旧型であるフィットシャトルと比べると、新型シャトルはどのように変化したのか。進化した性能を解説している。価格の比較から動力性能、エンジン、馬力、燃費、サイズ、乗り心地について徹底比較している。
どのように変化したのか
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シャトル(SHUTTLE)はフィット(FIT)を基に新しく開発された車種である。
このフィットは若い男性層~女性までにとても人気のあったシリーズだ。
今回はシャトルとフィットの比較ではなく新型シャトルの前のモデル「フィットシャトル」との違いを解説して行く。
・新型シャトルのエンジンは
直列4気筒の1.5リッターで、「ノーマルタイプ」と「ハイブリッドモデル」
・フィットシャトルは1.5リッターで「ノーマルエンジン」と1.3リッター「ハイブリッドモデル」である。
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◆価格
・1.5リッターのノーマルタイプで比較した場合
フィットシャトル15X:180万円
シャトルGタイプ:169万円
新型の方が11万円安い設定になっている。
これはオプションの違いである。旧型に標準装備されていた物が新型では選べるようになったのだ。
(別途オプション)「LEDヘッドランプ、スマートキー」
旧型には「ディスチャージヘッドランプ、スマートキー、パドルシフト」が標準装着。
新型シャトルではハイブリッドのみ上記3点が標準装備。
・ハイブリッドモデルで比較した場合
旧型ハイブリッドスマートセレクション:204万6858円
新型ハイブリッドX:219万円
新型シャトルの方が14万3142円高く設定されている。
しかしおよそ6万円する「あんしんパッケージ」が装備されている。(旧型モデルには無い)
これだけ見ると価格設定は妥当と思えるが、燃費性能の向上、乗り心地などを加味すると納得の行く設定だと分かる。
順番に見て行こう。
◇動力性能
動力性能はフィットシャトルに比べると明らかに向上している。
新型シャトルの1.5リッター「ノーマルエンジン」は直噴式を搭載している。
これにより馬力が向上しているのだ。
具体的には
132馬力(6600回転)/15.8kg-m(4600回転)となっている。
(旧型は最高出力:120馬力(6600回転)最大トルク:14.8kg-m(4800回転))
ストップからの加速の仕方がより強い仕組みになっているのだ。
車両重量も1130Kgと軽量になった為より強い馬力感を感じるだろう。
◆エンジン
新型はハイブリッドモデルな為エンジンが更に進化している。
旧型モデルが「1.3リッターエンジン」だった物が「1.5リッター」まで拡大されている。これによりモーター出力度が高まっている。モーターの出力が高まるとより強いパワーを生むのだ。
馬力は
フィットシャトルが98馬力
新型シャトルは137馬力
◇燃費
JC08モード燃費で比較して行くと
1.5リッターのノーマルエンジン
・フィットシャトル:18.8km/L
・SHUTTLE:21.8km/L
実に116%向上している事になる。
旧型に比べて新型の燃費数値は116%だ。
1.3リッターのノーマルタイプ
・フィットシャトル:25.2km/L
・SHUTTLE:32km/L(ハイブリッドX1.5リッタータイプ)
ノーマルタイプ・ハイブリッドタイプを比べて行くと燃費性能は大幅に進化している事が分かる
◆ボディサイズ
旧型フィットシャトルのボディは先代フィットをベースに。
新型シャトルは現行フィットをベースに作られた。
ベースである「フィット」は新型の方は全長が55mm伸びている。
これにより
全長:新型シャトルの全長が旧型より15mm長くなった4,400mm。
全幅:変化せずの1,695mm。(5ナンバー最高幅)
全高:5mm高くなり1,545mm。
新型になり若干大きな作りになっている。
ホイールベースでは
30mm長くなり2,530mmとなった。
これによりより安定した走りを生み出してくれる。
◇乗り心地
新型は燃費やエンジンの向上だけでなく乗り心地にも大幅な改良をしている。
まずボディやサスペンションの性能を大幅に高めている。
足元が広くなっている為、足を自由に動かす事が出来る。
またエンジンなどによる座っている時に感じる振動などを抑える作りになっている。
旧型に比べると乗り心地は快適になったと言える。
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