ホンダシャトルがモデルチェンジを行う。2017年に行われるモデルチェンジはフルモデルチェンジではなくマイナーチェンジだ。新型ハイブリッドを搭載しさらに性能がよくなる。価格やスペックなどを解説
シャトルのマイナーチェンジ時期は2017年~2018年
約2年前に発売された5ナンバーサイズのステーションワゴン「シャトル」。
フィットシャトルの後継車種にあたるこの車の
開発テーマは「趣味やレジャーを愉しむユーザーに合った独自の価値を最大限に反映させた車種」だ。
そのテーマに合っているように、
小さな子供がいるファミリーにも、若い層からも選ばれる車だ。
そんなシャトルだが、
2016年8月に一部改良を行った程度でマイナーチェンジは一度も行われていない。
この一部改良が行われたおよそ1年後にマイナーチェンジが行われるとの情報がある。
ここでは画像付きで新型シャトルのモデルチェンジ内容をお伝えしていきたい。
新型シャトル(マイナーチェンジ)の発売日
ホンダ車のモデルチェンジ時期は過去のモデルチェンジを見ていくと読めてくる。
シャトルの場合は以下の通りだ。
2015年4月17日 ・シャトル発売日を公表 ↓ 2015年5月15日 ・シャトル発売開始 ↓ 2015年12月17日 ・特別仕様車「STYLE EDITION」発表 ↓ 2015年12月17日 ・特別仕様車「STYLE EDITION」発売開始 ↓ 2015年12月17日 ・特別仕様車「STYLE EDITION」発売開始 ↓ 2016年8月4日 ・一部改良を発表 ↓ 2016年8月5日 ・一部改良を発売 ↓? ・シャトルマイナーチェンジ実施 |
尚、
初代フィットは発売開始から約3年後にマイナーチェンジ。
2代目フィットは発売開始から約3年後にマイナーチェンジ。
3代目フィットは発売開始から約4年後にマイナーチェンジ予定。
フィットシャトルは、発売開始から約2年2ヶ月後にマイナーチェンジ。
ベースとなるフィットやフィットシャトルと同じような間隔でモデルチェンジしてくる事が読み取れる。
その為新型シャトルへのマイナーチェンジも発売開始から3年以内に実施して来るのでは?と予想されている。
最新情報では、2017年末~2018年にかけてマイナーチェンジしてくるとみられている。
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シャトルマイナーチェンジ後のスペック
ここからはマイナーチェンジ後のシャトルのスペックをみていこう。
新型シャトルの目玉は新型のハイブリッドを搭載してくる点だ。
現行シャトルのハイブリッド設定は以下の3モデルだ。
・HYBRID
装備充実のスタンダードモデル。
【価格と燃費】
FF 1,995,000円 34.0km/L
4WD 2,189,400円 27.6km/L
・HYBRID X
快適装備をプラスしたおすすめモデル
【価格】
FF 2,195,000円 32.0km/L
4WD 2,389,400円 27.6km/L
・HYBRID Z
デザインと質感を磨き上げた最上級モデル
【価格】
FF 2,195,000円 29.6km/L
4WD 2,389,400円 25.8km/L
現行のエンジンは3モデルとも1.5L i-VTEC+i-DCDを搭載。
こちらのエンジンが変更する。
新型シャトルのハイブリッドシステム
燃費の上昇を求め、新型シャトルではエンジンをi-DCDスポーツハイブリッドシステムLEB型を搭載する。
i-DCDスポーツハイブリッドシステムLEB型は新型ハイブリッドシステムだ。
よりハイスペックなハイブリッドシステムを搭載する事によりハイブリッドらしからぬ走りを実感できる。
ステーションワゴンとして多くの荷物を運んだり、乗員人数5人でフルに乗ってもパワフルな走りを演出してくれる。
そして搭載する1番のメリットは燃費性能の向上だ。
現行のJC08モード燃費34.0km/Lをオーバーするべく、現在は目標燃費37.0km/Lで開発されている。
多人数で活躍するシャトルハイブリッドの場合は、新型ハイブリッドシステムを搭載する事によるメリットは走行性能の向上よりも燃費燃費が良くなる事の方が嬉しい。
実質燃費などは積載量や乗車人数により左右されるがそれでも実質燃費は30km/Lはオーバーしたい所だ。
■1.8L直列4気筒DOHCエンジン+モーター
最大出力:1100ps/6000回転 最大トルク:13.5kgf.m/5000回転 モーター:H1型 最大出力:29ps/1300~2000回転 最大トルク:16kgm/~1300回転 |
新型シャトル(マイナーチェンジ)のボディサイズ
