台の販売実績を残している。
この数字は2015年(9万2546台)とほぼ同じで、変わらない人気を得ている。
兄弟車であるノアの販売台数は5万8426台だ。
ノアと比較すると約1.6倍も販売台数に差を付けている事が分かる。
そしてヴォクシーの約70%が3ナンバー登録となっているエアロ系が選ばれている。
これに対してノアでは3ナンバーのエアロ系は43%しか選ばれていない。
同じ兄弟車でもしっかりとユーザーの住み分けがされているのだ。
初代ヴォクシー(2001年~2007年)

ヴォクシーが誕生したのは、2001年11月だ。
2001年の東京モーターショーにてライトエースノアの後継車種として出展された。
エンジンは、1AZ-FSEを搭載。
このエンジンは直噴システムであるD-4を採用しており、
希薄燃焼(リーンバーン)を利用するエンジンであった。
しかし、2004年8月以降に誕生した後期型ヴォクシーではCVTを採用し、それに伴いストイキD-4に改良されている。
このシステムは理想空熱比で燃焼を行なう為、
・「平成17年度基準排出ガス50%低減レベル(☆☆☆)」
・「平成22年度燃費基準+5%」を達成している。
▼主要諸元表
エンジン | 1AZ-FSE型 2.0L 直4 DOHC |
駆動方式 | FF 4WD |
変速機 |
4速コラムAT(前期型) CVTコラムシフト(後期型) |
サスペンション |
前:ストラット式 後:トーションビーム式 |
ボディサイズ |
全長:4580mm(X V)4625mm(Z) 全高:1695mm 全幅:1850mm(FF)1875mm(4WD) |
ホイールベース | 2825mm |
車両重量 | 1480kg~1560kg |
2代目ヴォクシー(2007年~2014年)

5年8ヶ月ぶりにフルモデルチェンジ。
発売日は2007年6月27日だ。
エンジンは前期モデルでは基本は3ZR-FEを搭載し、ZSグレードのみバルブマチック機構の3ZR-FAEを搭載している。
2010年4月のマイナーチェンジにより後期モデルにモデルチェンジ。
エンジンは全グレード3ZR-FAEとなった。
※両エンジンともに直列4気筒2.0L自然吸気
後期では7速スポーツシーケンシャルシフトマチックを全車に搭載し、「平成22年度燃費基準+25%」を達成した。
ノア同様、2代目までアナログセンターメーターを搭載している。
Z/ZSのみ、ライバル車種である日産セレナ同様にワイドタイヤを装着し全幅を1720mmへ拡大し3ナンバーサイズとなった。
2代目ヴォクシーの月間目標販売台数は5000台と発表された。
この数値を見ると現行ヴォクシーがいかに人気車種に上り詰めているかが分かる。
毎回上手い具合にフルモデルチェンジを行ない、
ユーザーが「欲しがる、求めている車」に進化したのだ。
今の地位を築いたのはヴォクシーの性能そして、その広報戦略にもある。
ヴォクシー(VOXY)のCMをまとめてみると、
主演しているタレントとキャッチコピーでユーザー(特に男性)の心を掴んでいる事が分かる。
【初代】 主演:トータス松本 キャッチコピー:I am a father.
主演:反町隆史 キャッチコピー:俺には、キミをカッコよくする義務がある。
【2代目】 主演:反町隆史、布袋寅泰、浅野忠信 キャッチコピー:父になろう
【3代目】 主演:瑛太 キャッチコピー:俺。父。俺。/父子の時間は限りあるもの |
このように、人気タレントをCMに起用し、キャッチコピーと共に、
「家族が増え、ミニバンを必要とする若いパパ達」へプロモーションしている事が分かる。
この戦略が成功しているのだ。
「ヴォクシー = 格好良い(男らしい)ファミリーカー」 と言うイメージが浸透している。
「家族で使えて、パパが運転したい車」と言う広報戦略によりヴォクシーは今の地位を築いているのだ。
ライバルの日産セレナはヴォクシー程、「男らしいイメージ」はない。
ステップワゴンには男らしいイメージはあるのだが、現行車種のデザインは地味過ぎていまいちパッとしない。
家族で車を運転するのは男性(パパ)がほとんどだが、
その層に見事にアプローチ出来ているヴォクシーがライバル車種に1歩リード出来ている理由なのだ。
▼主要諸元
エンジン |
3ZR-FE型 2.0L 直4 DOHC 3ZR-FAE型 2.0L 直4 DOHC VALVE MATIC |
駆動方式 | FF 4WD |
変速機 | CVTインパネシフト |
サスペンション |
前:ストラット式 後:トーションビーム式 |
ボディサイズ |
全長:標準車 4595mm Z/ZS 4640mm 全高:標準車 1695mm Z/ZS 1720mm 全幅:FF 1850mm 4WD 1875mm |
ホイールベース | 2825mm |
車両重量 | 1530kg~1730kg |
3代目ヴォクシー(2014年~)

