車の買取時、査定時に車検、自賠責保険はどのくらい残っていれば良いか |
車を売る、査定する際に価格を上げる方法を解説している。車の査定が一番高く付く車検残月数や自賠責保険残月数はどのくらいなのか。また、車検残月数が無い場合でも査定価格を上げる事方法を解説。
車検の残りが一番高い時期は
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車を売る際に車検がどのくらい残っていれば高く売れるか気になるユーザーは多いはずだ。
買い取りや、査定を依頼してくるユーザーはとても多く、頻繁に行われている。
そこで、車検満了のどのくらい前に売れば一番高い価格が付くかを解説する。
どうせなら一番高い時期に売った方がお得である。
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車検取得日から6ヶ月以内
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せっかく、車検整備で高いお金を支払ったのだから、
もう少しこの車に乗っておこうと思うのが当然だ。
しかし、査定時には車検残月数の加点と、自賠責保険残月数の加点項目がある。
車検残月数の加点
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車検の残月数の加点ポイントをホンダの車で例を挙げて解説して行くので
参考にしてもらいたい。
■軽自動車
車検残月数20か月
・加点
22,000円
■フィットクラス
車検残月数20か月
・加点
40,000円
■オデッセイクラス
車検残月数20か月
・加点
46,000円
自賠責保険残月数
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次い自賠責保険残月数の加点ポイントをホンダ車を例に挙げて解説して行く。
■軽自動車
自賠責保険残月数20か月
・加点
16,000円
■フィットクラス
自賠責保険残月数20か月
・加点
17,000円
■オデッセイクラス
自賠責保険残月数20か月
・加点
17,000円
ここで、フィットクラスとオデッセイクラスの加点が同じなのは、
自賠責保険金額が同じだからである。
車検残月が、“6か月以内”ならば車検代と同じで査定価格や買い取り価格がアップする可能性が高くなるのだ。
査定価格、買取価格がアップする理由
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買い取りや下取りに入庫した車は、
中古車で販売店する時にある程度の消耗品を交換しなければならない。
中古車でも新しく販売店で販売する際にはやはり綺麗な状態にしておかなければ売れない。
しかし、車検取得から6か月以内の車を買い取れば、中古車販売店も消耗品を変える必要は少なく済むのだ。そのまま買い取った車を販売できるので買取価格がアップするのだ。
車検残月数、自賠責保険6~12か月の場合
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では、車検残月数、自賠責保険が6ヶ月を超えている場合はどうなのか。
車検残月数が6か月~12か月が一番買い取りや下取り依頼が多い時期だ。
ホンダ車を例に挙げて加点ポイントをまとめた。
■軽自動車
車検残月数12か月
・加点
7,000円
自賠責保険残12か月
・加点
9,000円
■フィットクラス
車検残月数12か月
・加点
15,000円
自賠責保険残12か月
・加点
9,000円
■オデッセイクラス
車検残月12か月
・加点
19,000円
自賠責保険残12か月
・加点
9,000円
このあたりから、下取りや買い取り時に中古車として販売されるまでのメンテナンスで消耗品交換をしなければならない傾向がある。
車検代程度の査定アップは望めないが交渉の余地はある。
車検残月数3ヶ月の場合
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車検残月数3か月の場合は査定アップは望めるのか。
車検満了ギリギリまで乗るユーザーがこのタイプである。
残念ながら車検残月数が3か月以内~どの車種にも加点がない。
経験上この辺りから査定の依頼がユーザーから一番ある。
加点が付かなくても高く売る方法はまだある。
車検残月数がなくても査定価格をアップさせる方法
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車検残数がなくても、じつは査定価格アップの方法がある。
これは車検を取得してから、1年後にむかえる12か月点検を受けることで出来る。
値段は、車種により様々だが目安としては
・軽自動車10,000円程度
・フィットクラス15,000円程度
・オデッセイクラス18,000円程度
この12か月点検を実施すると、メンテナンスノート(メンテナンス記録)にしっかりと記載される。さらに査定価格をアップさせるにはプラスで消耗品を交換していたらなおさら良い。
メンテナンスノートは大抵車検証入れに入っている。
今一度確認しておこう。
なかなか、個人が見る機会は少ないと思うが、今までの整備記録を記載しているのだ。
査定する際はそこまで確認してくる。
もし、 ノーメンテナンスだと下取りや買い取り時から消耗品が沢山でると予想されて、中々査定アップは望めないのだ。
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