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新型N-WGNのフルモデルチェンジ最新情報。Nシリーズ第四弾が新型へ。発売時期は2019年だ。価格は110~160万円で誕生。JC08モード燃費は33.0km/L。その他スペックなどを公開
Nシリーズのフルモデルチェンジが本格的になって来た。
ホンダのNシリーズのモデルチェンジスケジュールは以下の通りだ。
まずはN-BOXが2017年9月に新型へ生まれ変わった。
次いでその1年遅れでN-ONEが2018年に新型へ。
その次がいよいよN-WGN(ワゴン)だ。
N-BOXがモデルチェンジを行った事により、
N-WGN(ワゴン)のモデルチェンジが具体的になってきている。
ここではライバル車種などと比較していき、
新型Nワゴンがどのように進化するのかみていこう。
2011年12月にデビューしたN-BOXは、ホンダの新世代軽自動車を担う存在だ。
現在Nシリーズは多くの車種を用意している。
その中の1つがNワゴンだ。
2012年7月にはN-BOX+が加わった。
その年の11月にNシリーズ第三弾となるN-ONEが誕生している。
そして2013年に誕生したのが中核モデルとなるハイトワゴンのN-WGN(エヌワゴン)だ。
その後2014年12月にはN-BOXスラッシュが加わり、Nシリーズのラインナップが完成している。
一通り車種がラインナップされると次に期待されるのがフルモデルチェンジだ。
Nシリーズを開発した統括責任者は、
「シリーズが一通りそりったので次はこれらをブラッシュアップしていく」と語っている。
Nシリーズは現行車種が好調だ。
ステップワゴン、オデッセイなどのミニバンシリーズで他社に押され気味のホンダは、Nシリーズを派手に進化させ、冒険していくわけにはいかない。
N-BOXのフルモデルチェンジでもキープコンセプトをとって殆ど外観を変えていないように、新型Nワゴン/カスタムもキープコンセプトでスタイルで誕生させる。
ただし、その中身は大幅にチェンジさせてくる。
新型Nワゴンのライバルとなるのは、
スズキ「ワゴンR」やダイハツ「ムーヴ」などだ。
これらの車種と比較して明らかに劣っているのが燃費だ。
新型Nワゴン/カスタムでは燃費性能を大幅向上させる狙いもあるのだ。
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前述した通りだが、新型はキープコンセプトとなる。
見た目は現行車種とさほど変化はない。
ただし以下の性能が大きく進化する。
・クラストップのパワーでも、効率の良い燃費性能
・力強い加速
・安全性能(ホンダセンシング搭載)
・使い勝手の良さ、操安性能
・内外装のクオリティの向上
(最新のタッチパネルのナビなど)
2017年10月ステップワゴンがマイナーチェンジされた。
その際にはスパーダモデルのみフェイスの変更や、ジェルLEDヘッドライトなどを採用し、外観を大きく変更してきた。
他、ライバル車種がそうしているように「いかつさ」を増した外観となったのだ。
Nワゴンの外観はあくまでもキープコンセプトとなるが、「Nワゴンカスタム」は外観を変える事となる。
・大型グリル採用
・LEDランプ採用
・メッキパーツに磨きをかける
これらの変更を行ない、カスタム層が好む、よりアグレッシブさが増したデザインとなる。
Nワゴンカスタムでのデザイン変更も間違いなく行われる事となる。
マイルドハイブリッドを搭載する。
スズキが採用している「Sエネチャージ」同様のモーターアシスト式マイルドハイブリッドシステムを新型Nワゴン/カスタムにも採用する。
マイルドハイブリッドを搭載するのは燃費性能向上の王道だ。
新型Nワゴン/カスタムではこのハイブリッドシステムに新エンジンを搭載し、更にはボディの軽量化によってクラストップの燃費性能を目指してくる。
現行NワゴンのJC08モード燃費は29.4km/Lだ。
※ターボ車は26.0km/L
NワゴンカスタムのJC08モード燃費も29.4km/L
※特別仕様車ターボは24.0km/L
一方ライバル車種の燃費を見てみると、
スズキワゴンRマイルドハイブリッド:33.4km/L
ダイハツムーヴ:31.0km/L
新型Nワゴン/カスタムは燃費で引き離されてしまっている燃費を今回のモデルチェンジで埋めてくる。
スズキワゴンRマイルドハイブリッドの33.4km/Lにいかに近づけるかが見ものだ。
最新情報では、燃費は35.0km/Lあたりで着地すると予想されている。
今回のフルモデルチェンジで目玉となるのは、
新型Nシリーズにハイブリッドが搭載される点だ。
前述したとおりこちらは、スズキワゴンRが取り入れているSエネチャージ、
モーターアシスト付きマイルドハイブリッドを搭載する予定だ。
新型Nワゴン/カスタムでは新型のエンジンを搭載したい所だ。
発売時期は2019年となるのでまだ期間はある。
新開発エンジンを搭載するとの情報もあり、
・低速アイドリング機能付きの直噴型
が採用される可能性がある。
勿論、低燃費性能を狙ったエンジンで、走行性能も向上する。
開発が間に合えば搭載される見込みとの事で、
現行エンジン(S07A型エンジン)を大幅改良してパワーアップさせてくるとの情報もある。
しかし、2017年9月発売の新型N-BOXでは新開発エンジン「S07B型」を搭載してきた。
自然吸気エンジンは好評で、軽自動車初搭載となる、可変バルブのV‐TECエンジンだ。
そのスペックは以下の通りだ。
S07B型:水冷直列3気筒DOHC658ccエンジン | |
弁機構 | DOHC チェーン駆動 吸気2 排気2 |
総排気量 | 0.658L |
内径×外径 | 60.0mm×77.6mm |
圧縮比 | 12.0 、 9.8 |
燃料供給装置形式 |
電子制御燃料噴射式 (ホンダPGM-FI) |
使用燃料種類 |
無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク容量 |
25L 、 27L |
最高出力 | 43kW(58ps)/7300rpm |
最大トルク | 65Nm(6.6kg-m)/4800rpm |
自然吸気エンジンはターボエンジンと比較すると、パワーこそ劣るものの、走行時の気持ちよさは格段と上になる。
スムーズで気持ち良い走り心地から自然吸気エンジンを選ぶユーザーは増えてくるだろう。
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新型N-BOXがそうであったように、Nワゴン/カスタムにもホンダセンシングを全車に標準搭載する。
最新のホンダセンシングを搭載する事により予防安全性能の面でもライバル車種の上をいく。
・衝突軽減ブレーキ(CMBS)
・誤発進抑制機能
・後方誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
・LKAS(車線維持支援システム)
・オートハイビーム
・先行車発信お知らせ機能
・標識認識機能
新型Nワゴン/カスタムの進化は燃費性能や、走行性能だけではない。
インテリアにも手を加える事になる。
ただし、エクステリア同様ほぼキープコンセプトとなる。
勿論現行よりも、上質さを出すために品質向上に努めることになる。
発売時期は2019年だ。
新型N-BOXが誕生した今、次はN-ONE(ワン)をモデルチェンジし様子をみる事となる。
これらの発売が楽しみだ。
価格は110万円~160万円と予想されている。
燃費は35.0km/L。
価格については詳しい情報が入り次第追って更新をして行く。