2代目誕生より約6年6ヶ月でフルモデルチェンジ。
エクステリアはノアと共通させ、
ヴォクシーとノアの発売後、トヨタ店・トヨペット店向けの姉妹車「エスクァイア」を発売開始した。
3代目より、センターメーターを廃止し、オーソドックスなアナログメーターを使用。
エアロ仕様のZSは引き続きラインナップに入れている。
フルモデルチェンジの内容は
・デザインの変更
・室内空間の効率化
・走行性能の安定
・省燃費性の向上 だ。
デザインコンセプトは「EMOTIONAL BOX(エモーショナルボックス)」。
外観からでも室内の広さが分かるような箱型にしており、ヘッドランプと連続する上下2段構成のフロントグリルを採用し、男らしく力強いエクステリアデザインは好評である。
ヴォクシーは「NETZ(ネッツ)」の専売車種な為ネッツエンブレムを強調したデザインにもなっている。
室内にも手を加えた点にも注目したい。
ステップワゴンなども取り入れている低床フラットフロア仕様にし全高を25mm下げている。
乗り降りが楽になる以外にも横風などの揺れにも強くなっている。
全高が下がったにも関わらず、室内高は60mm高くなっている為、室内空間の居住性は格段に上がっている。
また、荷室フロアは60mm下げ3列目シートの収納に手を加えているので荷室空間も効率化されている。
操舵性能を向上させるために、サスペンション構造も変更し、旋回時のスムーズな動き、車体の無駄な動きをなくしている。
この為、横揺れなどが抑えられ静かな走りを可能にする。
ラインナップではハイブリッドを設定しミニバンのハイブリッド化を牽引した。
エンジンはハイブリッド車は2ZR-FXE型(1.8Lアトキンソンサイクルエンジン)+モーターを組み合わせたリダクション機構付THS IIを採用。
ガソリン車は先代同様の2.0Lの3ZR-FAE型だが、改良を行ない、アイドリングストップ機構を採用した。(一部グレードを除く)
▼主要諸元表
エンジン |
3ZR-FAE型 2.0L 直4 DOHC(ガソリン車) 2ZR-FXE型 1.8L 直4 DOHC(ハイブリッド車) |
駆動方式 | FF 4WD |
変速機 |
Super CVT-i(ガソリン車) 電気式無段変速機(ハイブリッド車) インパネシフト |
サスペンション |
前:マクファーソン・ストラット式 後:トーションビーム式 (スタビライザー付) |
ボディサイズ |
全長:標準車 4695mm ZS 4710mm 全高:標準車 1695mm ZS 1730mm 全幅:FF 1825mm 標準車/4WD 1865mm ZS/4WD 1870mm |
ホイールベース | 2850mm |
車両重量 | 1570kg~1680kg |
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新型ヴォクシーのフルモデルチェンジ時期について

ヴォクシーのフルモデルチェンジ時期は2020年としているが、2019年にフルモデルチェンジする可能性もある。
と、言うのもヴォクシーのモデルチェンジの間隔が2代目、3代目とおおよそ6年だからだ。
初代から2代目へのモデルチェンジの間隔は約5年8ヶ月。
2代目から3代目へのモデルチェンジの間隔は約6年6ヶ月だ。
3代目が誕生したのは2014年1月20日だ。
2014年から6年後にフルモデルチェンジされるとしたら2020年の1月と言う事になる。
しかし、
新型ヴォクシー(4代目)は6年待たず、2019年の夏前に発売される可能性もある。
その理由はホンダのオデッセイやステップワゴンのフルモデルチェンジにある。
新型オデッセイは2018年に。
新型ステップワゴンは2019年に発売されるとの情報がある。
また、日産セレナも2016年にモデルチェンジを行ない現在売上が好調だ。
オデッセイ、ステップワゴン、セレナなどライバル車種のモデルチェンジを見越して開発が早まる可能性も充分あり得るのだ。
ヴォクシーだけ、3代目(2014年誕生)の現行車種で新型オデッセイや新型ステップワゴン、などを相手にするのは厳しいのだ。
フルモデルチェンジ後も“煌”の設定はあるのか

ヴォクシーの特別仕様車「煌(きらめき)」。
フルモデルチェンジされた後の、4代目ヴォクシーにも設定はされるだろう。
ヴォクシーの煌は3代連続でラインナップされているのだ。
特別仕様車「煌(きらめき)」のラインナップは定番化しているので、
新型ヴォクシーの煌モデルも設定される可能性は非常に高い。
煌モデルと標準モデルの違いは、外観のデザインやインテリア、カラーなどにある。
・フロントグリルモール
・フロントグリル
・バックドアガーニッシュ
・LED
・ミラー
・アウトサイドドアハンドル
・フロントマスク
などの塗装に特別感を加え標準モデルと差別化を図っている車種だ。
インテリアも煌仕様にし、より上質な色使いなどで質感を向上させている。
4代目ヴォクシーにも特別仕様車は設定され「煌」モデルをそのまま引き継ぐ事になるだろう。
ただし、モデルチェンジ内容などに関してはまだ不明な点が多い。
新型ヴォクシーの価格
新型ヴォクシーの価格はフルモデルチェンジ後も大幅な上昇はない。
最新の安全装備を搭載し、省燃費性能も向上し、室内空間もより効率化され、車のスペックは大幅に上昇するが価格はうまく抑えられている。
価格アップは高く見積もっても+20万円程度との事。
現行ヴォクシーの価格を見てみよう。
ガソリン車の価格
X“C Package”:2254255円~2489891円
X:2449637円~2821000円
V:2695091円~2930727円
ZS:2708837円~2933673円
ハイブリッドの価格
HYBRID X:2996509円
HYBRID V:3106473円
HYBRID ZS:3229200円
特別仕様車 HYBRID ZS“煌(きらめき)Ⅱ”の価格
3321000円
ZS“煌(きらめき)Ⅱ”の価格
2800440円~3025080円
新型ヴォクシーは上記の値段より大きくはみ出る事はない。
ガソリン車の売れ筋モデルでは280万円程度。
そしてハイブリッド車の売れ筋は330万円程度となる見込みだ。
価格に関してはフルモデルチェンジの発表前後に確定する事が多い。
詳細に関しては情報を入手次第、追ってこちらにて更新をしていく次第だ。
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