全長:4400mm
全幅:1695mm
全高:1565mm
ホイールベース:2530mm
トレッド前:1475mm
トレッド後:1465mm
ボディサイズは現行とほぼ変更なしだ。
室内高が若干高くなりより、ステーションワゴンを強調する。
新型シャトルの室内の広さ
室内長:1925mm
室内幅:1930mm
室内高:1285mm
室内は若干広さを感じるようになる。
多少だが余裕のある空間を実感できるだろう。
採用プラットフォーム
今回のシャトルでのマイナーチェンジではボディサイズが少し大きくなるが、
これはアコードのプラットフォームを改良して採用するからだ。
アコードと言えば、2016年5月にビッグマイナーチェンジを行ない、
燃費向上、トランクルーム拡大、インテリアのグレードアップ、ホンダセンシングの搭載など装備も充実させている。
さらにハイブリッドシステムを「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載した。
シャトルでのマイナーチェンジでもこのアコードに採用したプラットフォームを改良して採用する事になる。
新型シャトル(マイナーチェンジ)の燃費
前述したとおり、新型ハイブリッドシステムを採用する事により燃費を37.0km/Lを達成するとと予想されている。
この燃費数値はライバル車種を大きく突き放す事になる。
最大のライバルであるカローラフィールダーの燃費33.8km/Lを超える。
しかし、カローラフィールダーも2018年春を目標にモデルチェンジを行う予定だ。
フルモデルチェンジを実施し、新型カローラフィールダーでは燃費は40.0km/L程度と言われているので出来るだけこの数値に近づけたい。
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新型シャトルの駆動方式
こちらは現行と同じでFFと4WD設定となる。
新型シャトルのトランスミッション
7速AT
新型シャトルのデザイン
エクステリアデザインんいついては大きな変化はない。
エクステリアデザインに関して大きく変化が起きる時はフルモデルチェンジの時だ。
残念ながら今回はマイナーチェンジ止まりなのでデザイン面では大きな変化は期待できない。
もともとシャトルは誕生時にフィットと差別するために、フロントマスクやインストゥルメントパネルなどに独自のデザインを施している。
デザインに関して評判は良いので大きくいじらず発売される事になる。
デザインテーマも現行の「時にスタイリッシュに、時に大胆に。さまざまな価値がこの1台に。」に沿った内容となる。
新型シャトルのインテリア
今回のインテリア変更点はUVガラスを採用する点だ。
他は従来通り落ち着いたインテリアデザインで誕生する。
テーマは「ひとつ上のクオリティへ。洗練されたインテリア。」
新型シャトルの価格
価格は現行とほぼ同じ設定だ。
ガソリンモデルでは170万円前後~発売。
ハイブリッドモデルでは220万円前後~発売。
この220万円前後のハイブリッドグレードが売れ筋となる。
ハイブリッドモデルの最高級グレードは250万円前後で発売。
新型シャトルvs新型カローラフィールダー
シャトルの最大のライバル、カローラフィールダーもフルモデルチェンジを控えている。
カローラフィールダーのフルモデルチェンジ時期は2018年夏前だと予想されている。
2017年中または2018年初旬にマイナーチェンジされるシャトル。
この2車種で悩むユーザーは多い。
どちらが買いなのだろうか。
実はカローラは世界で最も売れているトヨタ車だ。
現状の燃費は33.8km/Lだが、フルモデルチェンジする事によってその燃費は40km/Lをオーバーするとも言われている。
カローラフィールダーの前にシャトルがマイナーチェンジを行う事で一時的には燃費性能はカローラフィールダーを上回るがそれもいずれ逆転してしまう。
ステーションワゴンでは荷物を多く運んだり、アウトドアを楽しんだりと、車をよく使うユーザーが多い。
となると、実質的に気になるのは走行性能よりも室内の広さや燃費性能だろう。
その点を踏まえると、カローラフィールダーのフルモデルチェンジを見据えて、
シャトルがフルモデルチェンジし2代目となるのを待つのが良いだろう。
シャトルは今回のマイナーチェンジで燃費は向上するものの、カローラフィールダーのモデルチェンジと比べてしてしまうとその魅力はやはり減少してしまう。
シャトルのフルモデルチェンジに期待したい所だ。
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