車査定の基準とは

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【車の査定基準について解説】高く売れる中古車の状態とは?車検の残り月数、走行距離は関係するのか?など一般的な基準から査定協会が定めている中古車の基準などを紹介

 

車の査定方法

 

中古車査定業者の査定方法を解説
中古車査定業者の査定方法を解説

中古車を査定する方法は何を基準に行って居るのか

まず、ユーザーが査定を依頼した中古車と

新車の状態(ある一定の標準)を比較してどの程度の差があるのかを計って行く。


中古車の査定価格がいくらになるのかを判定するのだ。1台1台異なる中古車を1つの物差しで見て行く事となる。

具体的な査定基準を見て行こう。

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【査定の際に役に立つ】中古車の標準基準

 

査定で高く売るには、愛車を最も高く売れる状態に保っておく事が大切だ。

その為にはまず、一番高く売れる基準を知っておく事が大切だ。

ここでは

より高く売れる中古車の状態を解説して行く。  

【1】外装、内装は無傷である事。

=傷があればあるほど減点要因となる


【2】エンジン・タイヤ・足回り・ライトは走行に支障を来さない事。

=エンジン音の不調、ライト切れなどは減点


【3】車検の残り月数は1年以上で±0

=車検の残り月数は車検に大きく影響する。大まかな目安は

・1ヶ月未満=-4.5万円~-7万円程度

・6ヶ月以上~7ヶ月未満=-2.5万円~-4.5万円程度

・12ヶ月以上13ヶ月未満=±0

・18ヶ月以上19ヶ月未満=+1万円~2.5万円程度

・23ヶ月以上24ヶ月未満=+2.5万円~4.5万円程度


【4】走行距離数が標準である事

=当然、多く走っている車ほど減点が大きい。

走行距離の違いは査定業者により大きく異なって来る。5,000キロの差で数万円違う場合もある。そして、査定に出す車種(大きさのタイプ)によりこれまた変わってくる。

基準としては10万キロでマイナスになるとも言われていたり、2万キロからマイナス査定が始まるとも言われている。


【5】タイヤの残り溝

=タイヤの残り溝がスリップラインである1.6mm以上ある事が大切だ。

それ以下は減点対象となる。


【6】損傷減点要因が無い事

=自己修復歴、改造工作は減点。腐食や臭いも減点となる。

 

中古車査定額の算出方法

 

・査定基準価格

上記で挙げたような基準の中古車(良好な状態)の価格だ。

外観も良く、汚れもない状態。この価格から減点方式で査定価格が決まって行く。

ちなみに査定協会が支社ごとに市場実績として毎月設定して行く。


□【標準整備費、標準諸掛】

※各社で設定される。

エンジン、足回り、電飾などの標準的な整備費

=メンテナンスが掛れば掛るほど減点に

販売店の標準的な見込益

=下取りをして販売する際の利益を算出する

査定→入庫→販売までの日数による標準的な減価

=メンテナンスに要する期間なども算出する。中古車は時間が経てば経つほど減価されるのだ


□【特別調整】

※各社で設定される。

特別調整費は以下の費用の事を言う。

外注価格・部品価格・在庫回転・保証期間・販売力などを考えて中古車査定業者が各社で調整する。例えば、販売力が強く中古車を仕入れれば仕入れる程、飛ぶように売れる業者はこの特別調整費用は少ない傾向にある。


・基本価格

中古車の査定の「基本価格」とは自動車の査定業者が査定時に基本とする価格の事を言う。

中古車が標準な状態の価格だ。


□加減点

加減点基準に設定された点数を基に基本価格から直接加点、減点をする。


・査定価格

各社の下取り価格、または買取価格を言う。


まとめ

 

・査定基準価格

(査定協会が定める)

・基準価格

(査定業者が定める。加減店を定める)

・査定価格

(ユーザーに降りて来る値段)

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