新型ヤリス(4代目ヴィッツ)価格、発売時期、ハイブリッド最新情報

新型ヤリス 画像

新型ヤリス(4代目新型ヴィッツ)の発売時期、価格など最新情報をお伝えしていきたい。

ヤリスハイブリッドモデルの情報まで解説。


新型ヤリスとは

NEW YARIS 画像

トヨタのコンパクトカー市場を長年引っ張って来た「ヴィッツ」。

2017年1月にはハイブリッドモデルを誕生させ話題となった。

新型ヤリスハイブリッドも誕生するのだろうか。

 

さて、「ヴィッツ」の車名が「生誕20周年記念」を機に変更されるようだ。

 

ヴィッツはフルモデルチェンジとともに「ヤリス」の名称に変わる事がわかった。

 

新型ヤリスはヴィッツに変わって今後のコンパクトカー市場を引っ張って行く存在となるのは間違いない。

 

このヤリスとはどのような車種なのだろうか。

なぜ新型ヴィッツにヤリスの名を使うのか


画像:WRCに参戦したヤリス
画像:WRCに参戦したヤリス

トヨタは18年ぶり世界最高峰のレースWRCに参戦復帰した。

 

その時に使用されたマシーンがヤリスをベースとした車種なのだ。

 

2017年の新ワールドラリーカー規定に基づいて開発されたヤリスWRC。

 

このヤリスWRは、日本名「ヴィッツ」をベースにWRカーに仕立て上げた車種で、WRCで全車が完走を果たすなど活躍し、

 

今回のWRC参戦を機に「ヤリス」と言う名前は確実に良いイメージが定着したのだ。

 

後程解説するが、国内で「ヤリス」名を使わずに「ヴィッツ」名を使用していたのには「ヤリス」と言う言葉のイメージには問題があったからだが、今回のWRC賛成によりそのイメージが払拭された事になる。

 

WRCで活躍した車名をそのまま市販車に使用し、ユーザーに大きなインパクトを与えたいわけなのだ。

 

□WRC結果

第8戦

ユホ・ハンニネン&カイ・リンドストロームチームが総合10位

ヤリーマティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラチームが総合20位

第9戦

エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)がWRC初優勝

ユホ・ハンニネン・カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)は総合3位

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新型ヤリスの名称について


新型ヤリス 画像

トヨタでは、フルモデルチェンジを機に車名が変更される車種は少なくない。

 

例えば「オーリス」

こちらの車種も2世代目(誕生から12年)で車名変更される事が分かっている。

 

どうやら「カローラ」に統合されるようだ。

 

オーリスの車名をフルモデルチェンジを機にカローラハッチバックと変更する。

 

オーリスの弟分にあたるヴィッツ。

 

ヴィッツもフルモデルチェンジと同時に車名変更されてもおかしくない話だ。

 

今回ヴィッツのフルモデルチェンジを機にヤリスの車名に変更されるわけだが、実はヤリスはすでに海外では親しまれている名称だ。

 

国内でヴィッツと呼ばれる車種は、国外ではヤリスとして現在も販売されているのだ。

 

初代ヤリスはカナダとオーストラリアでは「ECHO(エコー)」、中国では「Vizi(威姿)」で販売されていた事もあったが2代目のフルモデルチェンジにより「YARIS(ヤリス)」に統合された。

 

尚、ヤリスの名前の由来はギリシャ神話の美の女神「カリス(Charites)」の単数形「Charis」からの造語となる。

海外ではヤリス、国内ではヴィッツが使用された訳


海外で「YARIS(ヤリス)」名が使用され、国内で「Vitz(ヴィッツ)」名が使用されていた理由は、

 

国内で「ヤリス」と言う言葉は若干下品なイメージがあったからだ。

 

・やる

・やりすぎ

 

などを連想させる為、「Vitz(ヴィッツ)」と言う名称に変更したようだ。

 

なお、海外では「Vitz(ヴィッツ)」と言う発音が「Bit(s)=男性器」と言うスラング用語に聞こえてしまう為「YARIS(ヤリス)」に変更された。

ヴィッツ(新型ヤリス)について


新型ヤリスについて

新型ヤリスの前にヴィッツについて簡単におさらいしておこう。

2017年1月に2度目のマイナーチェンジを受け、リアビューが新しくなった。

さらにはハイブリッドモデルも追加されている。

 

ヴィッツにハイブリッドが追加された事から新型ヤリスにもハイブリッドモデルの誕生も期待されているがヤリスハイブリッドモデルの誕生は少し遅れそうだ。

 

こちらの件は後程解説する。

 

トヨタのコンパクトカー市場と言えば「アクア」も人気があるが、

 

今回のマイナーチェンジにより、ハイブリッドモデルでアクアよりも広い車を求めるユーザーがヴィッツに流れるようになった。

 

待望のハイブリッドモデルを追加する事により、アクアよりも広い車種を求めているユーザーを見後に取り込んだトヨタの作戦は成功したと言えよう。

 

現行ヴィッツは現在で3代目発売開始は2010年12月だ。

 

そろそろフルモデルチェンジを期待されていたがここでマイナーチェンジを行って来たのには理由がある。

 

トヨタとしては2010年発売のヴィッツを7年目でフルモデルチェンジしたかったようだが、新型TNGAプラットフォームの完成が間に合わなかったのだ。

 

新型ヤリスではTNGA世代の新型プラットフォームを採用して誕生する事となる。

3代目ヴィッツ(ヤリス)

