トヨタ新型カムリハイブリッドとガソリン7月10日デビュー

新型カムリ 画像

新型カムリがフルモデルチェンジ。価格は?ハイブリッドとガソリン設定。発売時期や、スペックなどを詳細に解説。


7月10日に発表決定

新型カムリのフルモデルチェンジ最新情報
新型カムリはハイブリッドとガソリン設定

トヨタカローラ店専売で扱われていたセダン、カムリがフルモデルチェンジを行う。

 

カムリのフルモデルチェンジについては色々な憶測が飛び交っていた。

 

発売時期やハイブリッド設定だけなのでは?などだ。

 

「2016年秋や2017年1月などに発売される。」

と言われて来ていたがここにきてようやくフルモデルチェンジ時期が確定した。

 

2017年7月10日にいよいよフルモデルチェンジされる事となった。

 

今まではカローラ店のみの扱いだったが、新型カムリは

 

トヨタ店は勿論、トヨペット店、ネッツ店を含めた全系列店の扱いとなる。

トヨタの新型カムリフルモデルチェンジ画像


日本初公開:新型カムリ画像
日本初公開:新型カムリ画像

トヨタにより、新型カムリの画像が公開された。

カムリフルモデルチェンジ画像
新型カムリ フルモデルチェンジ最新情報

【開発コンセプト】

 

1、走りや乗り心地などクルマとしての基本性能を鍛えこむ(Performance: 性能)とともに、先進技術・機能を通じ環境性能や安全性を更に高めていく(Intelligence: 智能)

 

2、この二つの要素を徹底的に追求することで、両者が相まって数値では表せない価値を生み、カムリをお客様の五感に訴えるクルマに昇華させる(Experience: 官能)

新型カムリの室内画像


公開された新型カムリのインテリア
公開された新型カムリのインテリア

古臭いイメージを一新し、エクステリア、インテリアとも、若者にも乗ってもらえるような車種に仕上がっている。

 

注目したいのはカスタムだ。

新型カムリのカスタマイズ画像
新型カムリのカスタマイズ画像

カスタムモデルでは、今流行りのゴツい顔つきに仕上がっている。

若干オラついているが、ヴェルファイアなどを始めそれがまた流行りでもあるのだ。

8代目となる新型カムリは、カムリが培ってきた高い品質・耐久性・信頼性や実用性に一層磨きをかけるだけでなく、世界中のお客様の心を揺さぶり、所有する・操る喜びや感動をご提供することを目指した。トヨタが考える理想の次世代グローバルミッドセダンを体現すべく、開発を推進。

また、「もっといいクルマづくり」に向けた「Toyota New Global Architecture※」(以下、TNGA)による構造改革をこれまで以上に推し進め、プラットフォームに加えパワートレーンユニットも一体的に開発することで、エモーショナルで美しいスタイルや、意のままの走りを実現した。

 

新型カムリはマークXやSAIと統合


今までカローラ専売だったカムリだが、新型では全系列店で販売される事になる。

 

トヨタが販売網をひろげるのには理由がある。

 

トヨタの人気車だったマークXSAIと統合させるからだ。

 

この2車種と新型カムリを統合させる事により、カムリ自体フルモデルチェンジで中身が大きく変わる。

 

まずは統合される2車種をみてみよう。

▼マークX

新型カムリとマークXは統合される

言わずと知れたトヨタが発売する4ドア高級セダン

 

現行車種はマークⅡの後継車種で、

 

コロナⅡ時代を入れると通算で11代目となる歴史ある車種だ。

 

現行は2009年10月発売モデルで2016年11月には2度目のマイナーチェンジを受けている。

 

グレードはスポーツタイプも含め

・350RDS

・250RDS

・250S/250S Four

・250G/250G Four

・250G“F package”/250G Four“F package”

と多彩である。

▼SAI

トヨタSAIもカムリと統合

トヨタではプリウスの影に隠れ気味だが、実はプリウスの発売以来2車種目のハイブリッド専売車だ。

 

高級路線で発売されており、プリウスの上位版にあたり先に発売されていたレクサスハイブリッド(HS250h)とは姉妹車となる。

 

車両本体価格は3,303,818円~4,339,637円

 

静粛性や乗り心地も高めで性能は良い。

 

しかし知名度も低く、プリウスやアクアにおされている。

新型カムリのデザインや画像


画像 新型カムリ
画像 新型カムリ

新型カムリはキーンルックを採用する。

 

キーンルックとはトヨタの車両のフロントデザインを指す。

 

特長は、中央に備えるエンブレムを中心に、ヘッドランプまで意匠がV字型に広がっている。

 

今回のフルモデルチェンジを受け、

 

フロントマスクはかなりシャープな印象になる。

 

これもマークXやSAIを統合する影響だろう。

▼以前の情報

・LED採用のリアコンビランプは横長

・バンパー下部から顔を出すエキゾーストは4本出しになっている

・バンパー左右にはコンビランプから続くスリット状のガーニッシュ

・スポーツグレード専用に採用されるメッシュグリル

・ドアミラーはフラッグ式

・フェンダー後端にダクト風のガーニッシュが備わる

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新型カムリの性能


画像:新型カムリ
画像:新型カムリ

新型カムリはマークXやSAIと統合される事から中身が大きく進化する。

 

