ホンダS660とマツダロードスター徹底比較。どちらが良いクルマなのか。性能、スペック等。日本カーオブザイヤー2015~2016ではロードスターが勝っている。どの点で差を付けたのだろうか
2015~2016年の日本カーオブザイヤーはS660とロードスターとの一気討ちになった。
結果は接戦の末、マツダロードスターの見事勝利となった。
審査員によってはS660の方を評価していた人も少なくない。
日本カーオブザイヤーの判定を振り返りつつ良きライバル関係にあるこの2車種を比較して行こう。
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日本カーオブザイヤーの点数
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これが日本カーオブザイヤーでの最終判定結果だ。
しかし最後までデッドヒートを繰り広げたのには訳がある。
それはお互い魅力的な箇所があるからだ。
例えば
ロードスターの実力は認めつつもハンドル操作はS660の方がずっと上だと評価した審査員もいる。
S660は日本でしか売れない専用シャシーから作った。
そのホンダの度胸と勇気は日本でこの車種を売る絶対的な自信があったからだ。
さらに軽自動車が主流になりつつあるこの時代に軽自動車の本格スポーツカーを投入した点もユニークであった。
ロードスターは初代からグローバルを見据えて作られた点が素晴らしい。
スポーカーを維持して行くのは難しいが、マツダはスポーツカーを率先して行く自信があったのだろう。
この車種はパッケージングから細かい部分まで丹精な物作りになっているのだ。
S660はエンジンよりも専用シャシーの良さが目立っている。
やはりスポーツカーとして考えるとエンジンによりこだわりを持たせてほしい。
パフォーマンスを100%発揮出来ないクルマと見ている審査員もいた。
マツダはハイブリッドモデルなどの要素を持たない苦しい時期があった。
しかしその中で取り組んできたのがSKYACTIVE技術。
それが開花したのだがこの車種だ。
S660(ロードスター)
全長:3395mm
(3915)
全幅:1475mm
(1735)
全高:1180mm
(1235)
室内長:895mm
(940)
室内幅:1215mm
(1425)
室内高:1020mm
(1055)
車両重量:830kg
(1010)
エンジン最高出力:47kW※64ps/6000rpm
(96kW※131ps/7000rpm)
エンジン最大トルク:104Nm※10.6kgm/2600rpm
(150Nm※15.3kgm4800rpm)
最小回転半径:4.8m
(4.7m)
ロードスターの利点は最小回転半径。
車体は大きいにも関わらずS660より勝っている。
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