価格:1,473,120円~2,087,640円

(国内仕様)

乗車定員:5名

ボディ:3 / 5ドア ハッチバック

(国内は5ドア仕様のみ)

全長:3,945mm

全幅:1,695mm

全高:1,500~1,530mm

ホイールベース:2,510mm

車両重量:970~1,130kg

エンジン:

・1KR-FE型 1.0L 直3 DOHC

・1NR-FE型 1.3L 直4 DOHC

・1NR-FKE型 1.3L 直4 DOHC

・1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC

・1ND-TV型 1.4L 直4 SOHC ディーゼル ターボ(欧州仕様)

・1NZ-FXE型 1.5L 直4 DOHC

(ヴィッツHV/ヤリスHV専用)

モーター:1LM型 交流同期電動機61PS/17.2kgf·m

駆動方式:FF、4WD(国内のみ)

最高出力:

・1.0L 69PS/6,000rpm

・1.3L 95PS/6,000rpm

・1.5L 109PS/6,000rpm

・1.5L HV 74PS/4,800rpm

最大トルク:

・1.0L 9.4kgf·m/3600rpm

・1.3L 12.3kgf·m/4000rpm

・1.5L 14.1kgf·m/4400rpm

・1.5L HV 11.3kgf·m/3,600~4400rpm

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新型ヤリス(次期ヴィッツ)の発売時期


新型ヤリスで気になるのは発売時期だ。

どうやら2019年に販売開始となる見込みだ。

 

現在開発コード「PL10」と呼ばれる新型プラットフォームを開発しており、完成次第発売の見込みがたつ。

 

ヴィッツ(次期ヤリス)の過去のフルモデルチェンジ時期をみてみよう。

 

・初代1999年1月~2005年(約6年1ヶ月)

・2代目2005年2月~2010年(約5年10ヶ月)

・3代目2010年12月~

 

上記のように約6年間隔でフルモデルチェンジを行っている。

 

3代目は2010年12月に販売開始されているので、本来なら2017年1月に行ったマイナーチェンジではなく、フルモデルチェンジを行ってもおかしくはなかったのだ。

 

それだけ、TNGA世代の新しいプラットフォーム完成に余念がないのだ。

 

新型ヤリスは3代目ヴィッツの発売時期のように「年末」になりそうだ。

 

最新情報では2019年12月末~2020年初旬販売開始と予想されている。

新型ヤリスのデザインについて


画像:トヨタ「カムリ」
画像:トヨタ「カムリ」

次期ヤリスのデザインはヴィッツのキープコンセプトながら、

 

スラントノーズ(車体の前部が斜めに切り落とされている形状)を採用する事からカムリに似た湾曲を得てよりスタイリッシュな印象となる。

 

ヴィッツを色濃く残した外観になるが

シャシーには新型TNGAのBプラットフォームを採用し、全く新しい車種に進化する。

 

新型ヤリスのスパイショットなどがまだ出回っていないのが残念だが、画像など入手次第更新したい。

新型ヤリスの搭載エンジン


4代目ヴィッツとして誕生するヤリス。

新開発のTNGA、Bプラットフォームを採用すると同時にエンジンにも変更がある。

 

・1L直3ユニット(1KR型改)

ボア・ストローク比率1:2。

(トヨタ最小ボア70mm採用、ストローク86mm)

 

・1.5L直3(A15型)

(115ps/15.0kg-m)

 

この2モデルのエンジンでまずは販売開始となる。

新型ヤリスハイブリッドの発売日


現行ヤリスは、海外では国内よりも早くハイブリッドモデルが誕生している。

 

2012年6月に欧州ではヤリスハイブリッドが発売されているが、

 

この時は1NZ-FXE型エンジン(アクアと同じ)ハイブリッドシステムを搭載している

 

ガソリンモデルと室内の広さが変わらない事で話題となったが、これは駆動用バッテリーを後部座席下に置くなど室内空間に工夫を凝らしたからだ。

 

なお、ヴィッツのハイブリッドモデルは海外よりかなり遅れて2017年1月のマイナーチェンジと同時にハイブリッドモデルの販売を開始した。

 

この事からも、

 

新型ヤリスではまずはガソリンモデルが発売されてから様子を見てハイブリッドモデルを用意する事になる。

 

トヨタにしてもホンダにしても多くのメーカーは後からハイブリッドモデルを追加するのが最近のセオリーだ。

 

コンパクトカー市場では「ハイブリッドモデルなしでは戦えない」と言われているので新型ヤリスにハイブリッドモデルが誕生するのは確実だろう。

 

この時に搭載されるハイブリッドエンジンはその時の新型アクアと同じ物、またはそれを改良した物が搭載される。

 

2019年末または2020年に新型ヤリスは発売開始するのでその2~3年後の2022年頃にハイブリッドモデルは誕生するだろう。

新型ヤリスに搭載される装備


新型ヤリスには当然最新の安全装備が採用される。

 

・タブレット型センタークラスター

・プリクラッシュセーフティシステム

・レーンディパーチャーアラート

・オートマチックハイビーム

・レーダークルーズコントロール

新型ヤリスの価格


価格に関しては現行ヴィッツより若干の値上がりとなる。

 

ガソリンモデルは150万円~200万円

 

新型ヤリスのハイブリッドモデル追加はまだ先になりそうだが

 

ハイブリッドモデルは200万円~発売開始されるのが濃厚だ。

 

価格など新型ヤリスの最新情報を入手次第随時こちらで更新していきたい。

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