まずはハイブリッドについて見ていこう。

採用するハイブリッドについて


新型カムリでは、

 

2.5L用のトヨタハイブリッドシステム(THSⅡ)を一新させ、

 

TNGAの新開発4気筒、直噴2.5L「ダイナミックフォースエンジン」を使ったハイブリッドを搭載する。

 

これは、

 

熱効率が41%と言う超高効率ユニットだ。

 

燃費性能などにも大きく影響してくる事となる。

 

日本仕様の新型カムリはハイブリッド専用車と言われていたがガソリン車も用意される。

 

FFと4WD設定もありだ。

■パワートレーンユニット

TNGAにより構造や構成を全面的に作り直し、高い走行性能と環境性能を両立させた新型エンジン「Dynamic Force Engine」の初採用モデルとして、直列4気筒2.5L直噴ガソリンエンジンを設定。

 

ガソリン車、ハイブリッド車ともに世界トップレベルの熱効率を達成すると同時に、レスポンスや トルクを向上することで、燃費と動力性能の大幅向上を実現

ガソリン車について


Direct Shift-8ATを採用。

 

こちらも全面的に刷新されたエンジンで、世界トップレベルの伝達効率を実現している。

 

多段化、ロックアップ領域の拡大など運転がしやすい操作性を実感できるだろう。

新型カムリの燃費性能


TNGAの新しいパワーユニットを搭載する事により様々な恩恵を受ける事となる。

 

・動力性能は10%アップ

・燃費性能を20%引き下げる

 

これにより新型カムリのJC08モード燃費が分かってくる。

 

現行モデルの最も燃費性能の良い車種は

JC08モード燃費:25.4km/Lとなる。

 

これに+20%アップとなるわけだなので、

 

新型カムリのJC08モード燃費は30.5km/Lとなる。

 

1番売れるであろう売れ筋グレードでは28.0km/Lとなる。

 

アッパーミドルセダンとしては驚異的な数字で誕生する事となる。

ボディサイズ


新型カムリの車体の大きさについても判明した。

 

開発陣の中で「セダンクラスで最大ボディ」と企画を立てているとの情報まであった事から

 

セダンの中でに大きいサイズになり、日本では受け入れ難いのでは?

 

と疑問が残っていた。

 

 

しかし、最新情報によると、

 

現行モデルに比べると全高が25mmも低くなっている事が分かる。

 

現行カムリのボディサイズは

全長:4850mm

全幅:1825mm

全高:1470mm

ホイールベース:2775mm

 

新型カムリのボディサイズは

全長:4880mm【LE/XLE】(+30)

   4895mm【SE/XSE】(+45)

全幅:1825mm(±0)

全高:1445mm(-25)

ホイールベース:2825mm(+50)

 

※()内は現行モデルと比較した数字。単位はmm

 

全高が25mm低くなりスポーティらしさが増すが、

これはTNGAシャシーによるもので、背は低くなものの、室内空間の広さは従来以上の広さを確保してくれる。

 

日本でも十分受け入れるサイズで発売されるようだ。

 

TNGAシャシーを採用し、全高が低くなった事で

流麗でスポーティなエクステリアデザインは若い世代をも巻き込むだろう。

■新型カムリのプラットフォーム

TNGAに基づきプラットフォームを刷新(GA-Kプラットフォーム)。

 

低重心化、ボディ・フロア剛性強化、エンジンのマウント位置見直しのほか、リヤに新サスペンションを採用するなど、クルマのパッケージ全体を一新することで、操縦安定性や乗り心地などの性能を幅広く向上

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新型カムリの安全装備


新型カムリは先進安全装備が備わる
新型カムリは先進安全装備が備わる

フルモデルチェンジにより、

 

トヨタセーフティーセンスPの標準装備車も設定される。

 

▼トヨタセーフティセンスPとは

・ミリ波レーダーと単眼カメラを用い、総合的な制御により、クルマだけではなく歩行者も認識する歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティをはじめ4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージの事だ。

新型カムリの価格


新型カムリの発売時期は2017月頃だ。

 

気になるのはその価格だ。

 

価格は現在でははっきり分かってはいないが、

 

FF車で330万円~400万円前後となりそうだ。

新型カムリスの主要諸元表

新型カムリのスペック
全長

4880mm(LE/XLE)

4895mm(SE/XSE)

全幅 1840mm
全高 1445mm
ホイールベース 2825mm
車両重量 1550kg
エンジン 直4 2.5LDOHC+モーター

エンジン最高出力

/最大トルク

180ps/25.0kgm

モーター最高出力

/最大トルク

150ps/28.0kgm
駆動方式 FF/4WD
JC08モード燃費  28.0~30.5km/L(FF)
価格 330万~400万(FF)

今回のモデルチェンジで注目なのはやはりハイブリッドだ。

 

小型・軽量・低損失化技術をふんだんに詰め込んだ新たなパワートレーンを搭載している。

 

注目すべきは走行性能燃費性能だ。

 

高燃焼効率・高出力の新型エンジンは、優れた動力性能・低燃費を実現してくれる。

 

新型カムリの最新情報をさらに入手次第こちらで更新していきたい。

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